2002-03-23[n年前へ]
■インドで考たこと Dualの有効性編
「負荷がかかる処理は用途ごとに複数台準備する方がよいのかな」には、「処理を操作・連携せさる処理を作業者がスムーズにできる限りは賛成」です。あと、単なる処理速度の話にはもう全然異議などありません。
だけど、それが実際に作業を人間がするときの話だと、少し別。「処理を操作・連携せさる処理を作業者がスムーズにできる」ってなかなかWindows環境では難しかったりする場合も多いようにも思ったりします。
例えば、ちなみに私のデスクトップのPCではMathematica、Photoshop, Premire, Illustrator, InDesighn, After Effects辺りが常時立ち上げて、連携させながら作業するわけです。片方で処理した結果をコピペしつつ違うソフトに突っ込んで処理させたり、Googleに色んなことを教えてもらいながら、VisualC++でソフトを書いてコンパイルして、何ていう風に。そんなタスク切り替えが頻繁におきる仕事が普通かどうかはさておき…。
ところが、作業するワタシは一人なので、複数のソフトを色々切り替えるのにあまりに複数のPCでやるとワンクッション入って不便なんですねぇ…。モニタやキーボードやマウスを切り替え機で切り替えるのは、面倒ですから。一応今でもドコドア+LANクリップボードで二台のPCを使ってはいるのだけど、それですでに液晶ディスプレイ三枚…。なんか居室の作業では、複数のPCを切り替える時に、自分の頭の中のタスク切り替えが上手くいかない(というか次に頭の中のタスクを元に戻すのに時間がかかるような感じがする)ので、結局二台に戻してしまいました。
プログレ・キーボード派だったワタシとしては、前は複数のPCに囲まれていたし、実験室ではそれぞれ1制御1PCで結局多数のPC群に囲まれているのですが、それが居室だとどうも感覚的にストレスがたまりましたね…。あと何よりデュアルのありがたいのはオンボロプログラムが暴走しまくっても、操作感覚は素早いままってとこ。(何だそりゃ…)
もちろん、Mathematicaなんかはネットワークがらみがちゃんとしてるので、フロントエンドだけ自分のPCでカーネルは他のPCで動かしてますし、他のUNIX系のマシンで動くソフトに関してはもちろん処理だけそっちでやらせて、自分のPC上ではXクライアントしか動いてないわけです…。こういった、ソフトの表示系と内部処理を別のマシンで動かせるようになると、複数台使っていても操作感覚は変わらないし、とても便利なんですけどWindowsだとなかなかないですよねぇ、そんなの…。
なので、ワタシはよく雑誌記事の単なるベンチマークを見ると、実際に行う作業を人間がしてるときの、操作性を確かめてみてもらいたいなぁ、と思うのです。「仕事はコンピューターがするんじゃない、人間がするんだぁ」って踊る大走査線風に言いたくなるのです。
ただ、こうも思います。ささっと違う仕事に頭を切り替えるわけには行きづらいタイプの仕事、例えばソフトのプログラマーや込み入ったメカを設計するタイプの仕事などでは、こんな風な仕事の要求はされないだろうなぁ、とも思います。
あっ、念のため、タイトルには意味無いです。あと、「それは、こーすりゃ解決さ」っていうツッコミなんがのどから手が出るほど欲しいです、ハイ。
2002-11-26[n年前へ]
■ノートPCの液晶を外部ディスプレイにしよう
前から興味があったからやってみた。まずはWindows2000のデスクトップPCにディスプレイカードを二枚さして、マルチモニター環境にする(といっても実際に繋がっているモニターは一つだけ)。で、CRTは片方だけつないで、もう片方のディスプレイは単なるダミーにする。ダミー用のディスプレイカードは遅いヤツで全然構わない。
で、そのダミーのディスプレイの方をVDACCドライバーでvncに転送する。で、ノートPCの液晶ディスプレイにその画面を表示する、という手順。あくまでサブと割り切れば結構使える操作感になった。サブでは何かのドキュメントを表示させておくだけ、とかでも結構便利だし。
もちろん、ノートPCの液晶画面はデスクトップPCのダミー画面と同じサイズ以上の必要があるが(というより、デスクトップPCのダミー画面をノートPCの液晶と同じサイズに設定して)、とりあえず「古いディスプレイカード」と「ノートPC」があるなら、試す価値はありありではないでしょうか。ハイ。
2002-12-22[n年前へ]
■3Dデスクトップ
昨日思いついたのがこんなソフト。VAIOのような液晶の裏にカメラがついているノートPC(もちろん外付けだって可だ)で、ビデオから撮影している画面をデスクトップの背景に描画するのである。ノートPCを操作する人の視点は大抵決まった場所だから、その視点から見る映像とカメラの画角を大体一致させれば、まるで液晶が透け透けで向こう側が見えるような錯覚に陥るに違いない。そうすれば、デスクトップ上のWindowなどはまるで空間に浮いて見える、というわけである。右の画像はそのイメージ図だ。
そんなソフトを試しに作ってみようかなとも思い、大体の叩き台を作り始めた。だから、あとはVAIO調達に走ろうかな。> どうでしょ?… VAIOの持ち主さま。
VAIOとかならこんな昨日は標準機能として搭載してしまいそう、かな?それとも、もうあるのかな?
2003-02-07[n年前へ]
■今日のデスクトップ
職場で、これまで使っていたI・O DATAのCBMLX2に加えて、GA-GF420/PCIをThinkpadに差して、Thinkpadの画面を三面にした。Windows XPやWindows98ならもっと簡単にできるのだろうけれど、Windows2000だとなかなか難しかった。しかも、GA-GF420/PCIが色二枚差しをするには色々と問題があって面倒だったが、とにかく三面(1450*1050+1280*1024+1280*1024)という広〜いデスクトップになった。これだけデスクトップが広いとデスクトップを散らかしてもあまり苦にならないかもしれない。
そういえば、私はよく何かに夢中になってデスクトップを散らかしっぱなしにする。色んなファイルや何かを開きっぱなしで他のことをしてしまったりする。そのせいで、色々なものをなくしてしまったような気もする。こんな自分は直したいな。
2003-04-03[n年前へ]
■変身する「壁紙」
"Ctrl + A"の画像に少し似てるこんな壁紙「1400*1050用, 1280*1024用, 1024*768用, 800*600用」。普段は何も見えないけれど、Windowsのシャットダウン時に「いろ色」が浮かび上がるはず。当然、この画像を開いて"Ctrl + A"でもちゃんと見えます。結局は、全部「モアレがタネの科学のふろく」と同じですね。
誰かのデスクトップをこの種の画像に差し替えておいて、シャットダウン時に「あっ!」と驚かせてみるのは如何です?