2009-06-09[n年前へ]
■「合コン」と「お食事会」と「脳科学」
「どうしたら良いのかわからない居心地の悪い場」というものがある。一例を挙げるなら、たとえば「お食事会」だ。かつては「合コン」と呼ばれていた催しも、最近では「お食事会」と呼ばれることが多いらしいが、そういった「お食事会」で、どうした良いのかがわからない・居心地の悪いオーラを感じたことがある人は多いと思う。美味しそうな食べ物を前にしながら、「どうしたら良いのかわからない」というのは、とても辛いものである。
これまで一番辛かった「お食事」は、東大柏キャンパスで、ある著名な脳科学者や、そのキャンパスの先生と食べた昼食だ。その一時間は、本当に長く、そして心から辛く・食事が美味しくなく感じた60分だった。
「意識の根源は、量子力学の波動方程式に行きつき・説明できると考えている」というような言葉を聞き、そして、その話に相槌を打つ大学の先生を見ながら、「会話をする情熱が湧かない何とも言いようのない居心地の悪さ」を感じたのだった。「お食事会」という場で、男のロマンを滔々(とうとう)と語られる女性は、もしかしたら同じような「居心地の悪さ」を感じるのだろうか。
そういった「何とも言いようのない居心地の悪さ」は、きっと、あの著名脳科学者なら解説できるに違いない。その説明を聞いたなら、なるほどそういうことか!と、一瞬で納得・体感できる「アハ体験」を味わえるかもしれない。もしかしたら、またもやあの「言葉にしようがない感じ」を味わうことになってしまうのかもしれないが・・・。
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