2014-06-20[n年前へ]
■「おっぱいの科学」と「夜の図書館での羞恥プレイ」
「予約されていた本が用意できたので、受け取りに来て下さい!」図書館から電話が掛かってきました。そう言われても「…予約した本…って何だっけ?」と、全くもって本の予約をした記憶もなくて、何のことだかチンプンカンプンわかりません。
今日の夕方に時間ができたので、夜の図書館に行き「予約した本が届いたということなんですが…」と女性司書さんに伝えました。…すると、コバヤシ(仮名)という名札を付けた司書さんは私が手渡した図書カードを受け取り・端末で確認した後に、「はい、確かに届いてますね」と言いつつ奥に行きました。
すぐに一冊の本を持ち・戻ってくると、「確かに、この本でよろしいでしょうか?」と私に微笑みかけてきます。…微笑みかける笑顔は、けれど結構ビミョーな微笑み方です。その直前まで裏返しにしていた本の表紙を、「確かに、この本でよろしいでしょうか?」と言いつつ(反転させて)イキナリ私に向けて尋ねます。
ビックリしたなもう…。夜の図書館で、女性司書のコバヤシさん(仮名)に「おっぱいの科学」を向けられて、「これがあなたの予約していた本ですよね、確かに」と尋ねられたのだもの。…そう言われてみれば、確かに「おっぱいの科学」という本を図書館で予約いたしました。けれど、それはもう何ヶ月も前のことで、しかも、なかなか本を手に取れそうに無かったため、すでに原著を入手し読んでしまった本なのです(「バストの径からバスト体積を求める方程式」と「スプートニック・ショック」)。
「おっぱいの科学」という本を教えて頂いた。…欲しい!けど高い(うぅ)と泣いてたらら図書館にあった。というわけで、 予約した。予約ということは、誰かが今読んでいる(誰だ!)。そして、私の前に予約者1人(これまた誰だ!)。早く読みたい!
8:34 PM - 28 Mar 2014
で、それはともかく、女性司書のコバヤシさん(仮名)が「確かに、この本でよろしいでしょうか?」と私に尋ねているわけで、「は・はい、確かにその本でよろしいようです」と鷹揚に・けれど震える声で私は答え、「おっぱいの科学(日本語版)」を借りたのです。
面白かったのが「スプートニック・ショックの頃、アメリカ合衆国がソヴィエト連邦に誇れる技術のひとつがブラジャー設計技術だ、と言われた」という一節
「バストの径からバスト体積を求める方程式」と「スプートニック・ショック」
そんな過剰な羞恥プレイを体験した後に、その後も図書館を長らく散策して、それ以外に借りる本を選びます。そして借し出しコーナーに行くと、またしても女性司書のコバヤシさん(仮名)が立つ窓口に案内されました。…けれど、実に幸運なことに、すでに私のことは忘れてるようで、ようやく「(かなり)ビミョーな表情」ではなくなっています(良かった!)。
そこで、鷹揚に「この本を借りたいのですが」と真面目な顔をしつつ5冊の本と図書カードを彼女に渡すと、コバヤシさん(仮名)はバーコードリーダーで私の図書カードを読み取り、端末画面に視線を走らせて、イキナリこう言います。「あと、一冊…本をお借りされているようで、合わせて計6冊になります」…はい、私は先ほどあなたから「おっぱいの科学」をお借りさせて頂きました。「その”あと一冊”の私が借りている本は、今さっきあなた=コバヤシさん(仮名)から借りた本になります。…その端末画面には、たぶん「私が借りてる本の書名が表示されているんですよね?「おっぱいの科学」という書名が、コバヤシさん(仮名)が眺めた画面に映し出されているんですよね?…うぅ。