2004-08-19[n年前へ]
■三島駅と新横浜近く
二日酔いなので、朝の三島駅では暑さがキツイ。帰りの新幹線に乗る頃は暑さも少しおさまっている。新横浜近くから夕焼けの景色を撮ってみる。太陽を入れるとスミアが出る。夕焼けの太陽を入れた写真が好きな私には、Nikon D70よりもCanon EOS 20Dの方が良いのかも。
2004-10-01[n年前へ]
2004-12-30[n年前へ]
■inside out
ほら、ここのタイトルって"inside out"だったりするじゃない?はてなだったら"upside down"だったりするし、ココログだと"right and left"だったりするし。だから、きっとそんな画像(両極端に見える)を並べちゃうんですよ。だから、(PC環境が復活次第に戻すつもりですけど)前のバナー画像も「画面左には東の既に暗い空が写っていて、画面右端には鮮やかな西の夕焼け空が映っている写真」を使っていたんですよ。
そういえば、この前、自分やメンバ用に右の写真のようなネックストラップを買いました。「方位自身がついているから、もし迷ったとしても、正しい方向を見失わない」し「東西南北 = "North, East, West, South"をもれなく眺めて、"NEWS = 新しいこと"を首にかけていれば、小さな新しいことに(もれなく)気づくかもしれないし」という祈願も含めて、買ってみました。ストラップはジッパーにもなっているから、「窓を開けたり、(たまには)閉めたり」もできますし。
2007-11-24[n年前へ]
■海辺
上半身はウィンドブレーカーで、下半身はショートパンツでも、風を気持ち良く感じるくらい暖かい。そんな、晩秋の海辺。n年前の景色を見ながら、こんな文章を思い出す。
さて、大正の末から昭和二十年代まで活躍した木版画家に川瀬巴水という人がある。
巴水のもっとも得意としたものは、暗く清澄な景色で、とりわけて夕焼けの風景を描いたものに、誰が見ても傑作という作物が集中している。
彼の夕暮れには、独特の寂しさが横溢していて、どこか人恋しい感じも漂っている。画中小さく描かれる人物はたいて後ろ向きで黙然と遠くを眺めてい、私どもはその画中の人物となって等しく日本の寂しい夕景を眺めつくす。
林 望「夕映えの渚にて」トランヴェール 2007,11
2007-12-03[n年前へ]
■「夕焼を描いた古典絵画」と「火山噴火」の研究とターナーの「戦艦テメレール号」
絵画に描かれた夕焼けの「赤み」と火山噴火の関係を研究したもの。「赤み」は絵画をスキャンした画像のRGBピクセル値から(R/G)と算出したという。「それどこのRGB?」という声が聞こえてきそうだけれど、この色々なものを繋げる遊び心がとても面白い。時の流れの中で起きたことを、絵画の中に見ようとする試みは何だか楽しい。
この研究を見て思い浮かべた絵画が、ターナーが描いた「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール号」(1838)だ。帆船である船艦テメレール号を、ジェームズ・ワットの蒸気機関で動く蒸気船が曳いている。帆船は、解体地へいく途中である。古い時代の象徴である帆船が去り、蒸気船が新しい時代を牽引している。船艦テメレール号に目をやると、背景は夕焼けに見えてくる。帆船の時代が終わったことを感じさせる。また、蒸気船に目を向け、蒸気船を主役に見るとき、背景はまるで朝焼けのように見えてくる。産業革命を迎えた時代、新しく躍動する時代の幕開けを飾る絵のように、まるで見えてくる。
時代、経済や科学や文化や生活や火山の噴火や…色んな歴史を辿ってみると、そこにあるの既に過去完了形になった古いことだ。けれど、自分が知らないことだから、新鮮に感じる。