2008-08-07[n年前へ]
■パリス・ヒルトンは凄い
色んな雑誌を読んでみた。そのひとつが、「スキャンダラスでホットなセレブ情報誌」"GIRL'S GOSSIPS"(2008.September,9)だ。元祖セレブ・ゴシップガールという Paris Hilton の記事を眺めていると、これが不思議なほど面白い。ふとメモしたくなるようなパリス・ヒルトンの言葉を読んでいると、実に楽しくなる。
No matter what a woman looks like, if she's confident, she's sexy.
Paris Hilton
その"she's confident"が、「他人の目」で生まれるか「自分の目」で生まれるか、というところがえてして堂々廻りしやすいわけで、それを"No matter ..."と言いきるあたりが、実に潔い。
というわけで、パリス・ヒルトンとマドンナの"BITTER LOGICS"をメモしてみる。
Even how much I love somebody, I'm never try to act in front of him. To let him know what I am is what the relationship is all about.
Paris Hilton
But, I don't want easy. Easy doesn't make you glow.
Madonnna
2008-08-31[n年前へ]
■雑誌流行L!ves 「年齢 v.s. 購買力」散布図
ファッション(流行)といったものを映し出しているに違いない…と思い作ってみた「雑誌流行L!ve」では、(どの画面でも)視点=Viewをさまざまに変えることができます。それが、一番の特徴かもしれなせん。たとえば、トップページ「雑誌流行L!ves » 雑誌 » 一覧(最新号)」で視点を「読者年齢 vs. 購買額」にしてみた例が下の画像になります。
何かを表現するのに2つの軸を作るなら、どんな軸があると思いますか?と色々な人たちに繰り返し尋ねてみました。出てきた答えは「自分と他人」「満足と不満足」など…さまざまな軸がありました。そういった中で出てくることが多かったのが、「年齢・世代」という軸です。その他の軸はなかなか上手く言葉にできないものが多かったように思います。そこで、「よくわからないもの」を値にするものの一つである「お金」という軸を使い、「年齢・世代」 v.s. 「お金(購買力)」という2次元散布図を描いてみたのが、上の画面になるわけです。ちなみに、雑誌読者の「購買力」は適当なアルゴリズムで推定しています。
「年齢・世代」(横軸) v.s. 「お金(購買力)」(縦軸)という散布図は、基本的に右上がりの分布になります。ちなみに、「ちょい悪オヤジ」のLEONは実は、このグラフの中では、とても標準的な場所に位置しています。この散布図で一番角度が急なのが、つまり年齢の割に購買力が高いのが「おしやれな小中学生のためのファッション誌 "nicola"」になっています。
2008-10-25[n年前へ]
■「自信」と「プライド」
本を読む時、これは「どういう意味」の言葉なのだろうか、と考えることがある。たとえば、「自信」と「プライド」という言葉を頁の中に見るとき、いつもこれは一体どんな意味だったのだろうか、と考える。片方は日本語で、片方は外来語のような日本語だけれど、よく「自信」と「プライド」という言葉を一緒に眺めて考えてしまう。
この2つの言葉はよくカップリングされて出てくることが多く、しかも、同じ書き手の本の中でも、その意味合いが揺れ動き・違うようでいて・また重なり合うようでいるため、いつも「自信」と「プライド」という言葉を見ると、最小二乗法か何かで、なるべく誤差が小さい意味推定をしたくなる。
先週も、香山リカの「I miss me.―新しい自分を見つける42章 」を読んでいると、何回かこの2つの言葉が出てきて、そのたびに何回もその行を読み返した。頁ごとにどういう意味・どういう気持ちの言葉なのだろうか、と考えた。
他人には無関係に見えるかもしれないできごとの連なりを、日付というものを「鍵(キー)」にして繋ぎ、自分なりの物語を作るのです。そして、位置づけ・繋がりを理解・納得しようとするのです。
この本は、香山リカが自分と同じ女性、自分と同じような女性に向けたこの本は、たぶん、文庫本で読むといいような気がする。小さな文庫本だからといって、決して通勤電車の中でバックから出して読むのではなくて、部屋の壁に寄りかかりながら一人読んでみたり、長距離列車の外の車窓を眺めつつ適当な頁からつらつらと読むといいような気がする。
2009-01-31[n年前へ]
■他人に何かをしたいっていうのは・・・
「彼女たちは小説を書く」より。
他人に何かをしたいっていうのはあんまり思っちゃいけないことと思うけど。コントロール願望につながりかねないから。
赤坂真理「言わなかったこと、言ってもいいこと」
2009-05-28[n年前へ]
■「自分」と「他人」
島田紳助の「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書) 」から。
他人のためには力を出せない人は、自分のためにだって本当はがんばれないのだ。
他人の仕事だといって手を抜く人は、自分の仕事でも手を抜く。
(p.117)
他人の話を聞かない人間は壁に当たる。
けれど、他人の話を聞く人間は前に進めないのだ。
(p.159)