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2008-04-12[n年前へ]

東洋インキのユニバーサルデザイン 

 「東洋インキのユニバーサルデザイン

2009-05-01[n年前へ]

Vision simulations 

 色や視覚にまつわるColor Vision toolColorRotateといったツールがとても興味深いVision simulations。一見の価値あり、です。

Not everyone sees the world as you do
みんながあなたと同じ世界を見ているわけじゃない

ColorVisionColorVision






2009-07-16[n年前へ]

エクセルで綺麗な科学技術向けグラフを描きたい 

 表計算ソフトのエクセルを使って、綺麗な科学技術向けグラフを描きたい、と思うことがある。そんな時、2次元等高線グラフや3次元等高線グラフでは、デフォルトの色設定が実に「非」直観的な色合いなので、綺麗に直したいと感じてしまう。

 そんな時には、「(何種類かの)グラフ色設定を綺麗に調整したファイル」から色合いをインポートすることで、綺麗な色のグラフを描くことにしている。「グラフ色設定を綺麗に調整したファイル」は人からもらい、それをずっと使いまわしている。たとえば、右上の図はその一例である。

 エクセルの2007では、それまでのバージョンとは違い、比較的自然で直観的な色合いのグラフを作ることができるようになった。たとえば、右図のような綺麗なグラフを作ることができる。

 しかし、「科学技術向けグラフを描きたい」と思うと、青→赤グラデーションとか、レインボウ・グラデーションといった配色にしたくなる(こともある)。すると、結局、以前のバージョンで作った「(何種類かの)グラフ色設定を綺麗に調整したファイル」を使いまわすことになる。

 エクセル2007で、綺麗で自然で直観的な配色のグラフを「簡単に」描くにはどうしたらいいのだろう。 ヘルプで検索してみても、欲しい回答が全然出てこない。マクロを使えばできそうだが、それでは「簡単」にはなりそうにない。良い方法がないものだろうか?

エクセルで綺麗な科学技術向けグラフを描きたいエクセルで綺麗な科学技術向けグラフを描きたい






2010-07-01[n年前へ]

Excel2003が「カラーパレット」色処理を使っていたことに驚いた。 

 「Excel 2010になっても、エクセルは未だグラフを今ひとつ綺麗に色を仕上げることができない」とつねづね思っていました。そこで、綺麗な配色のグラフをエクセルで使うためのプログラムを書き始めて、とても驚いたことがあります。Excel 2010,2007の動き(また、それらのグラフを旧バージョンで開いたときの動き)をまだ理解することができていないのですが、少なくともExcel 2003までのExcelでは色処理に「カラーパレット」を使っていたのです。それも、他の箇所で異常な色が発生してしまう、といった問題が起きない範囲で使おうとすると、たかだか32色程度の色しか使うことができなく、さらに、もっと安全に使おうと思うなら、たった8色しか使うことができない、という驚くべき仕様です。

 もちろん、自由にRGBで色指定をするコードを書くことができるようには見えるのです。しかし、結局のところ、動作させた結果として表示されるのは、カラーパレットから近似色が選ばれるだけなのです。もしも、そういう動作を好まないのであれば、カラーパレット中の色をRGBで指定した後に、作成した色のインデックスを指定してやらなければならないのですが、さまざまな用途に使われる色がトータルで56色しかない、というなかなかにキツい制限の中で作業を行わなければならないのでした。

 とはいえ、そんな苦労を(しかもC++で)したおかげで、(できる範囲内で)自由な配色のグラフを(たとえば、上に示したチャートのように)エクセルでプログラマブルに作ることができるようになりました。そして、エクセルで作られた、カラー表示ソフトウェアを、その色表示の意味については”眉につばつけて”眺めることができるようになりました。何事も、自分でやってみてわかること、というのが多いように思います。

Excelの色処理が未だに「カラーパレット」を使っていることに驚いた。






2010-09-20[n年前へ]

目に優しい「ウィンドウ・システム配色」のマイ・コンピュータ 

 少し前、といってももう三十年くらい前、コンピュータ画面の標準のひとつが「黒背景に緑文字という配色」だったように思います。文字の部分だけが光る(光らせる)ので、その画面を見る人の目にも優しく、その画面を表示するCRT(カソード・レイ・チューブ=ブラウン管)にも優しい(=焼き付きが少ない)「ウィンドウ・システム配色」だというわけです。

 そんな中、WYSIWYG(ウィジウィグ)という言葉とともに訪れた、初代のMacintoshの白背景のウィンドウ・システムは新鮮でした。白背景だからCRTの寿命が短くなってしまうのではないかという懸念もされましたが、今では、そんな配色でないものを探す方が難しいくらいです。

 そう、今は、白背景でないシステムを探す方が難しいのです。けれど、白背景に黒文字を眺めていると目が疲れるし、それよりは、黒背景に緑文字という配色の方が目に優しいような気がします。白背景の画面を長時間眺めていると、目の疲れを激しく感じます。

 そういうわけで、たとえばOSXでターミナルを使う時には、黒背景に緑文字の"HOME BREW"スタイルを使いますし、(OSXの開発環境の)XCODEを使うなら(やはり似た配色の)”ダスク”に設定しています。Firefoxも、スタイルシートを無視して、黒背景・緑色文字で表示させるようにしています。…しかし、個別のアプリケーションの設定をすべてかえるのは面倒ですし、そもそも配色を設定することができないソフトウェアも数多くあります。

 一括配色設定できるようなウィンドウ・システムがあれば良いな、と時折思います。ウィンドウ枠やボタンといった部分のは移植だけでなく、アプリケーションが個別描画する部分も含めて「ある基準」のもとに、すべて統一的に色を変えることができたら、「自分の目に優しい・見やすく感じる」マイ・コンピュータを作ることができるのではないか、と想像したりします。

 今ではもう使われない言葉ですが、そんな「マイ・コンピュータ」があったら良いな、と思います。

目に優しい「ウィンドウ・システム配色」のマイ・コンピュータ








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