2009-12-18[n年前へ]
■日々出会う分岐点に道しるべはない
「山際淳司―スポーツ・ノンフィクション傑作集成 」の「タマサブローのその後」から。
誰の人生にも分かれ道がある。分岐点というやつだ。しかしそれは奥深く分け入った山道で出会う(道しるべが立っていることが多い)分かれ道とは違う。
日々、生きているなかで出くわす分岐点には、当然のことだが、道しるべはない。そこで、やっかいなのだ。右へ行けば成功するのか、左に行けば可能性があるのか、誰にもわからない。ただいえることは、その場で立ち止まっていてはいけないということだ。立ち尽くし、考え込んでいても何も変わらない。
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