2008-05-21[n年前へ]
2008-08-10[n年前へ]
■サンデー毎日で「金・出世・女」を読む
かつて、サンデー毎日の編集長が『ウチの雑誌には「金・出世・女」が詰まっていればいい』と言ったという。しかし、内容からすれば、それはSPA!あたりも、「マネー」や「モテ」に満ちているような気がする。…で、(女性雑誌はさておき)男性向け雑誌のほとんどは、結局その三つの割合が変わり、さらに「他の世界」が入ってくるだけなのじゃないだろうか、という話になった。
下の画像は、その時描いたホワイトボードのコピーの一枚である。横軸は「金・出世・女」の割合で、縦軸が年齢だ。SPA!・サンデー毎日・男の隠れ家・ラピュタといった雑誌名をこんな二次元マップ上に描いてみたわけである。
縦軸の上の方に行くと、「妄想」や「桃源郷」が増えてくる。増えてくる「金・出世・女」は「妄想」であるし、ラピュタなんかは「桃源郷」の世界になる。ちなみに、LEONなんかは、中央上部に位置するように思う。
とても大雑把な「雑誌マップ」であるけれど、比較的自然な地図であるようにも感じられてくる。この「大雑把」で「単純」というところが、「男性雑誌」の一番の特徴なのだろう。
2008-09-05[n年前へ]
■アンディ・ウォーホルと"work"
四条河原町を歩いていると、古本屋のドアに貼られた「コピーの時代」と書かれたそのチラシにふと目を惹かれた。あまりに気に入ったので、琵琶湖近くにある滋賀県立近代美術館に行ってみた。
その企画展の中には、もちろんアンディ・ウォーホルもいた。そんな、アンディ・ウォーホルの言葉を眺めていると、心に引っかかる言葉が多い。たとえば、そんなものの一つがこれだ。ポール・グレアムの「知っておきたかったこと」を読み、「好奇心を持っていると、努力が遊びになる」という一節に頷(うなづ)いた人は、きっとこんな言葉に頷(うなづ)くことだろう。
Work is playそして、同じ"work"という単語で繋がるこんな言葉に目を留める人もいると思う。そんな時、自分はどこに行きたいと思うのだろうか?そこに行きたいと思う理由は何なのだろうか?そして、一体何をしたいのだろう?というという「?」マークが湧いてくることもあると思う。
when it's something you like.
I'd like to work in Europe.
But I wolud'nt do the same things,
I'd do different things.
そんな疑問への答えは、「コピーの時代」のアンディ・ウォーホルは、どのように用意していたのだろうか。
...Making money is art
and working is art
and good business is the best art.
2008-11-15[n年前へ]
■Ruby版 Win32GuiTest クラスを作りました。
(この記事の続きが「続:Ruby版 Win32GuiTest クラスを作りました。」)になります。
Ruby版 Win32GuiTest クラスを作りました。PerlのPerlのWin32-GuiTestと同じような機能を集めたものです。つまり、MoonWolf さんのWin32::GuiTestと同じようなものです。
夕方からPerlのWin32::GuiTestの関数リストを見て、それと同じようなものををつらつら書いていき、私自身が使いそうにない関数・機能が続き始めた辺りでやる気が下がってきたので、とりあえずソースコード(guiTest.rb)をここに置いておくことにします。
(コードにも入っていますが)サンプルコードは下記のようになります。これは、「ワードパッドを立ち上げて、ウィンドーを全面に持ってきて、適当に文字を入力して、その文字をコピーして数回ペーストした後に、保存せずに終了する」という具合に動きます('RichEdit20W'の部分は、クラス名からの子ウィンドゥ検索を示すために入れたので、実際にはなくても構わない部分だと思います)。
gui=Win32GuiTest.new gui.run('wordpad.exe') sleep 2 gui.setForegroundWindow( gui.findWindowLikeName('ワードパッド').first[0] ) gui.setFocus( gui.findWindowLikeClass('RichEdit20W').first[0] ) gui.sendKeys('This is a sample.{ENTER}',1) gui.sendKeys('^a^c') 5.times do |i| gui.sendKeys("#{i} ...{ENTER}") gui.sendKeys('^v') end gui.sendKeys('%f',2) gui.sendKeys('x',1) gui.sendKeys('n',1)VMware上で作業をしていることもあり、動作未確認の部分(マウス操作・ホイール操作)もあるのですが、「キーボード・マウス・ウィンドウを操作する」というGUIの基本三点セット処理にはそこそこ使える・・・と良いな、と思っています。
2008-12-02[n年前へ]
■"Win32GuiTest.exe"で「Windows操作を再現するRubyスクリプト」を自動で作る
PerlでWindowsのGui操作を記述することができるライブラリ Win32::GuiTest を Ruby に移植した Win32GuiTest クラスをバージョンアップし win32GuiTest.rb として、ここに置きました)。変更点の一つめは、"pushButton" ""pushChildButton" "sendMessage" "postMessage" "getTopWindow" といった関数を増やしたことです。
そして、もう一つが「マウスイベントとキーボードイベントをフックし、得られたマウス操作やキーボード操作を Perlのソースコードとして保存してくれる」"Win32-GuiTest Recorder"(ここに Recorder.lzh としてコピーを置いておきます)が出力したPerlのソースコードをRubyスクリプトに変更する処理を、クラスメソッドとして実装したことです。たとえば、
require 'win32GuiTest' Win32GuiTest.convertPerlScript("pl.pl")といったコードを書けば、"Win32-GuiTest Recorder"が出力したPerlスクリプト"pl.pl"をもとに、Rubyスクリプトが出力されます。(たとえば、pl.plを変換した結果がpl2rb.rbになります)。
これで、PerlユーザだけでなくRubyユーザも(とはいえ、きっとPerlを使うことができる人はRubyも使うことができるだろうし、Rubyを使うことができる人はPerlも使えるだろう・・・と思っているのですが)、"Win32-GuiTest Recorder"を使ったWindows 操作のスクリプト自動生成のありがたみを味わえる、ということになります。
ちなみに、"Win32-GuiTest Recorder"の設定は、ダイアログのチェックボタンを下に示したスクリーンショットのように(とりあえずは)ユーザが処理した待ち時間やウィンドー情報を保持しておくのと、後で便利でお勧めです。