hirax.net::Tech-logs::2009-12

2009-12-01[n年前へ]

日本数式処理学会教育・Mathematica合同分科会  share on Tumblr 

 「日本数式処理学会教育・Mathematica合同分科会」

日時:2009年12月19日(土) 9:30-17:30
場所:東邦大学習志野キャンパス薬学部 A101,102 教室
   http://www.toho-u.ac.jp/accessmap/index.html
参加費:無料(会員以外の方も無料です)
参加方法:今回は特に事前申し込みを行いません。
     当日会場受付にてお願いいたします。
プログラム:
 ■全体セッション(A101 教室)
 9:30-9:35 会長挨拶 齋藤 友克((株) アルファオメガ)
 9:35-10:20 基調講演 
        大学入試問題は数式処理システムでどこまで解けるか
        –計算機代数アルゴリズムの理論と限界について–
        佐藤洋祐(東京理科大)
 10:25-11:10 TBA
        M.Monagan(Simon Fraser Univ.)
 11:20-11:40 Mathematica を活用した工学基礎数学の教育実践
        鈴木潔光(日本大理工学部)
 11:40-12:00 パソコン活用で培われる数学力について
        山本修一(日本大理工学部)
 12:00-12:20 数学 SNS の利用方法と実践報告(仮題)
        阿原一志(明治大)
 12:20-13:10 (昼食休憩)
 ■講習会(教養1号館マルチメディアラボ)
 13:10-14:40 Mathematica7 チュートリアル」
        伊藤 雅将(日本電子計算)
 ■分科会1【教育】(A101教室)
 14:50-15:10 Mathematica による非線形現象のビジュアライ
ゼーション
        三宅修平(東京情報大)
 15:10-15:30 大学数学教育における Maple の活用
        示野信一(関西学院大理工学部)
 15:40-16:00 KETpic 用 GUI ツールの開発
        –3D 対応と Web 対応について–
        ◯中村泰之(名古屋大),高遠節夫(東邦大)
 16:00-16:20 全微分に関する図入り教材の作成例とその研究授
業報告II
        ◯北原清志(工学院大),金子真隆(木更津高専),
         山下哲(木更津高専),高遠節夫(東邦大)
 16:30-16:50 大学初年級の数学教科書における図利用の実態調査
        ◯金子真隆(木更津高専),北原清志(工学院大),
          山下哲(木更津高専),高遠節夫(東邦大)
 16:50-17:00 討議
 ■分科会1【Mathematica】(A102教室)
 14:50-15:30 Wolfram Alpha について
        Laurent Samier(Wolfram Research Asia Ltd.)
 15:40-16:20 webMathematica3 について
        守谷 崇 (ヒューリンクス)
 16:20-17:00 関数座標を作る
        加藤康一(愛知県立安城東高等学校)

2009-12-02[n年前へ]

「楽々通勤」マンションMAP 授賞理由  share on Tumblr 

秋口に作ってみた「楽々通勤」マンションMAP作成ブログ)の授賞理由を読む。その瞬間にはまだ提供されて行けれど需要があるものに対して、適切な使用技術を使い、適切な価格のものを誰よりも先駆けて作る、ということをしてみたいものです。

 相場や混雑口コミ状況等、用意してあるメニューが孫の手のようで不動産物件サイトですぐ使えそうだと思いました。 RailGoのデータ提供元であるヴァル研さんからも一押しです。

 使用しているAPIの中でも重要なAPIであるRailGoAPIの使用期限は、2010年3月末までとなっています。そのため、それ以降は本サービスはソース・構造を公開した上で停止すると思います。

2009-12-03[n年前へ]

Microsoft、Windows AzureをRuby on Rails対応に  share on Tumblr 

 「Microsoft、Windows AzureをRuby on Rails対応に

 MicrosoftのWeb OS「Windows Azure」上で、Webアプリケーション開発フレームワークの「Ruby on Rails」を動かせるようになった。
 Windows AzureはHTTP、SOAP、REST、XMLなどの標準プロトコルをサポートしており、Eclipse、Ruby、PHP、Pythonなどの言語やツールにも対応する。

2009-12-04[n年前へ]

学研の『学習』『科学』も休刊へ  share on Tumblr 

 「『学習』『科学』休刊のお知らせ

 当グループが発刊しております1946年(昭和21年)創刊の『学習』は“「できる」よろこびと深く学びとるチカラを”をコンセプトに、1957年(昭和32年)創刊の『科学』は“小さな発見・大きな感動・科学っておもしろい!”をコンセプトに、多くのお子様に長い間愛され親しまれてまいりました。

 しかしながら、児童数の減少やニーズの多様化等の市場環境の変化による部数の減少のため、誠に勝手ながら『学習』は2009年度冬号(2010年1月1日発行)、『科学』は2009年度3月号(2010年3月1日発行)の発行をもちまして休刊させていただくことになりました。

2009-12-05[n年前へ]

手書き風画像作成ソフトウェアFotoSketcher  share on Tumblr 

 写真をさまざまな手描き風画像(絵画風)にするソフトウェアのFotoSketcher(FotoSketcher gallery)  処理例を見ると、なかなか学ぶところが多い。


Turn your photos into beautiful paintings, sketches or drawings in seconds.

FotoSketcher is a 100% free program which can help you convert your digital photos into art, automatically. If you want to turn a portrait, the photograph of your house or a beautiful landscape into a painting, a sketch or a drawing then look no further, FotoSketcher will do the job in just a few seconds.

2009-12-06[n年前へ]

NEWS今昔物語「禁断の未来・作り出す未来」編 (2004年07月00日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 少し前、(5年前に記事を書いた)「青いバラ」が、ついに販売された、というニュースを知りました。そこで、今回は、この記事を書いてみました。

 この記事を書いたとき、青いバラ開発のニュースになぜ最相葉月の「青いバラ (新潮文庫) 」へのリンクを張ったかを書いた覚えがあります。

 それは、「未来」というものを、「良いと思う面」「悪いと思う面」という両面から書きたかったから、というような内容だったと思います。できる限り、相反することの両方を並べ書きたい、というようなことを感じていたから、だったような気がします。

 この時書いた、「青いバラ」という未来は実現され、「現在」になり、そして「過去」になろうとしています。

(記事を書いた時の)ひとこと

 今回は、「未来」について書きました。自然を変え、新しいものを作り、色々な人たちが日々、色々な未来を作り出していきます。

「叶わぬ望み」の青の薔薇を作り出す

 「叶わぬ望み」「不可能なこと」を意味する青いバラ"the blue rose"をサントリーが遺伝子組み換え技術を用いて開発した。もちろん、これまでにもさまざまな青いバラが作り出されてきたが、今回の「青いバラ」はバイオテクノロジーの力により本来バラが全く持たない青の色素デルフィニジンを多量に含んでいるのが特徴だ。

 「叶わぬ望み」「青いバラ (新潮文庫) 」が遺伝子組み換え技術で実現される。良いか悪いかはさておき、それが二十一世紀なのだろう。

チタン製の埋め込むブラジャー

 二十世紀の偉大な発明の一つがブラジャーである。米国人の女性マリー・ジャコブが発明し、1913年に特許をとった。ブラジャーは、コルセットから女性を解放し、社会進出の手助けをしたともいう。そして、最近ではブラジャーの高機能化がますます進んでいる(らしい)。

 しかし、そんな偉大なブラジャーを不要にしてしまうチタン製埋め込みブラジャーをデュッセルドルフ在住のZiya SAYLAN医師が生み出した。このチタンのメッシュ状のカップを胸に埋め込むというこのブラジャーを装着すれば、未来永劫ブラジャーは必要ない。…しかし、いいのかそれで本当に?

携帯電話を腰に付けると精子の数が30%減る?

 先日、ハンガリーの科学者が「携帯電話をズボンのポケットや腰のホルスターに着けて持ち歩くと男性の精子の数が30%減少する」という研究結果を発表した。どうやって数えたのか、その方法は…あまり知りたくはないが、とにかく30%オフというのは驚くべき数字である。

 今回の結果はまだ確実なものではない、という意見もあるようなので、これから行われるだろう正確な追試等を待ちたいところだ。それにしても、女性に比べて携帯電話を(鞄に入れずに)身につけることが多い男性にとって、これは実に気がかりなニュースかも。

初の民間宇宙船をM&Msチョコレートで祝う

 100kmというと、ちょうど東京駅から静岡県の熱海くらいまでの距離だ。JRの切符を買えば1,890円ほどでたどり着くことができる。しかし、それが地表から高度100kmだとそう簡単にはいかない。なにしろ、そこは地球を飛び出した宇宙空間である

 6月21日、そんな地表100kmの宇宙の世界へ民間企業Scaled Compositesが有人飛行に初めて成功した。その宇宙船SpaceShipOneから撮影されたビデオを見るとそこは確かに地球を見渡せる宇宙の世界だ。そして、無重力の世界でお祝いに色とりどりのM&Msチョコレートをパイロットがばらまき、それらがコクピットの中を舞う様子は、…ただ素晴らしく美しいとしか言いようがない。

未踏の世界をスーパークリエイター達が作り出す

 次世代のIT市場創出を担う優れた研究者(スーパークリエイター)を支援しようという未踏ソフトウェア創造事業2004年度 第1回の公募結果が発表された。IT市場や次世代ソフトウェアなんてよくわからない…と思う人でもきっと眺めてみると興味を惹かれるものがあるハズだ。

 動き出す実物大グラビアアイドルどこからともなくブートするOS異文化コミュニケーションのための知識共有システム世界規模ソースコード検索エンジン…、なんだか面白そうなものがたくさんある。自分好みのプロジェクトを応援してみると面白いかもしれない。

2009-12-07[n年前へ]

NEWS今昔物語「男と女」と「車」編 (初出2004年07月00日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

数年前の古いニュースも、意外に現在のニュースと同じように新鮮に感じたりすることもあるだろう、ということで、この過去の記事連載を、(昨日から)今現在の新しいNEWSと同じ枠のTech-logsに移動しました。

(記事を書いた時の)ひとこと

 先日、高速道路での車の運転に疲れてSAに入って休んでいると、おっぱいプリンなんていうのが目に付いた。「大量に余ってしまったプリンの在庫・・・・。何とかして売れないか?そんな試行錯誤から登場した」という。(売れなかったはずの)この製品は、何と「市場に出ると同時に大ヒットを遂げた」という。「男と女」のどちらがこのプリンを買い支えているのかはわからないが、在庫整理の方法を何だかとても面白く感じた。

 今回は、その高速道路での新鮮な驚きをキッカケにして、「男と女」と「車」にまつわる(5年前の)ニュースを選んでみました。

理想のカップはCカップ?

 大人のオモチャの販売会社Adam & Eve sex toysによる、「 男性では42%、女性では45%が理想のバストは「Cカップ」だと思っている」という調査報告が7/2に発表された。

 面白いのが、「大きいバストを好む人の比率は男性の方が女性よりも高く(男性18%, 女性9%)」、その割には「小胸さん = Aカップを好む人の割合も(この差はほとんど誤差だろうが)男性の方が女性よりも高い(男性3%, 女性2%)」というところだろうか。つまり、男性の好みは「巨乳」から「微乳」まで実に幅広い、ということである。

男と女では世界の眺め方が「文字通り」違う

 『男と女では世界の眺め方が「文字通り」違う証拠』と 題した発表が7/8のNewswiseに掲載された。この中で、女性は色認識に関係する遺伝子を2種類持つことができるが、「異なる遺伝子を二種持つことにより、赤やオレンジの辺りの色を詳しく知覚することができ、果実を集めたりする(ことが多かった)女性たちにとっては便利だったのかもしれない」という推測と共に、「男女は-文字通り-異なった風に世界を見ているかもしれない」という。

 男と女が見ている世界の違いは…知りたいような知りたくないような…。

「美人プログラミングスタイル」と「行き当たりばったり指向プログラミング」

 沖ソフトウェア株式会社のWEBページ内で、プログラムのソースを調べて「いちゃもん」をつけるという汎用メトリクスツール「いちゃもん」の作り方という記事が7/16から連載され始めた。このサイトには他にも、美人プログラミングスタイル行き当たりばったり指向プログラミングなんていう、面白いのにとても勉強になる一粒で二度美味しい記事がある。プログラミング作業に疲れた時には、こんな楽しげなプログラミング手法で枯れそうな心を癒してみるのも良いかもしれない。

 ちなみに、他の楽しげなプログラミング手法としては初等ロリータ指向(×嗜好)プログラミング(中級編)もお勧めだ。

スチュワーデスと女子アナの平均顔

 ネイチャーインタフェイスの最新号に東京大学の原島博教授による スチュワーデスと女子アナウンサーの平均顔 」の写真が掲載されている。その二枚の写真を眺めると、確かにいかにも「スチュワーデス」と「女子アナウンサー」に見えるから面白い。

アウディの車がエッシャーの世界を走る

 最近、アウディCMが評判になった。その動画をぼんやり眺めていると、一見自然に見えるかもしれない。しかし、よくよく眺めてみるとこの世界はヘンだ!そう、エッシャー(M.C. Escher)が描く不思議な空間をAudiの車が縦横無尽(縦も横も上下左右もよくわからないのだが)に走り回っているのだ。

 その撮影のトリックの一端は  6/8にCGNetworksに掲載されたレポートで知ることができる。それは、まさにイリュージョンだ。

2009-12-08[n年前へ]

技術革新の三つの潮流に合わせてMATLAB/Simulinkの改良を継続 autoki  share on Tumblr 

 「技術革新の三つの潮流に合わせ MATLAB/Simulinkの改良を継続 ―― MATLAB EXPO 2009レポート 《基調講演編》

1. システムのモデル化 2. モデル・ベースの開発 3. 並列コンピューティング

 ここで挙げられている1,2,3、特に何より1,2は因果関係を明らかにした上での・最も適切な制御を適切な塩梅で(ロバストに)行うために、とても重要なことだろう。

2009-12-09[n年前へ]

NEWS今昔物語 「世界」と「可視化」編 (初出2004年05月00日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 この2,3年後に、自分でカメラ付き携帯とグリッドコンピューティングを組み合わせたシステムを作ってみました。その時感じたのは、画像処理と(サーバ側が保持するPCを用いる)グリッドコンピューティングはどうも、サーバ側にとってあまりメリットがないな、ということでした。クライアントPCの方が性能が良かったり、台数は遥かに多かったり…と、どうもまだもう一皮むく必要があるのではないだろうか、と考えた覚えがあります。

(記事を書いた時の)ひとこと

 かつて「世界」はどんな具合だったのでしょうか。現在、あるいは、未来の世界はどうなっているのでしょうか?そんなことを考えながら、いくつかのニュースを選んでみました。

紛争分布の可視化

 ノーベル財団のサイトの中にConflict Mapというページがある。ここでは、どの時代に世界の何処で紛争が起こっているかを自由に眺めることができ、一目で世界の紛争の歴史を理解することができる。

 まさに、「百聞は一見にしかず」"Seeing is believing"である。情報を上手くまとめどのように他人に見せるか、ということはとても重要だ。この例の場合は、実に深刻な内容をとてもわかりやすく私たちに見せてくれる。そして、そこで伝えられる内容は、とても考えさせられるむずかしいものである。

動画観察が可能な「高速原子間力顕微鏡」

 オリンパスが、製品として世界初の動画観察が可能な「高速原子間力顕微鏡」を開発したと、先月14日に発表した。これまでは、静止画の撮影さえ分オーダーの時間がかかっていたのだから、とても大きな進歩だ。ナノメーター(100万分の1ミリ)サイズのDNA分子が動く様子を眺めたりモータータンパク質が動くようすを眺めてみるとまるで見慣れたオタマジャクシのようにも見えてくる。しかし、その世界はその10万分の一ほどのナノワールドであることを考えると、本当に驚かされてしまう。

ところで、そんな「高速原子間力顕微鏡」が威力を発揮するナノワールドの技術と言えば、先月末には生体分子による計算機製作の報告がNatureに掲載された。生体分子により作られたナノマシンやコンピュータが身近になる日も近いのかもしれない。

カメラ付き携帯とグリッドコンピューティングで「お肌診断」

 化粧品メーカーのエイボン・プロダクツが、顧客の肌を自社員のカメラ付き携帯電話で撮影し、サーバーに送信した肌画像をグリッド・コンピューティング利用で解析するサービス三月に開始した。端末はカメラ付き携帯電話を使い、データ転送は携帯電話から写真添付メールで、そして、解析処理は自宅で稼働する16台のグリッドPCという格安システムだという。

 Googleの種々のサービスの場合も、それらのサービスを支えているものは、つまるところ 独自のクラスタリングPCシステムにより他社には真似できない格安なコストパフォーマンスを実現していることだという意見もある。これからの時代、いかに少人数でローコストのハードウェアを使って何かを作り上げていくかということが、どんな業種であれ、重要になっていくに違いない。

2009-12-10[n年前へ]

NEWS今昔物語 「色んな勘違い・間違い」編 (初出2004年07月00日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 この後、「新書マップ」は「実際の書籍」になりました。まるで本の巣窟、はたまた、迷宮のような実に分厚い本になりました。私も買ったのですが、あまりに収録されている書籍の数が膨大で、全ては未だに読むことができていないような気がします。

ハチは実は怠け者?

 「忙しい蜂は悲しむ余裕をもたない」「蜜蜂が他の動物より尊敬されるのは、勤勉であるからではない。他の者のために働くからである」というような言葉に表されるように、ミツバチは「働き者」の代名詞となっている。しかし、実際のミツバチは働き者どころか怠惰をむさぼる怠け者だったらしい。

 先月、ドイツ動物学学会から蜂の研究に対する表彰を受けたベルリン自由大学教授のRandolf Menzel博士が言うには、「蜂は夜の80%は寝ているし、昼もすぐ飛ぶのを止めて羽を休めている」らしい。とかく残業が多くなりがちで休むヒマもないひとたちは、ミツバチに(自分自身を重ねて)仲間意識を持っていたりするかもしれない。しかし、哀しいことにそれは勝手な思いこみによる誤解だったようだ。

ホーキング博士が認めた「誤り」と「寺田寅彦の学位論文の誤り」

 物理学者スティーヴン・ホーキング博士が、「ブラックホールに落ちた物質が持っていた情報は失われてしまう」という-量子力学に反してしまう「ブラックホールの情報喪失問題」における誤りを認めた 、とnature.comで7/15に発表(日本語訳)された。

 ホーキング博士でも誰でも「誤り」はある。そういえば、随筆でも有名な物理学者である 「寺田寅彦の尺八の音響学に関する学位論文にも誤りがあった」という。優れた物理学者達でもミスをする、と聞くと少しホッとする。しかし、自らがおかしているハズのミスの数々を顧みると背筋に冷や汗がタラタラと流れてきてしまう。

新書マップで本棚散策

 本屋で探していた本の近くの本棚に何故か目を惹かれ、その本棚につい手を伸ばしてしまうことは多い。また、間違えて本棚から引き出した本が意外に面白く、読みふけってしまうこともある。そして、さらにその隣りの本棚にもまた心を惹かれて…と、いつの間にか本屋の中を長いこと散策してしまったりする人も多いに違いない。

 そんな感覚を味わうことができるサイト「新書マップ」が国立情報学研究所により開発され、6月30日から一般公開された。

 新書マップは汎用連想計算エンジン(GETA)を使い、さまざまな本を「幻想的なマップ」上にジャンル分けし表示している。しかも、まるで本当に心赴くままに色んなジャンルの本棚を眺めることもできる。これからは、ネット書店の本棚でも長時間散策してしまうかもしれない。

2009-12-11[n年前へ]

NEWS今昔物語 「浮かぶ・伝える・蘇る」編 (初出2004年09月30日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 先日、Mashup Awards 5の授賞式で、電子レンジとYoutubeを合体させた「ハードウェア改造作品」を見たせいか、(趣味の)電子工作をしたいなという気持ちが増している。時間を作り・資金を作り、色々やってみたいことはあるのだが、なかなかできないままに毎日が過ぎていく…。

 そんな風に思っていたら、5年前にもそんなことを書いていた。これは、良くない状態だ。まるで、全く進歩していないではないか。

(記事を書いた時の)ひとこと

 最近ハードウェアをいじることが少なくなってしまったせいか、ピカピカ光ったり、グルグル回ったりする電子オモチャを作ってみたい今日この頃。そこで、電子工作関連のニュースを今回は集めてみた。

空に浮かぶ「イメージ」や「ゲーム」

 今年の夏休みの課題としてレーザープロジェクタを自作した人がいるしていて、何だかとても楽しそうだ。

 光で走査してイメージを描くと言えば「LEDなどを空中で走査し、視覚の残像現象を利用して空中に画像や文字を描く装置」を「バーサライタ)」を作った人だ。空中にメッセージを浮かべてみたり、ゲームを浮かべてみたり、あなたの心にも何か面白い「イメージ」が浮かんでくるかもしれない。

FPGAで蘇る懐かしの「マイコン」

 先月の28日、NEC PC-8001が発売された1979年9月28日アーケード・ゲーム)などもFPGA上で動いていて、古くからのコンピュータ・ファンならば思わず涙を流してしまうはずだ。

 ちなみに、10月29日(東京)と11月5日(大阪)に開催されるAltera PLD WORLD 2004ではアスキーらにより報告 FPGAを使ってMSX1レベルの機能を再現する試作機も報告される。FPGAユーザーはもちろん、懐かしの「マイコン」を振り返りたい人ならば要チェックだとろう。

触れて伝える「メッセージ」

 先月、USB接続のRFID開発キットが市販されるようになり、一般の人でも無線ICタグの開発を楽しむことができるようになった。そんな無線通信で遊ぶのも楽しそうだが、さらに楽しそうな「究極」の有線通信技術が実用化された。

 なんと、先月13日に松下電工が「人体を通信ケーブルの代わりに利用し、データ通信をおこなう」という「人体通信」技術を製品搭載したと発表から3700bpsに高速化しており、人体経由の割には高速であることもビックリだ。触れて伝える「メッセージ」なんて、ちょっとドキドキしてきませんか?

「歌うハードディスク」や「歌う花」

 先月22日、活けた花をスピーカーにしてしまう「花スピーカーが参考になる)を奏で始めたら、冷汗ダラダラだろうか? 

 そんなクラッシュしてしまったハードディスクに音楽を奏でさせてしまった人がいる)、これがそれほど悪くない音質であることにもビックリするハズだ。

2009-12-12[n年前へ]

NEWS今昔物語 「人体とヌードと超検索」編 (初出2004年11月25日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 最近の秋葉原はどんな街なんでしょうか?あるいは、数値人体モデル」TAROとHANAKOは、どのような用途に使われたのでしょうか?果たして、人体モデルTAROは、この後、精子減少を食い止めたのでしょうか?NEWSというものは、その後のストーリーを追いかけ続けて、始めてようやく価値がわかるものなのかもしれません。

 さて、Googleのサービス展開のスピードはやはり早く・しかも、それが実際に多く使われていくことに驚かされます。5年前のNEWSはすべて、今ではすでに枯れつつある技術になっているようにも思えます。そのスピードに負けないライバルがたくさん現れると良いだろうな、と思います。

(記事を書いた時の)ひとこと

 最近、秋葉原を扱った特集番組の話を聞いた。秋葉原は電気街だと長年思っていたのだが、実は、いつの間にかメイド喫茶の街に変わっていたらしい。それが本当なら、大きな衝撃を受けるほどの驚きである。

男女「数値人体モデル」TAROとHANAKOは精子減少を食い止めるか!?

 「日本人成人男女の平均体型を有する数値人体モデルTARO(男性)HANAKO(女性)の(非営利の研究目的に対する)無償公開が11月1日より開始された。この数値人体モデルは、MRI画像の各画素に電気定数や重量を与えることで作られたという、この人体モデルは確かに人に対する電磁波による影響の各種解析に役立つに違いない。

 そういえば、携帯電話をポケットに入れると精子の数が30%減?というニュースも以前あった。携帯電話を「バックの中」に入れる女性と違い、「脇または尻ポケット」に入れがちな男性にとっては、これは大問題である。「数値人体モデル」TAROとHANAKOを使った電磁界解析研究が(将来)精子減少を食い止めるかもしれない…?

空港の金属探知器が全裸ヌードを写し出す!?

 11月7日、「ロンドンヒースロー空港に導入されたX線金属探知機が乗客の体をあまりにも露わにしてしまう」という ニュースがあった。これまでの金属探知器は透過型X線で撮影をしていたが、今回のものは後方散乱X線で撮影を行っている。そのため、原子番号の小さい材料(樹脂等)を高コントラストで写し出し識別することができるようになったのだが、それと同時に、高コントラストで人間の「ヌード写真」をも写し出してしまうようになったというわけだ。

確かに、後方散乱X線式金属探知器で撮影された人体画像では あまりに露わにボディラインが写し出されているように見える。

 こんな感じに撮影されてしまうのであれば、男女を問わず嫌だと感じる人は多いに違いない。技術の進歩には必ずメリットとデメリットがコインの表と裏のように一体でついてくる、ようだ。

Googleの「学術文献検索エンジン」と「衛星写真からの場所検索」

 11月より、Googleが学術文献用の検索エンジン"Google Scholar"をβ公開している。例えば、青色発光ダイオードを開発した中村修二の名前で検索をかけた結果を眺めると、(検索された)一番目の論文は427件から引用されていて…、なんていうことがわかる。また、翻訳サービス(検索結果に対して翻訳を簡単にすることもできる)も同じくβ公開し始めた結果、外国語が苦手でも学術文献を検索し読むことが簡単にできるようになるかもしれない。

 さらに、それだけでなく、Googleは10月27日には衛星写真や航空写真データベース・ソフトウェアを開発しているデジタルマッピング会社Keyholeも買収している。明日にも、 書籍中から検索したりキーワードを検索したり、学術文献を検索したり、翻訳したり、ついには地球を回る衛星写真から検索対象を眺めることだってできるのかもしれない。

2009-12-13[n年前へ]

NEWS今昔物語 「楽器と媚薬と掌の中の可能性」編 (初出2004年11月25日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 数年前の技術を眺めていると、確実に成長した技術・所品・サービスもあれば、同じような技術・サービスが何度も出される割に、いつも続かず・広まらない技術・商品・サービスもあることに気づかされます。その違いを考えながら、過去のNEWSを眺めています。

(記事を書いた時の)ひとこと

 スウィングガールズ中の「A列車で行こう」を聴きながら、この文章を書いています。

 この曲の題名と歌詞には、「(ジャズを楽しめる)ハーレムに行くなら、速く行ける (ニューヨーク市地下鉄(の)"A"看板の電車(すなわち "A" train = 8番街急行)にお乗りなさい」という意味がこめられているのである。

「鼻歌トランペット」と「楽器の科学」でスウィングしよう!

 「鼻歌を歌うだけで、音を誰でも出すこともできる」という電子トランペット「イージートランペット」がヤマハから11月1日に発売された。  この製品は一般ユーザ参加のサイト「たのみこむ」でアイデアを募集しつつ開発が進められたというが、(鼻歌で)奏でているようすを眺めると、とても楽しそうで思わず欲しくなる。大人気の映画「スウィングガールズ」を観たばかりなので、なおさらにそう思う。

 面白く楽しい楽器と言えば、手作りでさまざまな楽器を作り上げている人がいる。科学が好きなあなたなら、「チェロの力学」「ハープの力学」「ギターの力学」を眺めれば、楽器を司(つかさど)る物理学に絶対ハマるはずだ。

 また、モノを作るのが好きなエンジニアならば、"電磁気学の理論を駆使した"エレキギターの特許明細書や、改造した(飾り物の)小さなミニチュア・チェロにも目からウロコかもしれない。

女性が嫌う男性の「悪臭」は究極の「媚薬」?

 11月17日、ライオン株式会社が「女性の体臭を不快に感じたことがある男性はたった15%ほどであるのに対し、全ての女性が男性の体臭を不快に感じたことがあり、その原因物質は"アンドロステノン"だ」という研究結果を発表した。

 しかし、その一方で"アンドロステノン"は究極の「女性を惹き付ける男性用フェロモンで、"アンドロステノン"を出している男性には多くの女性がすぐにまいってしまうという謳い文句の商品もある。

 "アンドロステノン"で女性がすぐに"まいってしまう"のは「あまりに不快」だからか、それとも「あまりの魅力」のせいか、その謎は深まるばかりだ。試しに、自分の体中に塗りたくって真実を確認してみるのも一つの手だが、とりあえず狭い場所で実験するのだけは(他人への迷惑を考えると)止めておいた方が良さそうだ。

「25億ピクセルのデジタル写真」と「携帯電話がスキャナに変わる」

 11月16日、オランダ応用科学研究機構25億画素のデジタル写真を公開した。一時間強かけて撮影した600枚の画像を繋げ、78797ピクセル x 31565ピクセルの超高精細デジタル写が作り出されている。画面の中にズームインしていくと、遠くの葉っぱ一枚一枚も大きく見えてくるスゴイ画像だ。

 

しかし、「25億ピクセルのデジタル写真」というとスゴイように思えるが、メガ(100万)ピクセルのカメラ付き携帯電話で2500枚分というと、私たちにも実現可能にも思えてくる。11月25日にはXEROXメガ・ピクセルのカメラ付き携帯電話をスキャナ・ファックス代わりにする技術も発表したし、Amazonは携帯電話をバーコードスキャナ代わりにして、(実際に)手にした商品を検索し通販で買うことができるサービスも始めた。巨大な「25億ピクセル」よりも、手元のカメラ付き携帯電話の方が実はずっと凄く活躍・成長していくのかもしれない。

2009-12-14[n年前へ]

NEWS今昔物語「開発秘話と車と美容」編 (初出2004年12月22日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 いろいろなものを支えるものがあって、未来があるのだろうか、とアルコールを飲みつつ、過去の記事を眺めながら考えました。

コンピュータ科学者から一番感謝を捧げられた人

 コンピュータ科学の論文における謝辞中に「誰が最も登場したか?誰が一番感謝されているか」を調べた研究報告、「コンピュータ科学者達から一番感謝を捧げられている人」を明らかにした研究報告がNature.comに掲載された。その論文中で「他の人から268回感謝され - 科学者達から一番感謝された個人 - である」とされたOlivier Danvy教授曰く「たくさんの人を励ましてきたことが、今回の結果に繋がったのだろう」という。

 「励まし」と「科学」と言えば、二十世紀を代表する偉大な数学者 アンドレ・ヴェイユは自らの体験(ある一人の教授の励ましがあったおかげで科学研究を続け・耐えることができたこと)を振り返り、「若い人が研究を始めたら、たとえ勝算が少なそうに見えても、励ましてやることにしている」と語ったという。今回のニュースは、そんな「励まし」・「支え」の大切さを再認識させられる。

「胸が飛び出す(ブチ切れ)ブラ」と「ビキニの科学」

 昨年11月に英国で発売されたばかりの「女性の胸に深い谷間を作り出すワンダーブラの新商品"Deep Plunge Clearly Daring(向こう見ずで恐れ知らずに深い谷間)"が先月リコールされた。あまりに強力に胸を強く寄せて上げたため、二つの胸カップを前で繋ぐヒモがその力に耐えきれずにプチ切れてしまい、バストがいきなり飛び出てしまうことが相次いだからだという(日本語紹介記事) まさに文字通りの「向こう見ずで恐れ知らずなブラ」である。

 胸を支えるブラジャーの記事を書いているうちに連想したのだが、Bikini Science(ビキニ水着の科学)というサイトが面白い。「おへそ」からビキニ・パンツ上部までの長さが年代を追って変化したようすビキニのトップとボトムの間の露出部の大きさの変化などが歴史的に検証され、各種グラフにされている。グラフを眺めることもに疲れている人も、こんなグラフを眺めるときには、好奇心イッパイの新鮮な気持ちになることができるかもしれない!?

「恋人」から「夫婦」になるにはたった3.3cm進むだけ?

 先月1日、男女600人に対する「歯とハブラシに対する意識調査」結果が発表した。その調査結果によると、『自信を持って他の人に口元や歯を見せられる距離は、「知人」の場合63.7cmであるものが、「同性の友達」になると53.4cmであり、「恋人」ともなると37.9cmになり、「家族」では34.6cmであったという。つまり、相手との関係が深くなるほどその距離が近い』のである。もしもあなたに「自分のことをどう考えているか知りたい相手」がいるのであれば、相手の(自分に対して見せる)口元から自分までの距離を「定規で計ってみる」のも面白いかもしれない(ヘンなヤツだと思われることは確実だが)。

 ところで、その調査結果から、「知人→恋人→家族」という恋の進化・発展過程・距離を試しに計算してみると、「知人(63.7cm)→25.8cm近くへ寄る→恋人(37.9cm)→さらに3.3cm近くへ→家族34.6cm」となる。つまり、知人から恋人までの(近づかなければならない)距離は25.8cm(従来比? 40%近く)にも達するのに対し、恋人と家族(つまりは夫婦?)の違いはたったの3.3cm(従来比? 9%)に過ぎないのだ。「恋人」から「家族」になりたい相手がいるのなら、ほんの3.3cmだけ相手の方へ、少し前へ進んでみると良いのだろうか。

「人を幸せにする科学」と「人が作る未来」

 先月15日、「ITツールを活用することで - 仕事とゆとりある生活との両立 - を実現することができるか」という社内モニター実験を開始する、と日本テレコムが発表した。「家族との時間」「育児と仕事の両立」「ゆとりある毎日」などを、モニターとなる6人の人たちが手に入れることができるのか、とても興味のあるところだ。

 「科学が人を本当に幸せにするのか」という問いは、繰り返し唱えられてきた。だが、結局のところ「21世紀を幸せにする科学」を作り出すのは人自身なんだろう。「先生やお父さんやお母さんが未来をつくってくれると思ったら大間違いです」「未来を何色にするかは、私にかかっている」「今日見た風景の中に、未来を変えるヒントがあるかもしれない」 といった21世紀を担っていく若者たちが未来を描いた言葉を眺めれば、彼らが作る「明日の世界」がおぼろげに見えてくるような気がする。

2009-12-15[n年前へ]

NEWS今昔物語 「支え」と「未来」編 (初出2005年1月27日分)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 いつか、『グラフ計算機』の開発秘話と似た話、自分がよく知っている話を書いてみたいと思うが、なかなかこういう話を書くことができるものではないに違いない。だからこそ、こういう話を読めたことの楽しさを、改めて感じてしまう。

(記事を書いた時の)ひとこと

ソフトウェア開発・メイクアップ・自動車開発、どれも「作る」ということに繋がります。今回は、色々な「作る」を集めてみました。

『グラフ計算機』の驚くべき開発秘話

 Macintoshのクラシック環境(MacOS Xより前の環境)に標準添付されている「グラフ計算機」(MacOS 10.4には別の「グラフ計算機」が標準添付されるらしい」の開発秘話が開発者自身により昨年末に公開された(日本語記事)。なんでも、失業中のプログラマ二人が、貯金で生活しながら、出勤してきた社員の後ろにぴったりついてApple社の警備をすり抜け敷地内に入り込み、空き部屋で作業し、さらには自腹を切って下請けプログラマーを雇い、チェック担当と研究担当からなる開発チームに自分のソフトウェアの改良まで行なわせ開発をした、という。そして、ついには標準ソフトにまでなったのだから、これはまるで映画「摩天楼はバラ色にグラフ計算機」を彷彿させる、何だかとても心躍らされる話だ。

 ちなみに、グラフ計算機の開発者曰く「Windows 98にも同じことをしてみたかったけれど、Microsoftは建物の警備が厳しくてできなかったよ」だって。

「理想の目元」を作る秘密

 化粧品を製造販売する株式会社イプサが、「目を大きくするメイクアップアイテム」というものを今年の元旦に発売した。これを使うと、「目の横幅は縦幅の3倍」「目の縦幅幅とまぶたの縦幅が同じ」「目頭から目尻の角度が10倍」という目もとの理想的なバランス(オプティマムバランス)、目もとの「理想的なバランス」を実現するという。シミュレータを使って自分に適した「理想のバランス」実現の方法(つまりは化粧品の選び方)を調べることもできる。

 理想の目元を描こうとする女性のパワーには驚くばかりだ。(一重の女性のための)パッチリふたえの作り方なんて驚きのあまり腰が抜ける。何を得るにも影の努力が必要なんだなぁ、とつくづく思う。

Goolgle videoでテレビ番組を検索しよう

 アメリカでは、一定量以上のテレビ番組に字幕をつけることが義務づけられている。Googleが、そのテレビ番組の字幕文章に対する検索サービスGoogle Videoを先月25日からベータ公開し始めた。例えば、"Japan"なんていうキーワードで検索をかけると、そのキーワードにマッチしたテレビ番組のサムネイル画像や放送時刻や時間が表示され、さらに番組で放映された内容の詳細を知ることもできる。

 字幕放送の普及率が低い日本でサービスを運用する日はまだまだ先かもしれないが、テレビ局が視聴率をかせぐために字幕内容に対してもSEO(検索エンジンに対する最適化)対策に明け暮れる日は近い。

鳥山明デザインの電気自動車が限定発売

 株式会社タカラから、ドラゴンボールDr.スランプで有名な漫画家の鳥山明デザインの電気自動車が3月27日から販売開始される。これは「乗れるチョロQ」の第四弾として全5色 9台限りの限定品だ。鳥山明によりQVOLTと命名され、素晴らしく気持ちが良くなりそうなデザインを見ると税込み199万円という値段は安いと思う。マンガの世界の自動車に乗るなら、「今がチャンス」かもしれない。

2009-12-16[n年前へ]

NEWS今昔物語 「過去と未来と成長」編 (初出2005年1月27日分)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

(16才の頃)知っておきたかったこと  この後、自分なりに「16才の頃、知っておきたかったこと」をまとめたPowerPoint資料を作ってみました。いつものように、今回の記事の中には、一見おかしなネタもあるかと思います。けれど、それらはいずれも過去から未来へ繋がっていることがらです。

 25年前に、"We are the world."を映した「10人だけの閉会式」があったということに、マイケル・ジャクソンが亡くなった今、もう一度思いを馳せてみる今日この頃です。

 さて、「過去と未来と成長」という言葉を眺めるとき、私はshiroさんが訳された文章、そして、その時に書かれた言葉をいつも連想し、前を向こうと思い直したいと思います。素晴らしい文章というものを掌の上で結晶にしたら、きっとこういうものなのだろう、と思います。

 16才の頃、同じ高校一年生として同じ高校へ通っていた、つまりは同窓生のShiroさんなどを見ると、「自分は二十年の間に何もできなかったなぁ」とつくづく思う。
 人生の到達点はそれまでの積分なんだから、同じアドバイスがどの時点でも有効なはずだ。 やりたいことはたくさんある。それなら、絶対後悔しないから、貪欲に、遠慮せずにやればいい

(記事を書いた時の)ひとこと

 以前の記事、「恋人から夫婦への3.3cm」に対して、「夫婦の距離は3cm≒一寸」かもという面白い指摘を受けました。ためしに辞書をひいてみると、「一寸 = 最高級とは言いかねるが、とるに足りないものではない、相当のもの」とあります。実は、この話は奥が深かったりのするかもしれないですね。

「1985年から見た20年後の未来」

 20年前の1985年、未来技術をテーマに「つくば科学万国博覧会」が開催された。その「二十年前に展示された未来科学技術」の舞台裏(例えば、2000インチ!の超巨大ディスプレイ「ジャンボトロン」で"We are the world."を映した「10人だけの閉会式」の話など)を解説した「つくば科学万博クロニクル」という本が先月出版された。科学技術が好きで、つくば万博に遊びに行ったなんて人は読んでみるときっと面白いと思う。

 1985年と言えば、その年に出版された対談集「科学技術を考える」という本がある。その冒頭には、「万博会場では"世界"が科学の力で結ばれている。しかし、それで異民族・文化間の問題は何一つ解決していない」とある。そして、その「新技術は生まれてから一般化するまでに20年かかる」と当時東大理学部の助手だった東大の坂村健は言っている。1985年から20年後の未来、私たちがいる2005年の世界はどんな未来になったのだろうか。

「日本人男性が抱える重大な問題」

 「タートルネックから顔の上半分だけを出した男性の写真」といえば…、包茎手術で有名な某クリニックの有名な広告である。男性でこの広告を見たことのない人はいないことだろう。そのクリニックの広告によれば「男が100人いたら65人は包茎です。そのうち70%、45人の男性は結局治療を行っています」というからさぞかし顧客が多い…のだろう。

 そこで、情報を調べ始めると「表皮における種々の問題(別名:包茎問題)」を論じたページでは、「日本人男性の50%は大いなる問題を抱えている」と書きつつ、田縣神社の豊年祭りを例に挙げ、実際には「覆われていないペ○スが好まれていることは明白だ」と語る。この言葉を心強く感じる人も多いかもしれない。

 ちなみに、グラフでデータを示されるとモノがモノでも注目してしまうのが技術者には、「ペ○ス増長薬」を服用したり、「ペ○ス増長運動」を行ってみて、比較実験の結果をグラフで示した「ペ○ス増長薬は有効か?」というページも楽しめるかも…。何を得るにも影の努力が必要なんだなぁ…。

「復刻版キャンパスノート」

 20年前、16才の私は高校の教室でコクヨのキャンパスノートを机に広げ授業を受けていた。そのコクヨの歴代「キャンパスノート(初代='75年・2代目='83年・3代目='91年・現行='00年)」を4冊セットにした「復刻版キャンパスノート」が誕生30年を記念して2月1日から発売される。学校で勉強していた頃を懐かしく思い出す程度に年をとった人ならば、「買ってみようかな」なんて気持ちになってしまうニュースだと思う。

 小学校の低学年の頃にはキャンパスノートや大学ノートを使い、今ではそれがノートPCになった。どんなノートに変わっても、結局落書きばかりしている、という(私みたいな)人も多いかもしれない…けれど。

「16才の頃、知っておきたかったこと」

 16才の高校生の頃と言えば、(Lisp著書で有名な)Paul Grahamが、16才の高校生たちに向けて書いた「風上を目指せ。きみと同じ能力を持つ誰かができることなら、きみにもできる(=怠けたことで-できなかった-ということを-才能-のせいにするな)。そして自分の能力を過小評価しちゃいけない。好奇心があれば努力が楽しい遊びになる」という内容の(先月公開された)文章が、川合史郎氏の手により日本語訳され評判を呼んでいる。

 現役の高校生たちはさておき、年をとってもまだ自分が大人になりきっていないと感じている(少しは年を経た)人たちはぜひ読んでみると面白いと思う。「年をとる前に、知っておきたかった…」と感じたり、あるいは「今でもまだ遅くはない」と思ったりするかも。

2009-12-17[n年前へ]

NEWS今昔物語 「女性の魅力」編 (初出2005年3月24日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 この時、2度と救急車には乗りたくないと書いた。しかし、今年の夏も車に轢かれ、救急車に乗った。やはり、その時に道の上で見上げていた夕焼けはとても綺麗なのが印象的だった。

 また、私も「美人の微分方程式」や「帰ってきた「美人フィルタ」で眉毛処理 編」と似たような、ワンデー アキュビュー ディファインや瞳を大きくする美人化処理は今では日常生活に溶け込み、当たり前の商品・技術になっている。

(記事を書いた時の)ひとこと

 先日、インフルエンザをこじらせてしまい、初めて患者として救急車に乗った。あんな経験は二度としたくないが、救急車から担架で担ぎ出された瞬間に見上げた青空は、とても綺麗で美しく忘れられない。

解き明かされた「バラの香りの秘密」で「女性は魅力的な顔」になる!?

 2月24日、曽田香料は「バラの香り」の鍵となる成分を発見したと発表した。「花の中の花」のバラ特有の「ゴージャスで、瑞々しく広がる香り」はこれまで秘密のベールに覆われていたという。しかし、今回の研究結果により、バラの香りの秘密もようやく解き明かされ、その技術を応用した香水が今春にも発売されるという。

 そういえば、去年10月には、バラの香り(ローズ香気)を嗅いでいると、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストラジオール)のバランスが適正化され、女性の表情が(男性から見て)魅力的になる、というカネボウと奈良教育大学の福井一助教授による研究も報告されている。ホルモンバランスと男性を手玉にとってみたい女性であれば、このバラの香りの香水は要チェックかもしれない。

女性の「肌年齢の5年毎の大ジャンプ」と「28才の曲がり角」

 3月10日、結果を発表した。その">調査結果(PDF)を眺めてみると、「肌の変化(老化)を感じた年齢」などは25・28・30・35・40・45・50に明らかなピークがあることがわかる。「女性の肌年齢」は5年毎の大ジャンプがあって、しかも「28才に曲がり角」があるらしい?

 (末尾が5や0の)切りが良い年齢で老化を感じる人が多い(そんな数字は書きやすいし)のは、納得できるような気もするが、28才というのは一体なぜなんだろう? と思ったら、今年の1月にも「お肌の曲がり角」の実感年齢は27.5才だ、という調査結果を報告していた(詳細PDF:http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/news/pdf/050113.pdf">)。何でも、女性にとってはストレスや生活スタイルの変化が28歳前後が一番激しい、ということらしい。なるほど、それは確かに(お肌にとっても)大変そうだ。 …だけど、28才なんて、まだまだとても若いと思ったりもするんだけれども。

「裁判で訴えられた巨大シリコンバスト」が「競売で1万7千ドル!!」

 2月末から競売のeBayに出品されていた豊胸用のシリコンパックが、一週間後に1万7千ドルで落札された。なんと日本円にして180万円近くのスゴイ値段である…!? もちろん、これはただの使い古しの豊胸パックではなくて、1998年に男性から「(その巨乳で顔を叩かれたせいで)むち打ち症になってしまった」と裁判で訴えられたこともあるという伝説の「巨大シリコンバスト(の陰の立役者)」だという。

 Tawny Peaksさんの胸に埋め込まれていたシリコンパックは一個あたりの重さが900gほどだというが、…それは確かに「凶器」と言えるかも。

「美人になるコンタクトレンズ」発売

 2月24日、ジョンソン・エンド・ジョンソンが黒目をくっきり大きく見せるコンタクトレンズ ワンデー アキュビュー ディファインを発売開始した。このコンタクトレンズは、縁部分に黒い(ウソっこ)黒目が描かれていて、コンタクトを装着した途端に黒目がちの瞳美人に大変身してしまう、という。確かに、通常のコンタクトレンズを装着した場合と比べると、このコンタクトを付けていると確かに美人に見えるようだ(化粧をする女性なら、きっと美人の秘密は">黒目の大きさとまつげの濃さがにあるというのは、常識なのだろう)。普段コンタクトレンズをつけている女性(男性も?)なら、試しにこんな美人コンタクトで黒目がち美女(美男子)に変身してみるのも面白いかも。

2009-12-19[n年前へ]

A・ジョリーにはあてはまらない? 現代美人顔の基準「新黄金律」が判明、米加研究  share on Tumblr 

 A・ジョリーにはあてはまらない? 現代美人顔の基準「新黄金律」が判明、米加研究

 研究チームは画像処理ソフト「フォトショップ(Photoshop)」を使ってある1人の女性の顔写真を加工。色は変えずに、目と口の距離や両目の間隔を少しずつ変えた写真を多数用意した。

 写真を横一列に並べ、その中から自分が魅力的だと思うものを多数の学生に選ばせた。研究チームは計4回の実験を行い、うち2回で顔の長さに対する目-口間の距離の理想的な比率を、残る2回でこれに加えて顔の幅に対する両目の間隔の理想的な比率を調べた。

 実験の結果、目と口の距離は顔の長さの36%、両目の間隔は顔の幅の46%のときが一番美しいと感じられることが分かった。
 セレブ数人の顔についても調べたところ、米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)の顔は縦、横の両方向ともに新黄金律が当てはまらないことが分かったという。一方、カナダ人歌手シャナイア・トゥエイン(Shania Twain)の顔は両方向ともに新黄金律が当てはまるという。

2009-12-20[n年前へ]

NEWS今昔物語 「美しくなるための努力」編 (初出2005年05月26日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 「美しさ」を追求する限りない女性心は、5年前でも5000年前でも、あるいは、5万年先の未来でも変わらないのでしょうね。

(記事を書いた時の)ひとこと

 元JUDY AND MARYのYUKI(リンク先はPDF)のコンサートユキライブ YUKI TOUR “joy” に行った。

 本当にこうやってツアーが出来るか、正直分からなかったです。
という言葉、そして、アンコール最後に歌った「ハローグッバイ」の
「私が見てきたすべてのこと、むだじゃないよって、君に言ってほしい」
という歌詞に、思わず涙がこぼれた。

「美しさの自信が足りない日本人女性」

 "Lux"や"Dove"といったブランドで知られるユニリーバ・ジャパン株式会社が、先日">女性の美に関する世界調査結果を発表した。世界10ヶ国の18歳~64歳の女性3,200名(うち日本人300名)に電話調査をした結果、「日本人女性は海外の女性にくらべ、、自分自身の美しさに自信が持てず満足していないようすが浮かび上がった」という。その調査結果を眺めてみると、自分を「魅力的」「かわいい」「美しい」と思っている日本人女性は、他国に比べてずっと少ないことがよくわかる。また、「恋愛関係」も他国に比べて満足度が低いという、男性にとって気にかかる事実も読み取れる。

 また日本人女性は他の国の女性よりも、「女性を美しくする重要な要素」は「化粧」で「性的魅力」ではない、と考えているようだ。ちなみに、このアンケート中の「もしあと25%美しくなれるなら、知性が25%下がってもいいか?」という設問に、あなたならどう答えます?日本人女性は何%が「美しさのために知性を捨てた」と思いますか?答えを知りたい人は、調査結果を読みにいってみましょう。

「美しくなるための発明」

 「日本人女性は美しさの自信が足りない」なんて言われても、「そんな自信なんか持てるわけない」と思いながらも、それでも涙ぐましい努力を続けている人は多いことだろう。

 そんな人は、"There are no ugly women, only lazy ones.(美しくない女性などいない。いたとしたら努力をしないものだけだ)"という言葉を眺めたり、「美しくなるための技術」の発明史を描いた(挿絵を眺めるだけでも楽しくなる)investing BEAUTYを読んでみるのも面白いと思う。もしかしたら、先人たちの美しくなるための努力を見れば、「まだまだ私は努力していないのかも」という思わされる…かもしれない。

化粧技術の故郷「古代エジプト」の王の素顔がCTスキャンで再現される

 現代主流となっている西洋化粧技術の源は、古代エジプトに遡るという(化粧技術のルーツは約20万年前のネアンデルタール人の時代であるという説もあるらしい!)。その「古代エジプト」の王であるツタンカーメン王のミイラが今年始めにCTスキャンされたが、その結果を用い、フランス・米国・エジプトの研究チームにより生前の顔(横顔)が復元された(日本語情報)。ツタンカーメン王といえば、美少年王として名高い。その素顔を眺めると、美少年というよりは美青年に見える。

 「美しい」と言えば、美女と誉れの高い「クレオパトラ」の顔は一体どのような顔だったのでしょうね?見たいような、見ないままにしておきたいような…。

「郵政想定外ブラ」

 奇妙奇天烈なブラジャーを作り続けるトリンプが、5月9日に「郵政想定外ブラ」を制作発表した。「

 「郵政想定外ブラ」は「郵便ポスト」を模した真っ赤な色をしており、ブラジャー・やウエストベルト・ショーツは4点に分割可能でき、「郵便窓口サービス」・「郵便」・「郵便貯金」・「簡易保険」の4事業が分割、民営化される様を表現している、という。 ブラのカップ部には投函口もあったりする冗談製品だが、それでいて綺麗で美しく見えることがまた素晴らしい。ブラジャーが大好きの男性も、そんな男性を軽蔑する女性も、どちらの方でも楽しめますよね?

2009-12-21[n年前へ]

NEWS今昔物語 「野球盤とロボットと王子さま」編 (初出2005年05月26日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 「(お客が自分たちで使う)料理注文用のリモコン」は使いこなせるようになった。5年過ぎて、それだけは(もしかしたら唯一の)学んだことだと言えるかもしれない。

(記事を書いた時の)ひとこと

 先日、久しぶりに神戸・大阪に滞在した。夜の居酒屋で見かけた「(お客が自分たちで使う)料理注文用のリモコン」にビックリしたが、難しくて(私には)使えなかった。

「ジャンケンに必ず勝つロボット」と「イチローを超えるロボット」

 カメラで撮影した「高速モーションキャプチャ情報」を利用し、「人間の行動結果を(人間の行動が終了する前に)解析し、それに対するリアクションを(前もって)起こす」ことにより「ジャンケンに必ず勝つロボット」がネット上で評判となっている。広島大学のロボティクス研究室が開発したこのジャンケン・ロボットが、人間がとャンケン対決をしている動画を見ると、淡々とロボットが人間に勝ち続けている。なんというか、究極の「後出し」原理を具現化したロボットである。

 また、同じような原理で動く「高速バッティング・ロボット」もこれまた面白い。打球の飛球角度を角度で10度以内で打ち分けることができる、という。世界が誇る「イチロー」もビックリのロボット打者が登場するかもしれない。

 

「アクション・フィギュア搭載の野球盤DX」新発売

 エポック社野球盤といえば、30代半ば以上の男性を最も楽しませた玩具のひとつだと思う。'58年に(初代)野球版が登場してから、各世代の(かつて男の子だった)男性たちはそれぞれの時代の野球盤で楽んできた。磁力を使った「カーブ・シュート変化球」、脅威のトリックによる「消える魔球」など、技術とアイデアを駆使した玩具に惹かれた人は多いはずである。

 そして、また今年も「野球盤初の選手人形が実際に投げ・打つ動作をするアクション・フィギュア・システム搭載の野球盤DXが6月18日に発売される。実際に選手人形が動くことで試合の臨場感が増している、という。こどもをだしにして、(けれど本堂は自分が欲しくて)買ってしまうお父さんが量産されるかもしれない。

Google Mapsの中にいる「白馬に乗った王子さま(かも?)」

 5月23日、BoonEx GroupAEwebworks Dating Software Developmentが、Google Maps を使った出会い系サービス4ppl Personals + Google Mapsをスタートさせた。このサービスを使えば、「住んでいる場所」や「相手の年齢」や「性別」などを入力すれば、その要望に合致する相手を自由自在に地図上で見つけ出すことができる。人工衛星からの撮影写真やカラフルな地図の中に、望みどおり(かもしれない)相手が点在しているようすは、かなりインパクトがある。

 これまでもGoogleによる、タクシーやリムジン、シャトルなどの乗物の現在地を検索できるサービスGoogle Ride Finderといった地表を動きまわるものを見つけ出すサービスなどがあったが、タクシーならともかく、「人との出会い」の場合、「ブラウザの画面の地図中から見つけ出す」だけじゃ味気ないかもしれない。

2009-12-22[n年前へ]

NEWS今昔物語 「機会が自動で判断する世界」編 (初出2005年02月24日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 さまざまな機器が、さまざまなものの自動判別をするような技術が響開発されている、ということを改めて意識し直しました。今回のニュースとは異なりますが、便座の位置での、小便か大便化の自動判別&自動水流しは、もう一般的ですね。

(記事を書いた時の)ひとこと

 先日「顔を自動で見つけ、勝手に美人にしてしまう」プログラムを組んだ。そんなカメラもすぐに一般的になるに違いない。

「小論文を自動採点するシステム」

 '02年に大学入試センターの研究開発部の石岡恒憲 助教授と株式会社リコーの亀田雅之氏が試作した日本語小論文の自動採点システムが朝日新聞の">記事で取り上げられ話題となった。

 「文章の読みやすさ」「論理構成」「与えられた問題に答えているか」を自動で採点するというこのシステムで、試しに私が先日書いた記事『Mac「グラフ計算機」の驚くべき開発秘話』の文章で試してみたら、修辞 4.1(5点中)、論理1点(2点中)、内容2.1点(3点)、最終得点7.2点(10点満点中)で、「議論の接続が不十分であるように見受けられます」となった。なるほど、納得できる結果である。

「顔を見つけ出して、自動でピントを合わせるデジカメ」

 株式会社ニコンが、Identix 社の生体認証技術を用いた顔認識技術を用いた世界初の「顔認識AF」デジカメを">2月16日に発表した。顔の輪郭や目・鼻・口・耳などの距離間隔や肌色情報などから、人の顔を自動で認識して、認識された顔にピントを合わせてくれるという。

 あまりに目鼻立ちが他人(ひと)とかけ離れていたりすると、「おまえの顔は『顔』じゃない」とピントを合わせてもらえなかったりするのだろうか? それどころか、一刀@「借力」さんの">心霊写真発見機のニュースではないが、勝手に自分の後ろの背後霊を見つけ出して、背後霊にの顔にピントを合わされてしまったりしても、コワイかも…。

「小便の速度」や「大便か小便か」を調べる便器

http://ec3.images-amazon.com/images/I/51bBdan6kLL._SL500_AA240_.jpg  聖なるバレンタイン2月14日、TOTOは(野球のボールの球速を計測するスピードガンと同じ仕組みで)小便の速度を計測し、同時に放尿時間も計ることで、正確な「尿の量」を調べて「適切な量の浄水を行う」という男性用小便器を発表した。男性が、ゆっくりチョロチョロ立ちションしても、短く太く放水しても、便器はその違いを調べあげてしまうのだ…。

 しかし、便器に調べ上げられてしまうのは男性ばかりではない。1月27日にが発表した便器は使用時間から大便・小便を自動判定して、適切な水量で洗浄するのだという。女性だって小便か大便かを勝手にトイレに調べ上げられてしまうのだ。ちょっと、イヤじゃないですか?

2009-12-23[n年前へ]

NEWS今昔物語「小便から下水道まで」編 (初出2005年04月21日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 水を飲んで、水を出して、その水が街の下を走り、海に出て、蒸発した後に雲になり、雨となって地中に潜り、そしてその湧水をまた私たちは飲み干します。そんな輪廻をピックアップしようとしたはずが、なんともはや・・・なセレクション、ですね。

(記事を書いた時の)ひとこと

 小便をする放水器の先から、都市の下に隠れているkれど重要な下水道の先までの道のりを考えながら、いくつかのニュースに注目してみました。

極小ペニスを左腕に移植手術してデカく育てる

 「子作りに支障があるくらいに小さかった28歳男性のペニスを、モスクワの整形外科医が切断し「左腕の肉と合体」させ、さらに「延長シャフト」を付けて左腕の中で11時間の伸長手術を行った後に股間に戻したというニュースが、4月10日に紹介された。アレを切断されると思っただけで気を失いそうになるが、そんなことをしたくなるくらいアレを増強したいという願望は根強くあるようだ。

 手術の結果は…というと、何でも「戦闘態勢時」でもほんの2インチ(≒5cm)だった極小ペニスが7インチ(≒18cm)もの長さになった」という。18センチと言われると、それはそれで支障が無いものなのかとか、13cmも長くしたのかと、何だか新鮮に驚く。

トイレットペーパーの「星の100億年」は「トイレ一回分」

 「天文学トイレットペーパー(Astronomical Toilet Paper = ATP)」というものが最近メディアで取り上げられ人気になっている。では、一体ATPとは一体何か?というと、なんと星の100億年の一生というトイレットペーパーなのだ…。

 トイレットペーパーといえば、日本人はトイレ一回あたり70cmくらい使うという話もある。100億年という途方もなく長い時間が一瞬でトイレから下水道へと流されて行くのは…それはそれで風流な話である。

都市を地面の下で支える下水道を眺めよう

 先日、小田原市で水道送水管破損事故のため断水が続いた。水道は、現代の都市にとって欠かすことのできないライフラインの一つとなっている。もちろん、今回破損した上水道だけでなく、下水道だって重要だ。上下水道が揃わなければ、水洗トイレだって使うことができなくなってしまう。

 そんな「都市を支える下水道」の詳細な地図が下水道台帳ホームページとして東京都下水道局により4月1日から公開されている。都市の地下を、まるで静脈のように走る下水道のトンネル地図を眺めてみれば、東京という都市がまるで生き物のように思えてくるに違いない。

2009-12-24[n年前へ]

世界最小クラスのトイデジタルカメラ  share on Tumblr 

 「世界最小クラスのトイデジタルカメラ、栄の雑貨店で人気に

 12月12日から販売を開始した小型デジタルカメラ「ポケットデジタルカメラ SQ28m」が人気を集めている。
 ブルーとピンクの2色展開の同カメラのサイズは世界最小クラスの高さ23ミリ×幅53ミリ×奥行き19ミリで、重量は約21グラム。写真の仕上りは 1,280×1,200ピクセルの正方形で、撮影モードも「ノーマル」「モノクロ」「ノイズ」「ビビッド」の4種類を用意。動画も撮影できる。音声は記録されないが、8ミリ映画のような映像を撮影できるという。
 販売価格は5,985円。増産の予定はないという。

2009-12-25[n年前へ]

NEWS今昔物語「空を見上げる手作りアンテナ」編 (初出2005年04月21日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 何かを手作りするということは、「贅沢さ」「満足感」を与えてくれるような気がします。海で釣りをし、釣りを終えてから、魚をさばき、空を見上げてみたら・・・何だかとても満足できるような気がします。

(記事を書いた時の)ひとこと

 10歳の頃まで、長野県の野辺山にある太陽電波観測所の中で暮らしていた。高原に林立する「まるで向日葵のように、いつも空の彼方にある太陽の方向へと、顔を向け続ける巨大パラボラアンテナ(電波望遠鏡)」をふと思い出し、空を見上げるアンテナのニュースを選んでみた。

中華鍋や傘で「USB無線アダプタ」手作り改造大作戦

 フライパン網杓子を材料にパラボラアンテナを手作りし、USBの無線アダプタをパワーアップさせている人たちがいる。もちろん、料理道具だけでなく、など「ありとあらゆるもの」を使って無線アンテナをパワーアップさせている。やり方は、料理番組風に言うなら、とっても簡単、鍋や傘を放物面に見立て、その焦点にUSB無線アダプタのアンテナを配置するだけだ。それだけでなく、この人たちはアルミホイルで手作り八木アンテナを作っていたりもする

 何とも面白そうな「手作り」改造大作戦だが、なんと4月15日には、トータル40ドルで手作りしたIEEE802.11gの無線アダプタで10km離れた場所から発信されている電波の受信を確認したそうだ。あなたも、試しに100円ショップへ走り、「自分だけのパラボラアンテナ」を作ってみるのはどうだろうか?

ペーパークラフトの「宇宙へ顔を向けるパラボラアンテナ」

 「無線アンテナ手作り改造大作戦」は確かに面白そうだ。けれど、作って動かすのがとても難しそう…と躊躇してしまう人も多いことだろう。そんな人は、国立天文台が提供しているパラボラアンテナ(電波望遠鏡)や光学望遠鏡や人工衛星のペーパークラフトを作ってみるのはどうだろう? こちらの電波望遠鏡や光学望遠鏡だって、ちゃんと「動く」スグレモノだ。

 あるいは、もし、パラボラアンテナよりパラボラアンテナが向けられている先にある「星や空」の方が好きな人なら…、紙を使って星座早見表プラネタリウムや「火星」や「金星」を作ってみるのも面白いかもしれない。夢あるものを作る、色んな人たちがいる。

2009-12-26[n年前へ]

粒子法を利用したウェブアプリケーションのプロフェッショナル版発表  share on Tumblr 

 物理シミュレーション使ったウェブアプリ「PHYZIOS Studio」、プロフェッショナル版を発表

 フィジオスは12月17日、ウェブアプリケーション「PHYZIOS Studio」プロフェッショナル版を発表した。
 PHYZIOS Studioは、「粒子法」と呼ぶ物理シミュレーション技術を利用したウェブアプリケーションだ。水や火、石などの性質をシミュレートしたオブジェクトや、さまざまなアクションを行う画像オブジェクト「アートピース」を設置して、アート作品やゲームを作成できる。8月にプロトタイプを公開し、11月には機能を拡張したベータ版を公開している。

 物理シミュレーション技術は、「それっぽい」をゴールにするか、ごく狭い範囲内の「確かさ」を求めるうちは実に良いと思う。ただし、無知が引き起こす度を越した、過度な期待・目標には近づいてはいけない、と思う。具体的には、「定性」と「定量」の違いで、さらにその「定量的」を具体的に言えば、実験無しに「値を決められるか否か」だと、私は思う。

 わかっている人には当たり前すぎることを書く。けれど少し大事だと思うところを書いてみる。「シミュレーション技術」を過度に信じる人と「シミュレーション技術を信用しない人」は実は同じ人である。

2009-12-27[n年前へ]

NEWS今昔物語「誰かに伝えるメッセージ」編 (初出2005年03月21日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 折田先生像を登場させたあの人は、今はどうしているのだろう、そしてまた、それを手伝ったあの人は・・・と、年が暮れる時期になると、あの時あの頃の色々な人たちは今どうしているだろう?と思いを馳せますね。

(記事を書いた時の)ひとこと

 モンゴル800のアルバム『Message 』に収録されている「あなたに」を聴きながら、あなたに送る「メッセージ」に関わるニュースを選んでみました。

「殻」を破って伝える「メッセージ」

 この季節は、寒くて天気も悪く、殻に閉じこもってしまうような生活をしがちな(私のような)人も多いかもしれない。

 そんな人の役に立ちそうなのが、3月10日に株式会社トミーが発売する「マメデルモンのたまご(日経プレスリリース)」だ。

 なんでも、一見普通の「たまご」なのだが、それを水に浸すと数十分から数時間で殻が自然に割れ、中からおしゃれなメッセージ入りの豆の種子が顔を出し、一ヶ月ほどそのメッセージを楽しめるという。殻を破る「みどり色の豆」を眺めれば、いつの間にか、自然に自分の殻を破ることもできるかもしれない。

今年も、折田先生がやってきた。

 「折田先生像」をご存じだろうか? 「折田彦市先生の像」というのは、かつて京都大学 教養部(現在の総合人間学部)正門近くに存在していた銅像である。

 この「折田先生像」は日独伊三国同盟が結成された年に建立された由緒正しい銅像だったのだが、15年近く前から大学入試の日になると奇妙な仮装をして受験生達を迎え、何かを訴えかけるようになった。銅像が大学当局の手により撤去されてしまった1997年以降でさえも、信じられないことに、何と折田先生は現われ続けているのである。

 というわけで、今年も折田先生はスッパマンに姿を変えてやってきた! しかも、スッパマン折田先生像に対して、「この素晴らしい芸術的作品をこの場所に展示しておくことは、盗難もしくは損傷の危険性が考えられますので、(以下省略)」に始まる大学事務局の対応がこれまた楽しめる。この年中行事はいつまで続くのだろうか?

2009-12-28[n年前へ]

NEWS今昔物語「瞳を開いて眺める」編 (初出2005年06月23日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 「未来を予測し・未来を少し操作するような作業」をする、と言えばカメラの赤目防止機能も、考えてみれば、そんな作業です。フラッシュを光らせた時に、瞳が赤く写ってしまわないように、フラッシュを使って写真を撮る前に予備発光を行ない被写体の瞳孔を閉じさせた次の瞬間に、本番のフラッシュを光らせ写真を撮る、というわけです。意外に、そういった技術は、身の回りに隠れていて、私たちはいつの間にか少し操作されているのかもしれません。

(記事を書いた時の)ひとこと

 液晶画面をペンで操作することができる(もちろん、キーボードでも操作できる)Tablet PCを使い始めた。すると、「マウスで操作する」という作業が「ペンや自分の手を使う作業」のフェイク(偽物)に過ぎなかった、ということに今さらながら気づかされた。未来のPC、そのPCを扱うユーザ・インタフェースは一体どんな風に変化していくのだろうか

トランプ・カード透視術

 6月1日、(自分から見るた時に)裏向きのトランプのカードを透視し、どんなカードであるかを見分けてしまうことができる技術がNewScientist.comに掲載された。7月31日から開催されるSIGGRAPH2005で発表予定の資料(">全文PDF)を読むとわかるように、他の物体に跳ね返る(自分からは見えない)カードの表面からの反射光の色や量を逆算することで(結果として)カードの表を透視できる、という技術である(日本語参考記事)。

 デモンストレーションの動画(MP4形式 63MB)の後半(4分20秒辺りから)を眺めてみれば、その技術の楽しさ・面白さに見とれてしまうと思う。

みんなが笑顔の「ベストショット検出技術」

 大学生の頃、写真館でアルバイトをしていた。仕事の大半は、結婚式の記念写真を撮影する仕事である。結婚式の集合写真を作成する時、(気をつけて何枚か写真を撮るのだが)瞳を閉じ気味であったり、閉じてしまった人がいることがある。そんな時には、極細筆を使い目を閉じている人の瞳を(他の写真を参考にして自分の手で)描いたものである。

 そんな新技術が5月末から、各種メディアで紹介された。電気通信大学院 電子工学専攻の金子研究室の「ベストショット検出技術」は、デジカメで連続撮影した十数枚の画像中から、その中で撮影された人たちの瞳検出・抽出を行い、すべての人が目を開いている写真があれば、その「ベストショット写真」を出力する、という技術である。さらに、もしも目を閉じている人がいれば、その人の「目をつむっていない部分画像」を他の写真から探し出し、「ベストショット写真」を合成することで、造り出してしまおうというものである。

 こういった技術は以前から開発されている。例えば、まばたき検出から目を閉じている写真を防止するだけでなく、さらに笑顔検出も行って笑顔の瞬間の写真を出力しようというような技術もある。

 写真館でのバイト中、「被写体の気持ち・動きをいつも予測するようにしろ」というアドバイスを受けることが多かった。「(例えば何か面白いものを見て)次の瞬間に笑顔を見せる、(例えば何かに気づき)次の瞬間にふと考えごとをする、(歩く先にライトが当たっていたら)眩しくて目を閉じる、そんな未来の被写体の動きを予測しながら映す瞬間を考えろ・そしていい瞬間になるようにして待ちかまえろ」と言われていた。

 そんな作業、未来を予測し・未来を少し操作するような作業も、デジタル信号処理が肩代わりするようになる時代が、近く来るのだろうか。

実は3倍の大きさだった「アンドロメダ座大銀河」

 先月末、地球から200万光年先にあるアンドロメダ座大銀河の大きさがこれまで知られていたよりも実は3倍も大きかった、という報告がされた(日本語記事)。以前は、直径がおよそ7~8万光年と見積もられていたが、今回周辺の天体の動きを観測した結果、実は22万光年以上の大きさであることがわかった、という。

 アンドロメダ銀河の直径が8万光年なら地球から眺めた時の大きさは2.3°程であるが、もし直径22万光年ならば6.3°にもなる。6.3°というと、11cmの直径のものを1m離れて眺めたときの大きさである。

 両手を伸ばして、左右の親指と人差し指をで「大きな円」を作ってみよう。それが、今回判明したアンドロメダ銀河の大きさだ。もうすぐ始まる夏からは、アンドロメダ銀河を眺めるのに良い時期になってくる。夜空に向かって両手を伸ばし、自分の指越しに「大きな銀河」の姿を思い浮かべてみよう。直径22万光年もの大きさのアンドロメダ銀河を、自分の指で作ったリングの中で眺めてみれば、きっと奇妙で不思議な感覚に襲われると思う。

2009-12-29[n年前へ]

NEWS今昔物語「未来のために頑張る」編 (初出2005年06月23日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 「やる気・根性のこと」を「ガッツ」と呼ぶ時代がありました。なぜ、そんなことを書いているかと言うと、ガッツという言葉が今は死語になっていると聞き、下の記事群中ではその言葉をすべて他の言葉に書き直しているからです。

 若い人に聞いてみると、「ガッツというより、あえて言うなら根性かな」ということでした。私の脳内では「根性」の方が(”夜露死苦”的な)死語なのですが、言葉の流行り廃り・言葉の復活など色々あるのだろうか、そういう言葉一覧表を作ってみたいな、とふと思いました。

(記事を書いた時の)ひとこと

 「未来を作りたい」という言葉を聞いたことをきっかけとして、未来を作るために頑張るさまざまなニュースを集めてみました。

性的絶頂感を遺伝子とCTスキャンで考えてみる?

 先日、女性が性的絶頂感に達するかことができるかどうかは遺伝子が決める)。 一卵性双生児と二卵性双生児を対象としたアンケートの結果は、「女性が性的絶頂感に達するかことができるかどうか」への遺伝子の寄与率は34%だった、という。そんな性的絶頂感のナゾをさらに解き明かしていくためには、CTスキャンを用いて女性の本物と見せかけの性的絶頂感の違いを明らかにした研究(日本語解説記事) などにも期待したいところだ。

 ところで、男性と女性それぞれの性的感覚の時間変化が異なるようすを示すグラフなどを見ると、やはり男と女の間には深くて暗い河が流れているようだ。何しろ、男は「やる気になってから、性的絶頂感に達することができるようになる」までの時間が2.8分であるのに対して、女性の場合は14分以上かかるというのだから…。

"The Musical Baton"津波と、頑張って"手作業"で作る津波伝搬樹形図

 5月末から6月中旬にかけて、"The Musical Baton"という名前の「記事」が非常に多くのWEBページ(個人ブログやSNSなど)上に書かれた。これは、「音楽に関する質問に(自分のWEBページ上で)答え、その質問に(自らのWEBページ上で)答える責任を次の5人に廻す(pass the baton)」というものである。この津波の震源地がどこなのかは定かでないが(参考: 1)、BlogPulseによる"Musical Baton"という言葉の言及量推移を示すグラフやはてなダイアリにおける言及グラフを眺めれば、言及量が急激に増加しており、まさに津波のようであったことがわかると思う。

 1人から次の5人という広がり、すなわち、5のべき乗を素直に流せば、13世代で世界のインターネット人口を突破し、14世代では地球の人口を突破することになる…のだから、そんな急激な増加も当たり前の話であるが、その大きな津波が日本でどのように伝搬していったかを頑張って"手作業"で調べた人がいる。まるでウワサ話が伝搬するように、"The Musical Baton"が人を介して手渡されていったようすを眺めてみるのは、不思議に面白い。

頭の中のパイプライン

 「大きな報酬が得られる選択肢を選ぶ意思決定をする場合」と「小さな報酬しか得られない選択肢を選ぶ意思決定をしなければならない場合」で処理を行う脳部位が異なる、というサルを実験対象とした研究報告がasahi.comに掲載された(参考情報:Science日本語要約)。

 メイン・サブの2CPUをデュアルで使うタイプのコンピュータの動作で例えるならば、優先度に応じて高性能なメインCPUに仕事を割り振るか、ちょっと動作が遅いサブCPUに仕事を割り振るかを切り替えるというような仕組みである。

 進化を続ける生物が生み出した脳の中の最適化処理・脳の仕組みにはただただ驚くばかりだ。

「コーヒー飲んで頑張る」の秘密が明らかに?

 6月20日、カフェインの覚醒効果を分子レベルで立証したという研究結果が、大阪バイオサイエンス研究所から発表された。徹夜で頑張るような時、気合いを入れて頑張るために、コーヒーやコーラといったカフェイン飲料の力を借りている人は多いと思う。つまり、効果はすでに判明していたわけだが、その秘密がついに解明されたというわけである。

 脳医学で覚醒効果の仕組みが解明されていけば、カフェインを含む色んな飲料のさらに上を行く、超"気合い"や超"頑張り"注入ドリンクも登場するかもしれない。…なんだか、ちょっと危険そうだけど。

2009-12-30[n年前へ]

NEWS今昔物語「野球シミュレーションとコーラの秘密」編 (初出2004年09月02日)  share on Tumblr 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 野球球団も時代につれ変わっていきます。この後、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、さらに、優勝争いをするに至る・・・という時の流れには、驚かされます。

(記事を書いた時の)ひとこと

  日本仮装大賞「ピンポン」芸をもとにした、日本発のアイデアによるペプシのCMを見たので、コーラに関する話題を選んでみた。。

野球チームの勝率シミュレーション

 今年のプロ野球はペナントレースの行方よりも、球団合併・1リーグ化の騒動や、livedoorが球団買収の名乗りをあげたりした、といったことの方が騒がしい。騒動の行方がどうなるかはわからないが、ペナントレースの行方に関しては、エンジニアお得意のデータ整理の勉強も兼ねて、回帰分析による野球チームの勝率シミュレーション(リンク先は.pptファイル)でもしてみると面白いかもしれない(自分でプロ野球のデータ分析をしてみようという場合にはプロ野球データ送信所のデータ・分析集が参考になる)。

 ちなみに、リンク先の解析結果の結果では、「野球の勝率は打率と防御率によってほぼ決まり、本塁打数にはよらない」ということで「手堅い攻守が何より一番有効」らしい。

「コーラを飲んだ時の脳内反応」と「コーラのトリビア」

 7月29日のThe Guardian で、人間の味覚中枢はペプシコーラを飲む時の方がコカコーラを飲む時よりも興奮し、コカコーラという名前を聞くと前頭葉が反応する、つまり、「ブランドイメージとしてコカコーラは強いが、人が美味しく感じるのはペプシコーラだ」ということを裏付けるfMRI(機能的磁気共鳴画像)を用いたMontague博士らによる研究報告が紹介された。かつて、ペプシが行った飲み比べコマーシャルの「ペプシチャレンジ(Pepsi Taste Challenge)を脳医学的に裏付ける話である。

 ちなみに、コーラと言えばこんなトリビアもある。人工甘味料は砂糖よりも何百倍も甘く、逆に言えば砂糖で味付けされたコーラと同じ甘さの人工甘味料コーラを作ろうと思えば、ずっと少ない(軽い)量ですむ。その結果、人工甘味料で味付けされたダイエット・コークは普通のコカコーラよりも軽いということになる。

 実際にコーラの缶は水に沈み、ダイエットコーラの缶が水に浮く、つまり「液体の中で浮き沈みが逆である画像」を眺めてみれば、きっと一瞬「へぇ~」と思うに違いない。

2009-12-31[n年前へ]

NEWS今昔物語 「Back to the Future」編  share on Tumblr 

 「NEWS今昔物語」は、5年ほど前にYukiWikiを介して編集者に渡し、さらに編集者の方の手直しを経て、公開していたものです。

 その元原稿の再公開作業を、昨日で終えることができました。ある程度自動でYukiWikiのバックアップ・データを自動変換処理はしたものの、やはり、少しの手直し作業が発生してしまいました。

 けれど、大晦日を前にしてようやく、このサイトにデータ統合させ、「NEWS今昔物語」という形で、このサイト上で公開させ終えることができました。

Roads? where we're goin'to, we don't need...roads.