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2009-08-28[n年前へ]

自宅サーバ部屋で自ビール作り 

 自宅でサーバを運用している人は今はどのくらいいるのだろう。数年前に比べて、増えたのだろうか、それとも減っているのだろうか?今では、自分でサーバを立てなくても、楽に使うことができる各種サービス会社がたくさんあるから、人数ベースではわからないが、少なくとも、比率ベースでは、減少しているに違いない。

 自宅サーバを立てる醍醐味は、「自分の思うように動くものを作るためには、何をしなければならないかという知識を得ることができる」「思った通りに動かないため、動かす過程で色々な経験と苦労を味わえる」「最終的に、自分の思うように動くものを作ることができる」というあたりだろうか。

 サーバを動かす部屋は、夏でも25℃くらいの温度には保ってある。そして、冬でもそこそこ暖かい温度になっている。この温度を何か有効活用できないだろうか、といつも思う。夏は冷却用エアコンの電気代がもったいないし、一年中通して発熱を続けるPCの電気代だって、やはりもったいない。

 こんなことを考えた。サーバ部屋で、自ビールを作るのはどうだろうか?つまり、自宅サーバが置いてある部屋で、自宅ビールを作るのである。25℃くらいという「自宅サーバ室」の温度は、ビールを発酵させるのに ほど良い温度である ようだし、自分でビールを作るという作業自体も「自分の思うようなビールを作るためには、何をしなければならないかという知識を得ることができる」「思った通りのものができないため、試行錯誤する過程で多くの経験と苦労を味わえる」「最終的に、自分の思うような美味しいビールを作り・飲むことができる」という、まさに自宅サーバを動かす醍醐味と同じものがあるように思えるのである。

 「自宅サーバ部屋」を「自ビール工場」にしてしまうというのも面白いのではないだろうか。これこそ、まさに「自宅ビール・サーバ」かもしれない。



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