2005-02-15[n年前へ]
■「小倉優子や矢口真里やヨン様」@Mathematicaフォーラム
数学ソフトMathematicaを国内販売している日本電子計算が運営しているMathematicaフォーラムの(「数学体験」できるかな?)中に、なんと「ジャイアント馬場と矢口真里が暮らす部屋」なんていうページが誕生しています。いやホントに、ビックリです。
MathematicaのWEB拡張機能(ソフトウェア)であるWebMathematicaを用いて、ジャイアント馬場や矢口真理だけでなく、ペ・ヨンジュンや小倉優子や松嶋菜々子と「エイメスの部屋」でインタラクティブに背比べして遊ぶことができるページができあがっています。数学ソフトで…、しかもその最高峰の一つのMathematicaでプロトタイプを開発し…、しかもそのWEB拡張のWebMathematicaでCGIプログラミング…、そして馬場や矢口・ヨン様・小倉優子・松嶋菜々子と魔術の部屋で背比べ…です。何だか、Mathematicaが楽しいオモチャに思えてきます。
ちなみに、このコンテンツを作成した日本電子計算の目下最大の気がかりは…
「小倉優子」で検索してヒットするサイトにMathematicaフォーラムがなってしまったこと……ですって。ということは、「小倉優子」で検索をかけた小倉優子ファンの青少年や「ヨン様」で検索をかけたヨン様ファンの熟女や…色んな人たちがいつの間にかMathematicaユーザーになるかもしれないですね。
…あれ?ところで「小倉優子」のデータを日本電子計算に渡したっけなぁ? 他の人のデータを渡した記憶はあるけれど…。あれぇ?
2005-02-19[n年前へ]
■美人・ブサイク
もし、私が知っている範囲のものだとしたら、「あのアプリで何かサービスをしても良いでしょうか?」という問い合わせをされた方がいましたので(返事は「もちろんご自由にどうぞ」)、その方かもしれません。もし、そうでないなら無関係だと思います(少なくとも、そのアドレスで私のメールを全検索しても何も出てこないですね)。 写真を送るのは…、何だかとてもコワイですものねぇ…。
ネット・サービスでなく、アプリケーションならば、それはまた別件イロイロですね。なんて余裕もなく、そういえば今夜の宿題の一つです…、うぅ。というわけで、下記へのお返事でした。
コレってもしかして例の○×?恐くてまだ試していませんけど。
2005-04-15[n年前へ]
■「ボケ画像」の計算方法について
「奥行値(Zバッファ)に従ってボケ量を変化させ被写界深度ブラーを作る場合、0から255の各値に相当するボケ画像(PSF)をFFT→IFFTで作成・合成しようとすると、255枚ものPSF画像とそれぞれを合成するためのマスク画像など、計算コストが掛かりそうですが…」というぐるぐる検索。たいしたことはわかりませんが、ビールを飲みながら適当に書いてみます。あまりに当たり前のことしか書けませんが…。
計算方法は…、ボケ画像のような畳み込み演算でFFTを使うと(N*Nピクセルの画像であれば)計算量が2N*Nから2N*ln(N)に減るわけですから、力任せに汎用に計算しようとするならば、(よほどPSF画像が処理対象画像に比べて小さいのでなければ)何の迷いもなくFFTを使うのが良いんでしょう(多分)。ただし、何らかの性質がPSF画像やZバッファにあるならば、その性質を利用するのが「手」かもしれません。例えば、非常にPSF画像が非常に(本当に非常に)粗であるとか、Zバッファの値は比較的近くの画素間で連続だとか…。
また、「255枚ものPSF画像とそれぞれを合成するためのマスク画像」というのはおそらくそこまで必要ではないと思います。もしも、PSF画像を(1+2n)*(1+2n)の正方領域でnが1〜128まで(つまり256*256)まででも、たかだか全部で1/3(1+n)(1+2n)(3+2n)ピクセル程度のサイズですし…。全部前もって作っておいて、それを保持していても大した容量は必要ないですから…。
2005-04-29[n年前へ]
■「ページェント」と「ページ」
時折、WEBページなんていう書き方をする。そんな書き方をすることを振り返りながら、こんな阿部謹也氏の言葉を読むと色々考える。
人に見せるための行列をページェントなんて言いますね。ページェントとは、本などのページという言葉と関係があって、ページをめくるように見る行列のことなんです。…だから、順番は大切なんですね。なるほど、辞書で語源をひいてみると"pageant = Middle English pagin, pagent, moveable stage for a mystery play, alteration of Medieval Latin pagina, probably from Latin, page"なんて書いてある。現代では、「ページェント」は「美人コンテスト」として使われる方が多いのかもしれないけれど…。
2005-07-05[n年前へ]
■スクロールバーに見る「未来の予感」 その3
スクロールバーに見る「未来の予感」 その2に書いたように、『スクロールバー類はその言語の「上手」に位置するのが自然である一方で、同時に「スクロールバー」類は本文よりも「利き手側」に位置する方が自然』に思えます。
そんな「自然」を実感するのが、アラビア言語系のページをInternet Explorerで眺めているときの「不自然」さです。右の二つの画像はnakama yukie"をGoogle Japanで検索をかけた結果と、同じくGoogle Arabicで検索をかけた結果です。アラビア語表示のGoogleをInternet Explorerで眺めていると、スクロールバーが本文左側に位置してしまいます。その結果、不自然な操作感になります。もちろん、Tablet PCを使っていたりすると、スクロールバーを操作しているときには(右腕に遮られて)全く本文が見えなくなってしまいます。本文をスクロールしたいのに、その肝心の本文が見えなくなってしまうのです。まさに、本末転倒です。
一方、Fire foxではそんな風にはならないので(右の二枚のスクリーンショット参照)、アラビア語圏のページをTablet PCで眺めるときには、Fire foxを使うようになりました。アラビア語圏の右利きの人はTablet PC上でFire foxを使うと、とても気持ちよい操作感になりそうです。『スクロールバー類はその言語の「上手」に位置するのが自然である一方で、同時に「スクロールバー」類は本文よりも「利き手側」に位置する』わけですから。同じように、左利きの日本人がこんなテクニックでも使って、右側にスクロールバーを持って行ったInternet Explorerを使っていたりすると結構気持ちが良いのかもしれません。残念ながら私自身は右利きなので、その気持ち良さを実感することはできませんが…。