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2009-12-19[n年前へ]

「知っている」ことと「できる」ことは全く違う 

 齋藤孝の「なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943) 」のあとがき、から。

 できていないのに、「わかっている」と言い続ける人には、進歩がない。「知っている」ことと「できる」ことは、全く違うことだ。そのあいだには深い川が流れている。

2010-01-04[n年前へ]

自由編集可能なFEM流体解析領域に「新春書き初め」をする!? 

 眺めるだけで、感心させられるやら、ワクワクさせられるやら、何と言っても、とても夢が広がる「新春FEM書き初め

 2010年への研究開発への決意を新たにするために,FEM(有限要素法)で書き初めを行いました.
 スケッチで自由に編集できる領域中で, 有限要素法を用いた流体解析を行いました.流体は非圧縮性ナビア・ストークス流体でRe=500ぐらいです.
 なんだか、こういったもの・こういったものを作りあげる人たちを眺めていると、アントニオ猪木 に、目の前で「元気ですかーっ! 元気があればーっ!何でもできるーっ!」と叫ばれたような心地になります。

2012-07-16[n年前へ]

「あるもの・買えるもの」に落とし込めるなら「お金があれば何でもできる」 

 今朝のデイリースポーツに掲載されているインタビュー記事で(記事のための取材で)、最後にいくつか質問を受けました。

「今、一番欲しいものは何ですか?」
以前、横浜 赤レンガ倉庫近くで聞いた、ムエタイリングの上で、「元気があればぁ、何でもできるぅ〜!」「現金があればぁ、何でもぉ買えるっ〜」というムエタイ・コーチの掛声を鮮明に思い出しつつ(「元気」と「現金」があれば何でもできる)、迷い無く「お金!」と答えました。

 なんで迷い無く「お金」と答えたんだろう?…と振り返り考えてみると、「欲しいものを実現するために・手に入れるために必要なもの」を「お金で買えるもの」にまで落とし込むことさえできるなら、曖昧で形がないようものも、少しづつバラし・小さくしていけば、いつか「お金で買える何か」にまで落とし込むことができるから、多分「お金があれば何でもできる」と感じているからだ、だから(もしかしたら)「一番欲しいのはお金!」だったのだな、と気づきました。

 「お金で買えないものはない」のか、それとも「お金で買えるものなんて限られている」のかどうか…それは難しくてわかりません。

 けれど、何かしらの想像力と創造力さえあれば、「欲しいもの・実現したいもの」を「お金で買えるものたち」に落とし込むことができて、だから、お金があれば何でもできるたりするのかもしれない、と考えます。

「あるもの・買えるもの」に落とし込めるなら「お金があれば何でもできる」






2012-07-21[n年前へ]

「できない」ことの原因はひとつ(対策はふたつ) 

 何か「やりたいこと」があった時、そのやりたいことを「できない」ことも多くあります。そんな状況が多かったとしても、たいていの場合、やりたいことができない時の理由は「たったひとつ」です。できる道具や材料…つまりは「できる」準備ができていない・状況になっていないから、です。

 何かを素早くやり遂げる人たちを多く見かけます。 けれど、その多くの人たちは、何かをやりとげる道具はポケットに(ほとんど)入れていて、その道具にふさわしいボールが来たときに、すかさず(少しの調整をしつつ)バットを振って・ボールを打っているように見えます。ボールが飛んでくるより遙か前に、ボールを打つためのバットや打ち方や…色んなものをすでに携えているように見えるのです。

 それに対し、「できない」場合は、「やりたいこと」が目の前に来てから、「やるための道具」を調べたり・手に入れようとしたり・右往左往したり…という具合です。けれど、そんな風では、結局のところ、間に合わず「できない」ということが多いように思います。「やろうと思ってから、それをやるための準備をする」ようでは、ほとんどの場合「できない」のではないかと感じます。

 つまり、「できない」ことの原因は、(大抵の場合)たったひとつだけで、それは「できるための道具や材料」「できる、というカード」を(そのカードが必要な状況で)手にしていないということだ、というわけです。

 「できるための道具や材料」を手にしていない状況をもう少し細かく眺めてみると、2種類あることに気づきます。1番目は「未だ手に入れることができていない」という状況で、そして2番目は「1回は手にしたけれど、忘れてしまった(失ってしまった)」という状況です。「知らない・触れたことがない・やったことがない」というのが1番目なら、「昔はやれたこともあったけれど、今はそんなことも忘れてしまった・できない」というのが2番目です。どちらも、今現在は「できない」「”できる”カードが掌の中にない」という状況です。

 こうして書いていくと、やりたいことを「できる」ために必要なことは、

  1. 色んなことを毎日手に入れるようにする
  2. 忘れないように・思い出せるようにメモしたりする
という「実にありふれた・とても当たり前のこと」に還元されてしまう…と気づきます。「できない」ことの原因はひとつだけ「できる準備ができてない」ということで、その対策はふたつ、「知ること・身につけること」「忘れないこと・思い出すこと」なんだろう、と思うのです。



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