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2011-05-07[n年前へ]

リバーシブルな「A×B×A」という「やおい」の評価演算子 

 「”受け”と”攻め”の表記順」というタイトルのYahoo知恵袋での質問から。

 腐女子の「受け」「攻め」の表記って、一般的には「A(攻)×B(受)」ですよね。けれど、最近は「A×B×A」という表記も見かけます。これは一体どういう関係なんでしょうか…?どっちが「受け」でどっちが「攻め」なのかわかりません。
 「A×Bも可能だし、B×Aも可能だ」ということです。一般的にリバ(リバーシブル)と呼ばれるものです。表記的に「前者の関係」の方がメインで扱われる傾向が多いように思います。
(例)
 ■「A×B×A」→A×Bメインで、B×Aも扱う
 ■「B×A×B」→B×Aメインで、A×Bも扱う
 …なるほど、方角の呼び方とよく似ているんですね。たとえば「東と北の間だけれど、どちらかと言えば東寄り」を「東北東」と呼ぶような感じでしょうか。面白いくらい、言葉は進化していくものなのですね。
「福田X小泉と小泉X福田は全然意味が違うのー」
 何が何だか訳がわからない。じゃぁ、何か?小泉X福田だと小泉純一郎が総理大臣で福田康夫が官房長官だけど、福田X小泉だと福田康夫が総理大臣で小泉純一郎が官房長官になるとでも言うのか?政治の世界では、言う順番で総理大臣が決まるとでも言うのか?
「そう。ただ、ちょっと政治の世界とは違う世界かも〜。政界じゃなくて、やおい界ではー」

「やおい」の評価演算子

 あなたの身の回りにある「関係」をリバなやおいの評価演算子で示すなら、どんな例を挙げられますか?



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