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2015-02-27[n年前へ]

フェルメール「真珠の耳飾りの少女」…実は「耳飾りは真珠じゃない」 

 フェルメール「真珠の耳飾りの少女」…実は「耳飾りは真珠じゃない」…という記事を書きました。フェルメールが描いた少女が身につけている耳飾りは「真珠じゃない」というのが定説ですが、その紹介記事を書いてみました。

 17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールが描いた「真珠の耳飾りの少女」は、美しい少女が口元に微かな笑みを浮かべるように見えるさまから「北方のモナリザ」とも称される名画です。オランダのデン・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵する「真珠の耳飾りの少女」は、日本でも人気高いフェルメールの中で、最も愛されていると言っても過言でない名画です。現在では「真珠の耳飾りの少女」と呼ばれているこの作品ですが、少女が身につけている「耳飾り」は、実は「真珠じゃない」というのが定説です。

 右に貼り付けた画像は、新潟県工業技術総合研究所の阿部 淑人氏が、「フェルメールが描いた少女が、ティアドロップ形状のガラス製耳飾りを付けていたら、どんな風に見えるかを試しにレンダリングしてみた」コンピュータグラフィック画像です。青と黄色のターバンのように、エキゾチックでミステリアスで、何だかとても魅力的ですね。

2015-03-17[n年前へ]

不具合続出を歌い上げる「クラリネットをこわしちゃった」…実はまさにデスマーチな軍歌だった!? 

 不具合続出を歌い上げる「クラリネットをこわしちゃった」…実はまさにデスマーチな軍歌だった!? を書きました。

 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない…ドもレもミもファもソもラもシの音も出ない…もう何の音も・グーの音も出ないデスマーチ状態で、それでも「歩け!足を進めろ!歩め!」「さぁ仲間たち!」と歌い上げる童謡「クラリネットをこわしちゃった」、実は由緒正しいフランス軍歌だったのです!?

2015-05-31[n年前へ]

「チャリンコ(自転車)」の語源・由来、「擬音・韓国語・スリ」正しい説はどれだ!? 

 「チャリンコ(自転車)」の語源・由来、「擬音・韓国語・スリ」正しい説はどれだ!? を書きました。

 2015年の現在、自転車を指して「チャリンコ」という言葉が使われることも一般的です。しかし、「チャリンコ」が自転車を意味するようになった理由は、ハッキリとわかっているわけではありません。今回は、「チャリンコ」という言葉が自転車を指すようになった経緯について調べ、どれが正しいのかを考えてみることにします。
 そして、何より一番の「自転車という言葉の韓国語読みであるチャジャンゴが日本に再輸入・変化したという説」に対する違和感を、「チャリンコという言葉がどこから広まったか」ということから、感じてしまうのです。

「チャリンコ(自転車)」の語源・由来、「擬音・韓国語・スリ」正しい説はどれだ!?






2015-07-30[n年前へ]

作詞者不詳「虫のこえ」は一体誰が書いたのか? 

 作詞者不詳「虫のこえ」は一体誰が書いたのか?を書きました。

 「あれマツムシが鳴いている。ちんちろちんちろ、ちんちろりん…」という歌詞で始まる文部省唱歌、「虫のこえ」を知らない人は、おそらくいないことでしょう。けれど、この心地良く懐かしい詞が誰の手により書かれたのか…ということについて知っている人はいない、といっても過言ではありません。なぜかというと、明治43年に発行された「尋常小学読本唱歌」から始まる尋常小学校唱歌は、”国が作ったことを強調するため、個々の歌に関する作詞者や作曲者は伏せられていて、文部省も当事者に口外しないよう指導していた”からです。そのため、時を経る間に作者が漏れ伝わった数少ない歌以外は、 その詩や曲を誰が書いたかを知る人はいない…というわけです。
 今回の記事は、ある手掛かりをもとにして、「虫のこえ」の作詞者は一体誰なのか?という謎の答えを明らかにしようとするものです。



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