2016-01-18[n年前へ]
■「坂本龍馬」の白黒写真を機械学習でカラフルに眺めてみよう!?
CNN(Convolution Neural Network)機械学習による自動彩色(Google発のtensorFlowで実装した Automatic Colorization)に、約150年前に撮影された江戸時代末期の土佐藩志士「坂本龍馬」の白黒写真を入力させてみました。その結果得られた画像は、カラフルで生き生きとした…けれど少し昔の青年の顔です。(添付画像は彩度を上げたもの)
色情報を全く含まないはずの白黒フィルムに焼き込まれた風景や人の姿を、今やカラフルに「それっぽく」眺めることも簡単な時代です。たとえば、歴史の教科書に載っていたような白黒写真で覚えた人たちや風景を、カラフルに眺めてみるのも面白いような気がします。
そしてまた、こうした機械学習による「自動彩色」の例を眺めていると(たとえば自動彩色した「七人の侍」など)、手作業で行う最適化の苦労なんて、もう20年近く前に終わったはずの20世紀に置いてこないとダメな過去の遺物なんだった…ということを強く意識させられます。
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