hirax.net::Logos::2011-07

2011-07-02[n年前へ]

七夕の夜、いつでも「雲の上は晴れている」  share on Tumblr 

 磯野貴理子・松居直美・森尾由美の3人が「はやく起きた朝は」の中でしていた、七月七日、「七夕の夜に気象統計データ上は晴れることが少ない」という話題から。「眺め方」次第で目の前の世界が姿を変える好例。

松居直美:私思うんだけどさぁ、(織姫と彦星は)雲に隠れて二人きりで誰にも邪魔されずに会ってるんじゃないかなぁ。
森尾由美:そうだよね。一年に一度しか会えないんだもん、二人だけで会いたいに決まってるじゃない?
磯野貴理子:そうか。雲の上は晴れているんだもんね。絶対、そうだよ。

2011-07-03[n年前へ]

「作れなければ、わかったとは言えないぜ」  share on Tumblr 

 アラン・ケイ(Alan Kay)が、ダイナミック・メディア(メタメディア)機能を備えた「本」のようなデバイスということからダイナブック (Dynabook) と名付けた理想のパーソナル・コンピュータ(デバイス)を提案したのは、1972年、“A Personal Computer for Children of All Ages”という文章の中でした。

 文章冒頭に、Cesare Paveseのこんな一文が掲げられています。

“To know the world one must construct it.“

 「世界ってのは、おまえが実際に作ってみないとわかんないもんだぜ」というチェーザレ・パヴェーゼの「世界」に関する言葉は、アラン・ケイの有名な「未来」に関する言葉、未来を「どうなる・こうなる」なんて予想することに時間を使うくらいなら、「作っちまえ!」という啖呵(たんか)を思い起こさせます。

“The best way to predict the future is to invent it.”

 「作ってみなけりゃ、わかったとは言えないぜ」「わからないなら、作っちまえよ」…ノートPCを買うたび、そんな一文を白いマジックペンでノートPCの天板に走り書きするのです。そんな魔法使いの呪文を書き込んだ途端、その呪文が手に持つノートPCを理想のノートPC・ダイナブックへと変えてくれるように感じます。

 ”作ることもできない=わかっていない”コメンテーターばかりが増えるこの時代、そんなコメンテーターなんか足先で蹴飛ばしちまえ、実際に何かを作り出すことができない自分なんて蹴飛ばされちまえ、そんなことをいつも思います。

 そして、ずっと走り続ける人(たち)を思い起こし、心から恋しく・愛しく・尊敬するのです。

2011-07-09[n年前へ]

好きなビールができたなら  share on Tumblr 

 日本のクラフトビア(地ビール)マガジン、THE JAPAN BEER TIMES SPRING '11の SCRAWLINGS(THE MAILBOX)から。

 Personaly, we think that if you like a beer, you should keep drinking it and recommending it to friends. Maybe that's the best award a brewer could want.
 個人的には、もし好きなビールができたなら、それを飲み続けるべきだと思いますし、友人に勧め続けるべきだと思います。もしかしたら、それこそが醸造所が最も望み・願う賞なのかもしれません。

2011-07-10[n年前へ]

1年365日続く毎日「スペシャル」な日常  share on Tumblr 

 ビニール・プールに許容量を遙かに超えた水を注入すると、長方形の水面が楕円形へと姿を変えていきます。そんな水面に浮かんでみたり・沈んでみたり、青空を水中から眺めてみたり・水面の上に顔を出してみたりしつつ、さまざまな本を読んでいます。

 六角橋商店街の闇市で買った「野宿野郎 2号(特集:お遍路野宿)」を読んでいると、こんな一節に出会いました。

 よく「遍路は人生のようなものだ」と言われますが、あながちクサイだけの比喩ではないと思います。
 一歩一歩あるいていれば、いつか次の札所に着き、気がつけば八十八番を打ち終わっている。毎日毎日生きていれば、いつか人生が終わっている。

イマイアキラ

 水に濡れたラッシュガード越しに吹く風は、いつもの千倍涼しさを感じさせ、(いつもはどこかに消えてなくなって欲しかったように思っていたはずの)熱い日差しが心地良くなります。

 楕円形に変身した長方形ビニール・プール横にiPhoneセットを置き、moumoonの「HAPPY UNBIRTHDAY」をかけて、心地良いサビのリズムを聴いてます。水面に潜ると、音楽は聞こえなくなって、水の中にある水の音だけが、自分の耳と頭の中に響きます。そして、水面から頭を上げると、耳に詰まった水の壁の向こうから、ドラムとベースが奏でるリズムが出迎えてくれるのです。

とびきり、はちゃめちゃで行こう。
ちょっとのスペシャルが大事よ。

しなかったことを、してみよう。
お腹抱えて、笑っていよう。
いい日でも、そうでもない日も。

364日の、毎日スペシャルな日常、
いまは、今しかもうないんだよ。

こうなったら、どんな時も、
364日を、毎日祝い続けるよ。

moumoon "HAPPY UNBIRTHDAY"

1年365日続く毎日「スペシャル」な日常






2011-07-11[n年前へ]

「頭のいい人は…」  share on Tumblr 

 寺田寅彦が昭和八年に書いた文章から。同じ言葉から始まるリフレインが、色々な見方からの、けれどひとつの真実を繰り返し書く。最後の一文までを、繰り返し折りにつけ読み返したい「科学者とあたま

 頭のいい人には、恋ができない。恋は盲目である。
 頭のいい人は、富士の裾野から頂上を眺めただけで東京へ引き返す心配がある、富士はやはり登ってみなければわからない。
 頭のいい人は、批評家に適するが、行為の人にはなりにくい。

2011-07-14[n年前へ]

大変であつくるしくって「 幸せな時間」  share on Tumblr 

 日本ペットフードの2004年のコマーシャルの上で、ありとあらゆる「大切でかけがえのないもの」にあてはまるだろうことを、児島令子が表現したことばから。

 飼いたいけど飼わないという人がいたら、
伝えて欲しい。犬たちは、
あなたを悲しませるためにやっては来ない。
あなたを微笑ませるためだけにやって来るのだと。
 たぶん今日も、日本中の犬たちは
すごく生きていて、飼い主たちは、
大変であつくるしくって、
幸せな時間を共有しているはず。

大変であつくるしくって「 幸せな時間」






2011-07-18[n年前へ]

「切なる願い」と「希望」という「エネルギー」  share on Tumblr 

 2011 FIFA 女子サッカーワールドカップ決勝戦の試合前と試合後に、Abby Wambach(アビー・ワンバック)が語った、「(母国からの)たくさんの応援という12人目の選手」「切なる願いと希望というという12人目の選手」について。

 "I can't tell you how important (it is) to have that 12th man,” Abby Wambach admitted. “I don't know if anybody's into energy, but all the energy -- the millions of people that are supporting us back home -- that is something to be reckoned with.

2011 FIFA Women's World Cup: New Fans for USA Through Power of Social Media
 "Japan was playing with a very large 12th man; it's called desire and hope,"" They(Japan) never gave up."

A Tale of Too Many Misses

「切なる願い」と「希望」という「エネルギー」






2011-07-22[n年前へ]

一言二言で言い切ることができるものにロクなものはない  share on Tumblr 

 トイレの本棚に、六角橋商店街で大人買いした”人生をより低迷させる旅コミ誌”「野宿野郎」が並んでいる(もちろん、その他の本も並んでいる)。その野宿野郎の『やっとできたよ5号 〜特集〜 駅寝ってどうよ』から。

なんというか、一言二言で言い切ることができるものにロクなものはないと思う。

かとうちあき

2011-07-24[n年前へ]

誰かが想像できることは、他の誰かが必ず実現できる  share on Tumblr 

 「誰かが想像できることは、他の誰かが必ず実現できる」

 Anything one man can imagine, other men can make real.

Verne, Jules

2011-07-27[n年前へ]

自分の「気持ち」と「キャラクター」  share on Tumblr 

 かとうちあき「野宿入門〜ちょっと自由になる生き方〜 」中の「自分のキャラクターを知ろう」から。…とても単純でいて、だからこそ、とても一般的にあてはまる、つまり器用に上手に凝縮された言葉。

 たぶん、ほとんどの人は、自分が見つけうる野宿地候補の中から、そのときの自分(の「気持ち」と「キャラクター」)と向き合い、どうにか妥協点を見いだすことで、野宿地を決定していくのでしょう。

 「29歳、独身、女。風呂は、まだない」という言葉で始まる序章から、「すごく寂しくなっちゃって…そうしたら、私も自分の『家族』ってものが欲しくなったの。それで結婚したし、あなたも生んだの。…赤ちゃんだったあなたの背中には、羽が見えたのよう!あなたの背中に羽が見えたのよう!」と母が娘に語る言葉が記される「おわりに〜母とのおっぱい野宿」まで、ページを読み進めていくと…不思議なことに何でもできるような気持ちになってきます。

 (何が豊かとか、何が面白いとか…わからないこと、割り切れないことを)わたしたちは答の出ないことを、あんまり深く考え込んではいけないのでしょう。 「これだけは覚えておこう」 from 「野宿入門