2011-11-16[n年前へ]
■「お手軽スマートフォン・スタンド」を3秒・105円ナリで作ってみる!?
100円ショップのブックスタンドでiPhone(スマートフォン・ケータイ)台を作ってみました。つまり、「「お手軽ノートPCスタンド」を15秒・105円ナリで作ってみる 」と同じ「工作」を、ミニチュアサイズの「ブックスタンド」を使ってやってみました。
右上写真には、大小2つのサイズのブックスタンドが並んでいます。 小さい方のスタンドは、高さ10cmほどで、スマートフォンやケータイを乗せるのにピッタリのサイズです。 となれば、グイッと曲げて「傾斜台」に仕立ててみよう!というわけで、スプーン曲げより簡単に、指の先で軽〜く押して・曲げてみたところが、右横の写真です。 一瞬でできあがったわりには、とても良い感じの「iPhone(スマートフォン・ケータイ)台」ができあがりました。
作業机の上に置いて、実際に使い始めると、これが結構便利です。 いつでも眺めることができる、いつでも手を伸ばして操作したり、いつでも手に取ることができる、というのはとても気持ちが良いものです。
100円ショップで、お洒落な色使いのミニチュア・ブックスタンドを見つけたら、ひとつ買い求めてみると良いかもしれません。 そして、家に帰ったら、グイッと曲げて「お洒落」なスマートフォン台にしてみる、というのはいかがでしょうか?
2011-11-19[n年前へ]
■「これは凄い!最速自炊カメラソフト」と「本を捨てるという”選択”」
本の頁をパラパラ…とめくるようすをiPhoneのカメラで検出・撮影することで、書籍の電子化をするという『最速自炊カメラ「Jucie」』をiPhone4で試してみました。 試してみた結果、想像した以上に実用的であることに驚かされました。 日本語で書かれた文庫本でも、特に大きな問題もなく、かなり綺麗に読み取ることができるのです。
下の動画は「三脚にiPhone 4をとりつけ、文庫本の頁をめくり、電子化している」ところを写したものです。 (読み取りのようすを撮影するために)片手で本の頁をめくっているにも関わらず、なかなかに良い感じで読み取りを行うことができています。 参考に、この動画撮影時に読み取った実際の読み取り画像を眺めてみれば、(右手で作業風景の動画撮影・左手で頁めくり、という)その読み取り作業のラフさを考えれば、その画質に驚かれるのではないでしょうか(WEB表示用に小さくリサイズ&解像度変換しています)。
ふと、気づかされたことがあります。 それは、「裁断せずに電子化することができる」という「自由度」の高さ、裁断しなくていいという利便は、必ずしも「自由」ではないのかもしれない、ということです。
裁断して電子化をした場合、裁断済みの本を何の迷いも未練も無く捨てることができます。 しかし、裁断もせずに本を電子化した場合、電子化した本が「そのままの形」で存在し続けている、ということになります。 すると、その本というモノを「捨てる」ということが「(心情的に)しにくい」ようにも思えるのです。 本という形あるモノがそのままの形で目の前に残っていると、そのモノを離れて自由になりづらい、とも感じます。
そして、「本を裁断して、もう捨てるしかないような形にしてしまう」という電子化作業の背後には、「捨てる」という「大きな選択」が隠れていたのだな、と今更ながらに気づかされたのです。
(twitter から)
2011-12-12[n年前へ]
■たった50円で作る!?「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」
今日は(基本セットだけならば)50円ナリで、「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」を作ってみました。
スマートフォンを三脚に取り付けたくなることがあります。そんな時は、スマートフォン用「三脚取り付けアダプタ」を使うことになりますが、なかなか使い勝手の良いアダプタは見つからないものです。なぜかというと、多くの三脚取り付けアダプタは、「万力」のようにスマートフォンを挟むタイプが多いのですが、上手くスマートフォンを挟むことができなかったりするからです。縦・横・厚みなど、スマートフォンの大きさと「万力」の許容範囲が合わなかったり、あるいは、挟もうとすると液晶画面やボタン類と干渉してしまったりするからです。そこで、50円ナリで「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」を作ってみたのです。
まずは、DIYショップやホームセンターに行き、一個50円の内径1/4インチのナットを買います。内径1/4インチのナットは、カメラに備えられている三脚固定用のネジ穴と同じものです。そして、(スマートフォンを持っている人なら、きっと持っているだろう)スマートフォン用ケースに、その1/4インチ・ナットを超強力接着剤でガチッと固定してしまうのです。横位置・縦位置、カメラを固定したい方向・向きに合うように、ナットをスマートフォン用ケースに固定してしまえば「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」のできあがり、です。
私の場合は、スマートフォンを「ありとあらゆる方向」に三脚に固定することが可能なように、1/4インチナットをスマートフォン用ケースに4個もペタペタと貼り付けてしまいました。しかし、それでも「たったの50円×4個=200円ナリ」です。そんな格安コストで、スペシャルな「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」ができあがりました。
たった50円の「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」は結構便利です。あなたもひとつ作ってみるのはいかがでしょうか。
2012-04-01[n年前へ]
■iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す!
『iPhone 5の目玉機能「画像認識エージェント”ハピネス”」は四つ葉のクローバを見つけ出す!(期間限定公開)』
今年の後半に発売される予定のiPhone 5 には、画像認識エージェント 「ハピネス “Happiness”」 が搭載されます。 その画像認識エージェント「ハピネス」は、「(言葉にできない)人が見つけられないもの・けれど人が求めているものを、iPhone が見つけ出す」という機能です。
現行機種 iPhone 4s の目玉機能は、音声認識エージェント Siri でした。 Siriを使えば、音声を認識して、音声に応じて適切な処理・作業をしてくれます。 「やって欲しいこと」をiPhoneに言うだけで、音声認識エージェントSiriは色々なことをしてくれます。 しかし、Apple によれば「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というのです。この「(意外なことだが)”やりたいこと”を自分自身では見つけられない・言葉にできないユーザが少なからずいる」というApple関係者の言葉は、”ユーザ”だけでなく、”他メーカ”に対しても向けられているのではないか、と(気のせいかもしれませんが)感じました。
2012-04-06[n年前へ]
■iPhone 4にサブピクセル・レンダリングをすると978 dpiの高解像度になる!?
液晶ディスプレイを使うコンピュータ(ノート・デスクトップ)では、サブピクセルレンダリングを行うのが一般的です。サブピクセルレンダリングというのは、RGBの色素子を使って表示デバイスなら、色素子の配置も利用した上で、高解像度表示を行おうとする技術です。そういったサブピクセルレンダリング技術は各社使っていて、たとえばMicrosoft であれば ClearTypeと呼ばれています。
少し意外なことに、iPhoneやiPadではサブピクセルレンダリングは行われていません。たとえば、右の拡大写真を見ると、単純なアンチエイリアシング処理が行われているのみだということがわかります。
iPhone 4 の液晶の解像度は326 dpiですが、日本語の表示にはまだまだ不十分です。となると、iPhone 4でサブピクセル・レンダリングをさせることで、326×3=978dpi( いわゆる”相当” )の超高解像度ディスプレイにしてみたくなります。
…というわけで、作ってみたのが、次の3種の画像です(ファイル置き場)。iPhone 4/4sのユーザが(縦位置で)この画像を眺めてみれば、iPhone 4での「デバイス解像度表示」「(iPhone4/4sが用いている)アンチエイリアシング表示」「(iPhone4の色素子配置を前提とした)サブピクセルレンダリング表示」の違いを眺めることができます。
- 960ピクセル×640ピクセルでレンダリングした画像
- 1920ピクセル×1280ピクセルでレンダリングした後に、960ピクセル×640ピクセルに解像度変換することでアンチエイリシングした画像
- 960ピクセル×(640×3)ピクセルでサブピクセルレンダリングした画像
iPhone 4でこれらの画像を眺めると、「デバイス解像度表示」では解像度が十分とは言えない、ということでした。解像度が低いと、「太さや感覚の不均一さ」が目についてしまいます。そんなことを感じざるを得ないデバイスで文字を読むと、少しストレスがたまりますから、つまり、326 dpi 程度では解像力は十分ではないな…と実感させられます。
そして、「(iPhone 4/4sが用いている)アンチエイリアシング(オーバーサンプリング)表示」も「サブピクセルレンダリング表示」も濃さのムラや色ムラが気になるけれど、「デバイス解像度表示」よりは「良さそう」と思わされます。…そして、調整の大変さ・安定性を考えると、iPhone 4/4sが用いているアンチエイリアシング(オーバーサンプリング)が、(現状では)一番良さそうに思えます。