hirax.net::Tech-logs

2010-01-08[n年前へ]

米カシオ、新EXILIM発表! 光学10倍ズームの超高速連写機が注目 

 米カシオ、新EXILIM発表! 光学10倍ズームの超高速連写機が注目

 カシオ計算機の米国現地法人は2010年1月6日(現地時間)、コンパクトデジカメ「EXILIM」シリーズの新製品を発表した。秒間40コマの超高速連写や秒間1000コマのハイスピードムービー機能を搭載した薄型高倍率ズームモデルを用意したのが目玉。撮影した画像をクレヨンや油絵風に仕上げる撮影モード「Art Shot Function」も新たに盛り込んだ。カシオ計算機の広報担当者によると、国内での販売も計画しているが、具体的な発売日や価格は未定とのこと。

2010-01-07[n年前へ]

GPGPUをWindowsでサポートする「DirectCompute」 

 GPGPUをWindowsでサポートする「DirectCompute」

 GPUの高機能化にともない、GPUをグラフィックス処理だけではなく、汎用プログラムを動かしてさまざまな処理をさせようというのが、「GPGPU」(General Purpose GPU)のコンセプトだ
 DirectComputeは、グラフィック中心のDirectXに統合した形で、GPUにプログラムとデータを送り込む仕組みを実現する。・・・そのため、GPUメーカーが異なったり世代が異なるGPUでも、同じコードのプログラムをさまざまなGPUで動かせる。
 ・・・DirectX 10世代のGPUでも、DirectComputeが利用できるようになった。・・・また、DirectComputeはWindows 7だけでなく、Windows Vistaでも利用できるようになった。

2010-01-06[n年前へ]

利用者(≠研究者)視点の信念が欠けた研究からはイノベーションの推進力になる技術は育たない。 

 国策スパコン、復活の意義を問う 「利用者視点の強い信念がなければ技術は育たない」から。タイトルを繰り返すなら、「活動資金は研究者にとって欠かせないが、利用者(≠研究者)視点の強い信念がなければイノベーションの推進力になる技術は育たない」という、非常に重要かつ現実的なひとこと。

 活動資金は研究者にとって欠かせないが、利用者視点の強い信念がなければイノベーションの推進力になる技術は育たない。むしろ、資金がないときの方が、資金に頼ることなく、新たな発想やアイデアが生まれることも多いと割り切って考えることも必要だろう。その上で、活動資金のことを考えるべきだ。

 一方で、若い研究者に研究費が集まりづらいという現実もある。何の研究がイノベーションの推進力になる技術かは誰も分からないことなのだから、こうした若い研究者も育てる視点から必要最低限の資金を提供することは、別途、考える必要があるだろう。

2010-01-05[n年前へ]

デジカメ「ミニチュアモード」「ジオラマモード」対決!? 

 最新デジカメ「ミニチュア(ジオラマ)モード」対決!

 最近のデジタルカメラの機能の中で、今注目を集めているのが「ミニチュアモード」や「ジオラマモード」などと呼ばれている機能だ。これは実際の風景をミニチュアのように撮る手法で…誰でも簡単にミニチュアのような写真を撮ることができる。
 そんなアーティスティックな画像処理機能を搭載した4機種を今回は比較してみたいと思う。

 ただ、ニコンのぼかさない部分の幅は少し狭すぎるかもしれない。全体で見渡してみると好みの範疇かもしれないが、E-P2とCX2のぼけ方はかなりシフトしたときの効果に似ているように思う(シフトの仕方によってもぼけ方は違ってくるので一概には言えないが)。

 撮影中に余裕があれば、CX2のように幅や位置を調整できる方がいいと思うが、時間が限られているときはD3000のように撮影後再生時に調整できるもののほうが安心できる。個人的にはぼけ始めがゆっくりしているE-P2が好みだ。

2010-01-04[n年前へ]

自由編集可能なFEM流体解析領域に「新春書き初め」をする!? 

 眺めるだけで、感心させられるやら、ワクワクさせられるやら、何と言っても、とても夢が広がる「新春FEM書き初め

 2010年への研究開発への決意を新たにするために,FEM(有限要素法)で書き初めを行いました.
 スケッチで自由に編集できる領域中で, 有限要素法を用いた流体解析を行いました.流体は非圧縮性ナビア・ストークス流体でRe=500ぐらいです.
 なんだか、こういったもの・こういったものを作りあげる人たちを眺めていると、アントニオ猪木 に、目の前で「元気ですかーっ! 元気があればーっ!何でもできるーっ!」と叫ばれたような心地になります。

2010-01-03[n年前へ]

2010-01-02[n年前へ]

製品化されつつあるコンピュータ・ビジョン技術動向 

 「新春特別企画 コンピュータ・ビジョンの業界動向

 もう一つ,私が大きな流れになってきたと感じているのが,これまでコンピュータ・ビジョンのR&Dに多大な投資を行ってきたIT系の大企業が,いよいよ本気で商品を世に出し始めたのではないかという点です。

 この分野の研究に多大な投資をしているIT企業というと例えば,Microsoft,Adobe,Googleが挙げられます。特に前の2社は,CVPRやICCV,SIGGRAPHといった世界トップクラスの国際会議に,毎回多くの研究を通しています。この3社が昨年,次々と驚くべき製品/サービスを発表しました。



2010-01-01[n年前へ]

「irbでmethods一覧が出せる」という「Rubyでwin32oleを使うアドバンテージ」 

 「Rubyでwin32oleを使う。

irb
require 'win32ole'
ie = WIN32OLE.new 'InternetExplorer.Application'
ie.ole_methods.map {|m| m.to_s}.sort
 irbでmethods一覧が出てくるので、MSDNの巨大ダンジョンを走り回らなくて良い。コレで、Windows(COM)プログラミングの速度が劇的に速くなると思う。

2009-12-31[n年前へ]

NEWS今昔物語 「Back to the Future」編 

 「NEWS今昔物語」は、5年ほど前にYukiWikiを介して編集者に渡し、さらに編集者の方の手直しを経て、公開していたものです。

 その元原稿の再公開作業を、昨日で終えることができました。ある程度自動でYukiWikiのバックアップ・データを自動変換処理はしたものの、やはり、少しの手直し作業が発生してしまいました。

 けれど、大晦日を前にしてようやく、このサイトにデータ統合させ、「NEWS今昔物語」という形で、このサイト上で公開させ終えることができました。

Roads? where we're goin'to, we don't need...roads.

2009-12-30[n年前へ]

NEWS今昔物語「野球シミュレーションとコーラの秘密」編 (初出2004年09月02日) 

5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと

 野球球団も時代につれ変わっていきます。この後、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、さらに、優勝争いをするに至る・・・という時の流れには、驚かされます。

(記事を書いた時の)ひとこと

  日本仮装大賞「ピンポン」芸をもとにした、日本発のアイデアによるペプシのCMを見たので、コーラに関する話題を選んでみた。。

野球チームの勝率シミュレーション

 今年のプロ野球はペナントレースの行方よりも、球団合併・1リーグ化の騒動や、livedoorが球団買収の名乗りをあげたりした、といったことの方が騒がしい。騒動の行方がどうなるかはわからないが、ペナントレースの行方に関しては、エンジニアお得意のデータ整理の勉強も兼ねて、回帰分析による野球チームの勝率シミュレーション(リンク先は.pptファイル)でもしてみると面白いかもしれない(自分でプロ野球のデータ分析をしてみようという場合にはプロ野球データ送信所のデータ・分析集が参考になる)。

 ちなみに、リンク先の解析結果の結果では、「野球の勝率は打率と防御率によってほぼ決まり、本塁打数にはよらない」ということで「手堅い攻守が何より一番有効」らしい。

「コーラを飲んだ時の脳内反応」と「コーラのトリビア」

 7月29日のThe Guardian で、人間の味覚中枢はペプシコーラを飲む時の方がコカコーラを飲む時よりも興奮し、コカコーラという名前を聞くと前頭葉が反応する、つまり、「ブランドイメージとしてコカコーラは強いが、人が美味しく感じるのはペプシコーラだ」ということを裏付けるfMRI(機能的磁気共鳴画像)を用いたMontague博士らによる研究報告が紹介された。かつて、ペプシが行った飲み比べコマーシャルの「ペプシチャレンジ(Pepsi Taste Challenge)を脳医学的に裏付ける話である。

 ちなみに、コーラと言えばこんなトリビアもある。人工甘味料は砂糖よりも何百倍も甘く、逆に言えば砂糖で味付けされたコーラと同じ甘さの人工甘味料コーラを作ろうと思えば、ずっと少ない(軽い)量ですむ。その結果、人工甘味料で味付けされたダイエット・コークは普通のコカコーラよりも軽いということになる。

 実際にコーラの缶は水に沈み、ダイエットコーラの缶が水に浮く、つまり「液体の中で浮き沈みが逆である画像」を眺めてみれば、きっと一瞬「へぇ~」と思うに違いない。