2012-10-12[n年前へ]
■100円で作る「コンパクトデジカメ用背面ルーペ・ファインダ」
背面液晶でしか画面を確認することができないカメラが増えています。しかし、老眼が入ってくると、そんなカメラは使いづらく、デジカメを手に持ち「前にならえ」のポーズを取らないと撮影画面を眺めることができなくなってしまいます。
そんな時に役立つ技が「デジカメの背面にファインダレンズを取り付けてしまう」というワザです。言い換えれば、画面を近くから大きく眺めるための専用老眼ルーペをデジカメの背面に取り付けてしまえば良い、というわけです(デジカメの「背面液晶が苦手な理由」と「背面液晶用フードファインダ」)。
今日は、100円ショップのダイソーで「折りたたみルーペ」を買って「コンパクトデジカメ用背面ルーペ・ファインダ」を作ってみることにしました。
「(折り畳みルーペの関節構造の理由から)デジカメ前面のレンズ前部に、ルーペ・ファインダーが折り畳まれる」という具合にして、折り畳みルーペをコンパクトデジカメに取り付けてみると、サイズを計ったかのようにピッタリジャストサイズにはまります。折りたためば薄型コンパクト、撮影・再生時にはルーペファインダーを広げると少し古道具風の雰囲気に満ちた小道具に早変わりします。使用時には背面に廻る巨大丸レンズが、折りたたみ時には360°移動して前面で存在感を主張するという素晴らしいデザインになっています。
(老眼が入ってきている)人に優しくないカメラしか売っていない…と困り・嘆いている方がいれば、100円玉(と消費税分の5円玉)を握りしめて100円ショップに走り、折りたたみルーペを買って、こんな具合で『100円で作る「コンパクトデジカメ用背面ルーペ・ファインダ」』を作ってみるのはいかがでしょうか。もしかしたら、あなた専用の「人(あなた)に優しい道具」を手に入れることができるかもしれません。