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2008-04-20[n年前へ]

油絵新技法@昭和五年九月 

 油絵新技法@昭和五年九月

 日本の油絵も、ようやくパリのそれと多くの距離を有(も)たぬようにまで達しつつある事は素晴らしき進歩であると思う。だがしかし、新らしき芸術の颱風(たいふう)は常に巴里(パリ)に発生している。まだ日本は発祥の地ではあり得ない事は遺憾であるが、それはまだ新らしき日本が絵画芸術のみならずあらゆる文化が今急速に新らしく組み立てられつつ動いて行く工事場の混乱を示している最中である。今あらゆる新らしきものを速かに吸収消化する能力こそ、若き日本人の生命であるともいえる。だが新らしき日本へ新らしき花を発祥させるには根のない木を植えてはいけない。一本の松は地下にどれだけ驚くべき根を拡げているかを調べてみるがいい。芸術はカフェーの店頭を飾るべき紙製の桜であってはならない。しかしややもすると、新日本文化は紙の桜となりがちである。それが最も気にかかる事だ。

2008-05-08[n年前へ]

「ヤンキー市場は日本最大のマーケットである」 

ヤンキー市場は日本最大のマーケットである。
   ナンシー関

2011-04-01[n年前へ]

「エイプリルフールを「延期」した、Googleがついたうそ」 

 「エイプリルフールを「延期」した、Googleがついたうそ

 Googleトップページに、「わたしの好きな日本」をテーマに2009年に小中学生から募集したホリデーロゴ(Doodle)コンテストの優勝作品が掲げられている。掲載するのは優勝作品だけだったはずだ。
 でも、今日は「1年で1度、嘘をついても許される日」だ。Google日本法人は、今年のエイプリルフールのために準備していたネタを見送り来年に延期した。でも、トップページに1つウソを乗せた。
 Googleトップページをリロードするたびに、「たくさんの子どもたちが、それぞれ考えた日本」が掲げられる。
 「日本の美しいところ、いいところ、大好きなところが、子供たちのまっすぐで力強い、豊かな表現力で描かれています」(同社)。

2011-04-09[n年前へ]

「戦費調達のための外債公募」を上手く行うための作戦 

 国際戦略を考えさせられる時に、ふと、日露戦争の頃の(特に)児玉源太郎のことを思い出す。

 秋山真之と児玉源太郎に共通する特徴として、戦場の戦闘行為だけに目を奪われないということがあります。秋山は、ロジスティックス、つまり戦争の支援業務が重要だと言っていますが、児玉はもっと広くて、戦争を総合的にとらえる視点を持っていました。たとえば、戦費調達のための外債公募が上手く行くようにと、日露戦争の緒戦(初めの頃の戦い)で目立つ戦果を上げるべく作戦を考えている…。

秋山真之と児玉源太郎

2011-04-10[n年前へ]

守りに入っている「日本人」 

 引用した部分に至るまでの部分、過去から現在を振り返りつつ未来までをも見通し、男性や女性の生き方を語る部分が実に「深い」と感じる本宮ひろ志の言葉から(from プロ論。 )。

 こんな大変化の時代なのに、守りに入っているというか、ビクビクしている日本人はまだ多いですね。いったい何を守ろうとしているんだろう。…「何をカッコつけてんだ、何を守ろうってんだ」って思う。



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