hirax.net::Keywords::「悪」のブログ



2005-02-23[n年前へ]

「リンダリンダ」DVD 

 「栄光に向って走る あの列車に乗って行こう。はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう。ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない。いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない」
 「愛じゃなくても恋じゃなくても、決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ」

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2005-04-26[n年前へ]

「悪の定義」 

 「悪の組織」を「絶対に失敗を許さない組織」とする定義は素晴らしい。

TV番組で見かける「悪の組織」には必ず1つの特徴がある。「失敗を決して許さない」ことである。たいていの場合死をもって償うことになる。悪の組織の目的や編成はそれぞれ異なるが、꓊꒼꒫꒳꓎엀꓋꒪꒤꓆꓀꒱꓏짔믗뗄꓋냬쏗꒹ꓫ躡

LIMG http://www.imd-g.com/puz_04_2_22a.htm r /site_thumbnails/20050427001605s.jpg 逆・裏・対偶 そういえば、数多くある「悪」自体の定義の中で、私が一番しっくりくるのが「悪は滅びる」という定義である。対偶で言うならば、「滅びなかったとしたら、それは悪ではない」という定義である。だから、「いつまでたっても滅びない必要悪」は悪ではないのである。「悪循環」だって、グルグルと循環しているうちは悪ではないのだ。テレビ番組に出てくる「悪の組織」は、最終回で正義の味方に倒されて滅びたからこそ、「悪の組織」と公式認定されるのである。

 一方、「悪は滅びる」の裏命題に一見見える「正義は勝つ」という「正義」というものに対する定義もある。そして、その対偶は「勝たなかったとしたら、それは正義でない」というわけだ。勝ち続けなければ正義ではない、という定義で縛られる組織、つまりは「負け、というものが許されない正義という組織」 …その正義は「失敗を決して許さない」悪の組織とどう違うのだろうか?ベン図を描いて、正義と悪を眺めてみることにでもしようか。

2005-04-27[n年前へ]

「定義できないもの」 

なぜ恐ろしいかといえば、定義できないものだからだ。…そこでは、川の両方の岸が交わってしまう、そこではあらゆる矛盾が共存している。そこでは悪魔と神が戦っている、で、その戦場は−人間の心なんだ。 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」

2005-05-02[n年前へ]

学生による授業評価アンケート調査の分析 

入試問題ダウンロード一般入学試験-試験科目 「何をすれば良いかがわかっているようなテスト=することが決まっているようなテスト」でなくて、「問題を解決するようなタイプのテスト」を学生にさせたりはしないものなの?と高校の先生に聞いてみた。
 すると「そういう-新しい問題を解決させるような-タイプのテストをするとどうしてもテスト結果の点数が悪くなります。単なる知識確認でなくて、そういった問題解決の能力はすぐには身につけさせることができませんから。ところが、テストの点数が悪くなると、-学生からの授業評価アンケートの結果-が悪くなってしまいます。そんな状況で、よく言われるのが-授業でやったことのないことをテストに出した-という批判です。結局、そういった「問題を解決するようなタイプのテスト」を出題したりすると、教師(授業)の評価が悪くなってしまうわけです。すると、そういった「問題を解決するようなタイプのテスト」タイプのテストはなかなか出題できなくなってしまうんですよね…」という話を聞いた。
 そういう状況を聞きながら、「学生による授業評価アンケート調査の分析」を読んでみた。ついでに、「物事を的確に認識し、深い洞察力と明快な判断力で課題を解決できる能力と忍耐力を調べる」という謳い文句のICUの問題を眺めてみた(リンク先は大学入試の問題だけれど、高校入試の問題もきっと今でもこんな感じなのだろう)。

 「授業でやったことのないことをテストに出した」という批判を避けるためには、「教えたいこと」と「テストの内容」が直結していれば良いのだろうか。それとも、学生の「学びたいこと」に忠実になるべきだろうか?大学生では「学生が学びたいこと」「教師が教えたいこと」「学校に教えておいて欲しいこと」の乖離はどのくらいあるのだろうか。それが高校生ならどうだろうか?

2005-05-21[n年前へ]

「集中化と多様化」 

 昨日のスライドは本人としては「こんな感じ」、と解説して頂きました。それが、下のようなスライドです。

「集中化」と「多様化」

「集中化」 -> 改善力
良い解の近傍を探索すれば、もっとよい解が見つかるはず...
「多様化」-> 探索力
悪い解の近傍に陥らないように、広範に探索すればずっと良い解が見つかるはず
 私の貧困な想像力で超訳すると、「良いものを知り(そこから学び、それを超え)、悪いものを知れ(反面教師として学び、新たな道を見つけろ)」という感じでしょうか。 (…きっと違う)



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