2012-03-18[n年前へ]
■よっちゃんイカのアタリ・ハズレを袋を開けずに見る方法
「カットよっちゃん」三杯酢…30円で買うことができて「(もう一袋さらに食べることができる)当たりくじ」まで付いているのが、いわゆるひとつの「よっちゃんイカ」です。そんな「よっちゃんイカ」の「あたり」は、実は袋を開けずとも見ることができます。
アタリ・ハズレ透視術のやり方は、とても簡単です。アタリ・ハズレが書いてある印刷部分が、あたかもピラミッドの頂点状になるように折り込み、その”よっちゃんイカピラミッド”内部に光が差し込むように照明に向かってかざしてみれば、アタリ・ハズレが浮き出てくる…という具合です。当たり前と言えば当たり前の話過ぎるかもしれませんが、そんな風によっちゃんイカを光にかざしてれみば、たとえば右下の写真のようにアタリ・ハズレが浮かび上がってきます。(浮かび上がっているのはアタリではなく、ハズレですね…)
光が差し込むようにして・差し込む光にかざしてみればアタリ・ハズレが見えてくる…と書くと、それは当たり前当たり前過ぎることに思えることでしょう。…しかし、(アタリ・ハズレ印刷部分を折り込んだ上で)光にかざすなど、少し特殊なやり方をしなければ、実は「よっちゃんイカのアタリ・ハズレのセキュリティを突破することはできません。たとえば、ただ光にかざしてみただけでは、裏に何が書いてあるかを知るのは難しい作りになっています。
つまり、よっちゃんイカのアタリ・ハズレ印刷(袋を開けて眺めたようす)を実際に研究調査してみると、そこには、実は意外に奥深いセキュリティ確保のための仕組みが隠されていたのです。…そこで、明日以降、その「よっちゃんイカのアタリ・ハズレ印刷の秘密」について、じっくり書いてみようと思います。
2012-03-19[n年前へ]
■続 よっちゃんイカ「当たりクジ印刷」の工夫の秘密
よっちゃんイカのアタリ・ハズレを袋を開けずに見る方法 で、「(特殊な配置で)よっちゃんイカの袋を光にかざすと(左の写真のように)アタリ・ハズレが見えてくる」と書きました。つまり、それを逆に言えば、ただ普通に光にかざしてみただけでは、アタリ・ハズレを透かし見ることはできない、ということです。そこには、意外に興味深いアタリ・ハズレを丸見えにしないための工夫が隠されています。
まず、誰しも一番最初に「おやっ?」と思うはずのことは、(右の写真のように)よっちゃんイカの袋を開けて眺めた時には白背景に比べて濃い灰色で描かれているはずのアタリやハズレが、それを光に透かしてみれば、(冒頭左に示した画像のように)なぜか周りより明るく輝いて透明に見える…ということではないでしょうか。
アタリ・ハズレを普通に黒インクで印刷したなら、裏から眺めた時も・透かしてみた時にも、いずれも周りより濃く見えるはずです。…ということは、逆に言うと、よっちゃんイカのアタリ・ハズレは、ただ単純に黒インクで印刷しているというわけではないのです。
よっちゃんイカの(アタらなかったので)ハズレ印刷を顕微鏡で眺めてみると、一見、中間調の黒インクで印刷されているように見えます。しかし、さらによく眺めてみると、アタリ・ハズレを描いているのは、黒インクではありません。よっちゃんイカのビニール包装の上には、まず白インクによる印刷がされた上で、その上に黒インクによる印刷がされていて、アタリ・ハズレを描いているのは実は黒インクではなく白インクの方なのです。
つまり、黒インクは周辺をベタに塗りつぶしているだけで、アタリ・ハズレの文字を(中間調の文字として)抜くように白インクによる印刷がされていてるのです。すると、包装の内側から眺めると、「背景」部分には包装ビニールのすぐ上には白インクがある(白インクの向こうに黒インクがある)のに、アタリ・ハズレの文字部は透明ビニールのすぐ上に(部分的に)黒インクがあり、クジの文字部分が黒く見える、というわけです。
このように白インクでアタリ・ハズレを印刷した上に黒インクによるベタ印刷を行うということをすると、クジ部分を透かし見てみた時には、文字部分の方が明るく輝いて白く見える、という現象が生じます。なぜかというと、透かし見た時には、白インク部分は(白インクがない場合・部分よりも)暗く見えるからです。たとえば、明るい太陽を直接眺めるよりも、白い障子越しに太陽を眺めた時の方が暗く見えることと同じように、あるいは、曇りガラス越しの太陽の方が直接太陽を直視するよりも眩しくないということと同じように、白インク越しで見る部分の方が暗く見えるのです。
アタリ・ハズレが白インクで中間調の抜き文字として描かれていて、その上を黒インクでベタ塗りつぶしがされているので、「袋を開けてみると黒文字でアタリ・ハズレが見えるけれど、透かしてみると明るい白文字として浮かびあがってくる」という現象が生じるのです。
さて、このような特殊な印刷がされているために、よっちゃんイカの袋は特殊な配置で光にかざすのでなければアタリ・ハズレは見えない(ただ普通に光にかざしてみただけでは、アタリ・ハズレを透かし見ることはできない)というクジに関するセキュリティ確保がなされます。…その仕組みについては、また明日にでも書いてみようと思います。
2013-07-28[n年前へ]
■「(テキヤの)アタリのないクジ担当バイト」とか「花とゆめ」とか「誕生日」
最近の「いろいろ」
「当たりの入っていないくじ引きで逮捕」という記事。…大学時代にテキ屋バイトをした。そこも1等の高額ゲーム機が当たるアタリは存在しなかった。大体、その1等ゲーム機自体、箱の中身なんかなかった。…しかし、もっと恐ろしかったのが(続く)
1等じゃないにしても、高めの商品が当たったら、なんのかんの言って”アタリがなかったことにしてね”と、そのクジ担当のバイトには説明がされる…ということだった。テキヤバイトの中では、クジ担当は(アタリが出たら…と思うと)実につらかった。
あと、金魚(スーパーボール)すくいも、「小さい子が100円玉握りしめて来ると…」辛かった。水に浸った「すくい紙」が破れると…その濡れた紙の何倍のもの涙が、小っちゃな子の目に浮かぶんだもの…。
白泉社40周年記念WEBサイトの「40作全巻622冊プレゼント」が欲しい!高校に入った'80sから「花とゆめ」を買い、大学時代は研究室の棚を「花とゆめ」で埋め尽くした。…あれ、一体いつから「花とゆめ」を読まなくなってしまったのだろう?
誕生日の計算問題と言えば、先日飲みながら、こんな話題になった。「何人いれば、誕生日が3連チャンで繋がっている3人がいる確率が50%を超えるか?」これも、時間が空いた時にでも挑戦してみると面白い計算パズルかも。