2013-02-19[n年前へ]
■ブラの”カップサイズ”が変わっても"おっぱい径"は(あまり)変わらない!という驚愕の真実
JIS規格JISL4006 「ファンデーションのサイズ」はブラジャーのカップサイズを「アンダーバストとトップバストの差」で定義しています。たとえば、アンダーバストとトップバストの差が10cmならAカップ、12.5cmならBカップ…という具合です。
実は、カップサイズ(つまりアンダーバストとトップバストの差)が変化しても、ブラジャーのカップ径(つまりオッパイの径)の大きさはさほど変わりません。たとえば、アンダー75cmの場合、カップサイズがAカップからGカップに、つまりアンダーバストとトップバストの差が10cmから25cmに2.5倍になったとしても、カップ径は10cmから15cmへと1.5倍変化するだけに過ぎません。(参考:おっぱい解析向けライブラリを書いてみる!? 第2回)
これは、とても重要な事実です。なぜかというと、もし カップサイズがブラジャーのカップ径と比例していたならば、カップサイズがAからGにアンダーとトップの差で2.5倍になるとブラのカップ径も2.5倍になり、ブラジャーの体積は2.5の3乗で約17倍にもなってしまいます。…17倍大きいおっぱいなんて、それはちょっとありえません。
しかし、ブラの”カップサイズ”が変わっても"おっぱいの半径"は(あまり)変わらず1.5倍にしかならないとするならば、AカップとGカップのおっぱい体積は1.5の3乗でほんの3倍しか違わないことになります。つまり、AカップもGカップもおおよそ同じオーダーなのです。…この数字なら、自然に納得できる値です。
以前、どこぞのアホが「「Cカップのバストなんて実在するわけがない!」ことの数学的証明」なんて記事を書いていましたが、それはバスト径がアンダーバストに(切片無しに)比例するというモデルを使ったがゆえの間違いです。
現実にはCカップは存在するし、Gカップも存在します(たぶん)。…それは、ブラの”カップサイズ”が変わっても"おっぱい径"は(あまり)変わらない!という驚愕の事実がゆえなのです。
2013-03-18[n年前へ]
■Excel 2013で描いた「おっぱい曲面 2013」
去年の今頃、Excel 2010(Windows版)を使い、「エクセル・グラフを綺麗な配色にするアプリでおっぱい曲面を描いてみる!?」と遊んでみましたが、今日は、出荷されたばかりのExcel 2013(Windows版)で同じ「おっぱい曲面 2013」を描いてみました。
Excelが標準に使う色は(互換性などの理由もあり)「何だかイマイチな色使い」ですが、半透明にしたり・色を滑らかに心地良い色にしたりすると…Excelだって「とても魅惑的なグラフ」を描き出すことができます。
もちろん、それはExcelが頑張っているだけでなく、この曲面自体の魅力が大きいようにも思います。…というわけで、今日はExcel 2013で「おっぱい曲面 2013」を描いてみました。
2013-05-05[n年前へ]
■「ブラジャーに関するフックの法則」〜1番刺激的なサイズはEカップ!?
ブラジャーのカップサイズはアンダーバストとトップバストの差で決まります。以前書いたように(おっぱい解析向けライブラリを書いてみる!? 第2回)カップサイズが変化しても、実はブラジャーのカップ径(つまりおっぱいの径)はさほど変わりません。たとえば、AカップとGカップのおっぱいは長さで1.5倍、体積で(1.5の3乗で)3倍の違いです。AカップからIカップまでの体積を実際に計算してみると、次のような具合です。
ブラジャーを支えている「力」、つまりおっぱいが動かないように抑えている力の大きさを大雑把に見積もると、ブラジャーの張力×ブラジャーのバンド幅となります。さらに、バンド幅はおおよそホックの数で近似できますが、ホック数は(多くの場合)Dカップ以下で2個、Eカップ以上では3個です。つまり、おっぱいの揺れ・動きを抑えようとする拘束力は、(同じような着け心地にしようとすると)、ホックの数に比例してDカップとEカップの間で大きく(150%も)変化するというわけです。
そこで、ブラのカップ体積(≒おっぱいの重さ)をブラの拘束力(∝ホック数)で割った値、つまりおっぱいの揺れにくさを計算してみると、それは下のグラフのようになります。Dカップまでは拘束力に対しておっぱいの重さが段々増し、Eカップで(Cカップと同じ程度)おっぱい拘束力まで強くなり、Fカップ以降は拘束力に対しておっぱいの重さが増していきます(おっぱいに対する拘束力が弱くなります)。
おっぱいの重さに対してブラジャーの拘束力が強いと、おっぱいの振動は早くなる傾向があります。もちろん、おっぱいの振動数特性に対しては、年齢(いわゆるおっぱいのヤング率)も影響を与えますが、ブラジャーの拘束力に対すると影響は小さいようです。…つまり、Eカップは「大きいけれど早く小刻みに揺れる」という「目立つ・アピールする」という点において見事なまでに最適解となるカップサイズだというわけです。
…というわけで、1番刺激的なサイズはEカップ!?だといったことを計算することができる「ブラジャーに関するホックの法則」を、今日は復習してみました。
2013-06-24[n年前へ]
■「”家族”の境界線」と「2013年 パイ・アールの事情展」
最近のtweetから。
町田のパブで飲んでいると、隣の(同業他社のグループらしき)人たちの会話が面白い。
観察した限り3社いて、まずA社マンが「家族手当がない」と言う。家族手当というのは「”家族”がいると払われるお金」のことらしい。で、次のB社マンは「あるけど、内縁はダメ」…最後に口を開いたC社マンいわく「うちは、内縁も同性もOK」と言う。…実に深い。A,B,C社…3社の間のどこかに線を引くとしたら、一体そのどこに「深くて暗い河」があるんだろうか…?
20 Jun
"聞き手が疑問に思う点を先回りするように説明を展開するので理解が深まりやすいと言われました"という文章を読む。
…先回りした説明展開というのは、入門編な気もする。聴き手が聴きたい・見たいことに(受動的に)臨機応変に応えているように思わせつつ、実はそれこそが話し手の狙い(前もって描いたストーリーに沿っている)…というのが基本だと思う。
30 May
12年前は行くことができなかったけれど、今年こそは「行こう、京都」だ!暑い京都の真夏の中で、コンチキコンチキな音を聴きつつ、京都で開催されるOPPAI ART LAB 2013 πr事情展を見に行こう!
23 Jun
「バスト表示の単位としてメーター(m)は合っていない単位だ!説」に関しては、「爆乳」という言葉の名付け親である高槻監督のサイトを見ると、132cm Oカップとか、129 Nカップとかが並んでいるので、そろそろメーター表示した方が良い時代なのかも、です。
Jun 13
2013-07-17[n年前へ]
■「10%ゼラチン・ゼリーの柔らかさ」は「おっぱいより、ほんの少し堅いくらい」という必ず役に立つ豆知識!?
食品学の本に、10%ゼラチンゼリーのヤング率は240,000 (dyn/cm^2)だと書いてありました。240,000 (dyn/cm^2)ということは、SI単位に変換すると2.4×10^4 Pa です。ヤング率は、「変形させるために必要な応力」ですから、ヤング率が小さい方が柔らかく(=軽い力で大きな変形を生じさせることができる)・大きい方が堅く(変形させるのに大きな力が必要)なります。ちなみに、ダイヤモンドのヤング率は1×10^12 Pa ほどです。
さて、乳房の脂肪組織の剛性率は 0.5〜25×10^3 Paで、乳腺組織はその数倍程度ですから、それらを合わせて考えてみると、乳房=おっぱいのヤング率は、2×10^4 Paくらいであると(超大雑把に)見積もることができます。
つまり、10%ゼラチン・ゼリーのヤング率はおっぱいのヤング率とほとんど同じくらいなのです。あるいは、それを言い換えれば、「10%ゼラチンゼリーの柔らかさ」は「おっぱいより、ほんの少し堅いくらいの柔らかさ」ということになります。
10%ゼラチンゼリーの柔らかさ・堅さがわからなかったら、その時はおっぱいの柔らかさ基準で考えてみれば良いのです。ゼラチンが少なめだからおっぱいと同じ柔らかさかな?とか、ゼラチン多めだから少し堅いおっぱいかな?と考えれば良いのです。「10%ゼラチン・ゼリーの柔らかさ」は「おっぱいより、ほんの少し堅いくらい」…これは、とても役に立ちそうな豆知識ですよね!
関連する面白い読み物:かたいプリンが大好きだ!