2013-06-17[n年前へ]
■検索エンジン Wolfram Alpha が作り・表示する各種の「曲線」の裏側
検索エンジン Wolfram Alpha が作り・表示する各種の「曲線」の裏側が、 WOLFRAM BLOG で Making Formulas… for Everything—From Pi to the Pink Panther to Sir Isaac Newton として詳しく解説されています。(参考:「初音ミクやアラレちゃんを描く曲線」を作るテクニックの秘密・Wolfram Alphaが「色んな形を描き出す曲線を作る」ためのレシピ)
かなりボリューム満点な記事ですが、実際に動かすこともできるWolfram CDF Player 用ファイル(MakingCurves_blog.cdf)もあるので、フーリエ記述子で描かれた世界を実感しつつ・楽しむことができるかも。
2013-06-08[n年前へ]
■「AKB48の2013年総選挙の結果とジップの法則」
11位は板野友美ちゃん。…ここまではいいんだよな。多分、素直に得票数とランキングがべき乗則に乗っている。問題はここからだ。作為的になると予想。
やっぱり10位以上は変だな。4グループ分けできる?
2013-06-03[n年前へ]
■「ホログラフィック顕微鏡撮影」を一般用A4スキャナで実現する
「ホログラフィック顕微鏡撮影」を一般用A4スキャナで実現する、という話(Gigapixel Holographic Microscope Made From A4 Paper Scannerー論文PDF)。異なる距離にいるアリやミジンコに対して、それぞれピントを合わせて再生してみたり…と、何だか面白い。
2013-06-01[n年前へ]
■「麻雀の山とツモに関する確率シミュレート」
…しかし、場に一枚見えている両面待ちが、山にどれだけ残っていて、どれだけの確率でツモれるかって、意外と感覚じゃ分からない。ということで、シミュレータを作りました。
「7巡目で両面聴牌、場に当たり牌は1枚しか見えていない。ツモれる確率は?」
中張牌の待ちとして他家が河に捨てる確率を25%と見積もると、山に残る枚数は3.88枚と出ます。これをツモの確率に入れると、55%でツモれることが分かります。
2013-05-31[n年前へ]
2013-05-26[n年前へ]
■面白そうなファイバースコープWifiカメラ(ライト付き)
「自由に曲がるフレキシブルアームの先に超小型Wi-Fiカメラが付いている(ライトも付いている)」というTUNEWEAR Snake Cam with iPhone mount グネグネWi-Fiカメラ、凄く面白そう。手が届かないところや、小さな隙間…色んなところを観察するのに役立ちそう。
2013-05-24[n年前へ]
■「アスキーPC7月号の暗号」〜思考過程が楽しいのだ!編
読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?に対する、chamekanさんのアスキーPC7月号の暗号から。
…解けなかったのだが、解こうとした過程自体は自分としてはおもしろく、他のひとにとっても、ああ、こういうふうに考えてドツボにはまってひとがいるのね、というおもしろさがあるのではないかと思う。
アスキーPC7月号の暗号
ちなみに、「暗号画像」はこんなPNG画像ファイルで、およそ下に貼り付けたような画像です。
chamekanさんは、こんな解析・検証用のWEBプログラムを作られていたりして、何だか凄いぞ!と楽しくなります。
さて、「アスキーPC7月号の暗号」についてです。「暗号画像」は単なるガウシアンぼかしを掛けた画像です。しかし、非常にボカされているために、フォントや文字位置の手掛かりがない限り、各文字を推定して、それらの文字を積み重ねて各単語を推定して、その各単語の積み重ねから文章推定をする…というのは、とても困難に思えます。
そこで、私の場合は、「解空間」は非常に限られたものである(そうに違いない)ということを前提にして、つまりは「決めつけ・思い込み」で、「ありうる答」を選び出した…という具合です。
たとえば、私の場合、「暗号解析の過程」は、およそこんな具合でした。
- 2単語目の末尾は□で、単語としては〜○×△という形じゃないか…
- 暗号文の内容は、英語で(私たち日本人でも”そこそこ”知られている)有名なフレーズに違いない
- よし、"Quote" "Best 100"辺りでググり、上から眺めてみよう!
- おっと、**番目に怪しいやつがいるぞ!
- 試しにボカしてみると、確かにそれっぽい
- それ以外の候補があるのかどうか、プログラム組んで、確かめてみよう!
暗号解析は、人による(人を選ぶ)かもしれませんが、かつてのエラリークイーンの本格ミステリー小説の楽しさと同じように、自分で解こうと考えてみる過程自体がとても面白いものです。…というわけで、思考過程が楽しい!というひとつの例のご紹介(アスキーPC7月号の暗号)です。
2013-05-16[n年前へ]
■「空に浮かぶ立体物」を作り出す44万円の3Dプリンタ
「空に浮かぶ立体物」を作り出す3Dプリンタが売られています。空に浮かぶ立体物というのは、下に貼り付けた動画のように、つまりはヘリウムが入った(時には色づけた)泡で空に浮かぶ立体物を形作ったものです。(写真集)
そんな浮揚する立体物を印刷し、空へと量産出荷していく3Dプリンター"FLOGOS"のお値段は、(今の円安為替なら)約44万円、少し前の円高価格なら三十万円台という、(お金があれば)思わず欲しくなるようなお手頃価格です。
趣味用としては44万円だとちょっと手が出ないから(商売で使うなら、適度に収支を合わせることができそうですが)、もしもヘリウムガスが安かったなら、自作して実験してみたくなります!…あぁ、つまりは先立つもの(お金)が欲しい!という感じです。
*…作り始めました。「空を浮揚する立体物を作り出す3Dプリンタ」を自分でも作ってみよう!ーキックスタート編
2013-03-12[n年前へ]
■お尻から吹き出る「オナラ」をサーモカメラで見た画像
以前、お尻から吹き出すオナラを目に見えるようにしよう=可視化しようとしたことがあります。その時は、人体模型のお尻部分からドライアイスの白い煙を出して、オナラ(っぽい)気流の動きを眺めました。
温度を眺めることができる遠赤外線カメラ=サーモカメラの撮影画像を眺めていると、お尻から吹き出すオナラを撮ったものがありました。こういうものを眺めたい人がいるかどうかは微妙ですが、個人的に 「ドライアイスのオナラもどきと同じ動きで良かった!」と面白く眺めました。
お尻から吹き出る「オナラ」をサーモカメラで見た画像…あなたは、面白く感じる派ですか?それとも、見たくない派でしょうか。
2013-03-08[n年前へ]
■はやぶさを支えた画像処理技術
「はやぶさを支えた画像処理技術」を聴きました。「イトカワ」に「はやぶさ」が近づき・タッチダウン地点を選ぶ際、イトカワの三次元形状をどのように推定したかという話、完全人力での対応点抽出とか(限られた中での最適化とか)、宇宙空間ならではの輪郭抽出の困難さとか…「ミッション」を(影で)支えたエンジニアたち、彼らが行った作業(日常)は実に興味深いものでした。
目的地は3億km以上遠く、わずか長径500メートルほどの異形なイトカワ。あまりに小さく、辿り着くまでどんな形なのかも確かでない…。タッチダウンするためには、接近した後、撮影した画像から精密な3D地図を作り・どこか一点を選ばなければならない…。