hirax.net::Keywords::「ヤング率」のブログ



2005-02-04[n年前へ]

早稲田大学理工学部と池袋 

 池袋でPAGE 2005。早稲田大学理工学部で打ち合わせ。その後、「男のヤング率」について、「やはり、サイズを調べた上で無次元化して解析すべきだろう」とか「サイズより何よりテンションが重要ではないか?」「それは張力のテンションか?それとも、気分のテンションか?」…とか色々。 …というわけで、そんな講師陣による講習会お勧めです。何より、安いし。

早稲田大学理工学部と池袋早稲田大学理工学部と池袋






2010-01-05[n年前へ]

学生の頃に「有限要素法」をもっと活用できたなら… 

 手描きFEMなどを眺めていると、学生時代にもっともっと色々な科学・工学・技術をきちんと学んでおけば良かった、もっと何かに打ち込むべきだった…と、つくづく後悔してしまう。

 学生時代に、ボーリングした穴の形状変化を計算するために、有限要素法(FiniteElement Method=FEM)を勉強した。その時に参考書代わりに使ったのが「森博嗣 著、 C言語による有限要素法入門」だ。
 まさか、その後この本の作者がミステリーを量産し、そしてまさか自分がFEMで「巨乳アナライザー」の作成に挑戦することになるとは思いもしなかった。時の流れは・・・時にほろ哀しいものだ。

有限要素法でおっぱい変形シミュレーション

「バストに関するヤング率」はまさにヤング率(Young率) なのである」「こんなの作るくらいなら、男の人のヤング率でも計算しなさいよ」

バストに関するフックの法則

2010-06-29[n年前へ]

「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!? 

 テレビを眺めていると、「空気で膨らんだ大きな風船」と「ほんの少し空気で膨らんだ風船」同士を繋いで、その後一体どうなるか、という問題をやっていました。こういう現象が起きることを、短い時間・言葉で説明するのは難しいだろうなとか、本当のところ欲しがられるのは、「理解するための苦しみ」でなく、「知識を増やしたかのようなお得感・心地良さ」なんだろう、とふと思いながら楽しく眺めていました。

ところで、この前からやっている一連の実験のために、風船がいくつか家にあったので、私もついでにやってみました。つまり、2つの 風船を、(ふくらます大きさは変えつつ)空気を入れたうえで、それらの口を繋いだら、その後一体どうなるかを確かめてみたわけです。…その答えは、小さく膨らんだ風船はさらに縮み、大きな風船はさらに膨らむ、という結果になりました。そして、その逆のことを起こさせようとすると、どれだけ困難な作業化は、四苦八苦する演者の腕を眺めれば想像できることと思います。

 さらに大きく膨らんだ風船を、力一杯押さえて小さくしようとしてみても、全然縮んでくれません。逆側に繋がれた一度縮んだ小さな風船はピクリとも大きくなってくれません。

 ところで、この「風船の力学」を解くためのカギは、これまでの本サイト"hirax.net"の記事にたくさん隠されているように思います。たとえば、「オッパイ星人の力学 第四回::(2001.01.13) バスト曲線方程式 編」のバスト曲線方程式に使われている”張力・曲率と圧力の関係”を示すラプラスの関係式や、「さらば、大艦巨砲主義。::(2003.10.19) 鍵はオトコのヤング率?」や「オッパイ星人の力学::(2000.06.29) 胸のヤング率編」記事中に出てくるヤングな状態…から遥かに離れた「ヤングでなくなった状態」といったものを考えれば、もしかしたら、何かのヒントが見えてくるかもしれません。

 そんなものが、何かしら見えてくれば幸いです。

2010-07-05[n年前へ]

続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!? 

 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?の続きです。「空気で膨らんだ大きな風船」と「ほんの少し空気で膨らんだ風船」同士を繋いいだら、一体、その後どういうことが起きるか、そして、その現象はどういう過程で起きているのだろうか、という問題が周囲数メートルの狭い世界でブームになっているわけです。時には理論武装し、時には実験検証でその結果に驚く…という超局所的ブームが来ています。

 今日は、金魚を飼っている水槽から部品を調達し、「風船が膨らんだ時の風船内部の圧力を量ってみた」という実験レポートが送られてきました。右図のように風船と水の入ったホースを繋ぎ、どれだけホース内部の水を持ち上げることができるということから、風船内部の圧力を調べてみたというレポートです。何だか、金魚が可哀そうな気もしますが、その「科学のために金魚からホースを借りて行われた実験」の結果が、下のグラフになります。このグラフは、(黄色い手書きの矢印のように)風船を徐々に膨らまし、そして、空気をまた徐々に抜いていく際の内圧の測定結果を示しています。

 この結果を眺めると、(少なくともある程度の直径の範囲では)風船を膨らますにしたがって風船の内圧は下がるが、途中から若干の増加がみられ、また、そこから風船をしぼませていくにしたがって内圧は一時的に下がるが、風船径の減少にしたがって、内圧は増加するという結果がわかります。風船のゴムが弾性限界を超え、降伏点を超えているような挙動が見えてきます。

 ふとした話題をきっかけに、フットワーク軽く色々なことを「”魔法の”引き出し」から自分自身の手で取り出せる人たち・自分の手で取り出そうとする人たちを見ると、何だかとてもうらやましくなります。

続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?






2011-05-28[n年前へ]

「弾性」と「塑性」と「ヤング率」 

 至言を読みつつ、ふと、考えました。

 おっぱいを塑性域に至るまでどうこうしようというのが間違っているのだ。大事に扱いたまえ。

 弾性域の世界だけを見るものが弾性ならぬ男性であって、時間を経る中で塑性と共存していくのが男性ならぬ女性なのかもしれません。…しかし、長い時間が弾性域から塑性域に至る歴史を作るなら、弾性ならぬ男性も、その塑性域と共に歩く歴史を持つこともあるように思います。

 そんな考えが頭に浮かんだ直後、こんな言葉も思い出しました。

 こんなの作るくらいなら、男の人のヤング率でも計算しなさいよ。

オッパイ星人の力学 胸のヤング率 編



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