2009-01-29[n年前へ]
■「数字で語る」と「プロフェッショナル」
中谷巌 「入門マクロ経済学 第三版」を読んでいるとき、「内容を理解・使うことができるようになっているか、それとも、そうでないかが、数字の収支を眺めてみると、あるいは違う例を用いて頭の中で考えてみると、自動的に明らかになってしまう。
だから、この本をとても本当の意味で「なんて理解しやすいんだろう」と感じたとき、ふと「今井功の「当然!」「○」「?」」を思い出した。
「わからないこと」を無理してわかろうとしない方が良いんだ「わからないこと」というのはたいていどこかおかしい。単独の定性的なことがたくさん集まって、実際の現象は動く。だから、いくつもの項目を組み合わせたことを、定量的に話すことができなければ、きっと何かを作ることはできないのだろう。
今井功
数値で語れなければ、プロとは言えない。
今井功
2009-03-02[n年前へ]
■入門マクロ経済学の経済循環のベースモデルをSimulinkで作る
再び、中谷巌 「入門マクロ経済学」を読みながら、その中にある経済循環の図をなぞりながら、Simulinkで経済循環モデルを作ってみました。作ったSimulinkのmdlファイルは、ここ(macromodel_basic.mdl 49kB)に置いておきます。あくまで、単純なラフスケッチ・叩き台用のモデルです。
下の図が、そのモデルになります。各サブシステムの中身も、一応「それなり」の配線になっていますので、シミュレーションして動かすこともできます。とはいえ、やはり、教科書に書いてあることも、実際に自分で作って動かして、そして納得・実感してみようと思うと、これがなかなかできません。「シミュレーションで学ぶ経済学」なんていう教科書がどこかに転がっていないものでしょうか…。
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