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2011-02-22[n年前へ]

誰かに何か伝える時、あなたはどんなことを考えますか?  share on Tumblr 

 「小学一年生に向けて、何か書いて下さい」と言われたら、あなたは一体何を書きますか? 「誰かに向けた言葉」…しかも、それが小学一年生に向けてなんて、そんな質問への答えは思いつかないと感じる人も多いかもしれません。

 次の一文は、西原理恵子が、小学館「小学一年生」の依頼を受けて書いた文字です。

「どこがわからないの」と先生は訊く。
「わからないところがわからない」この言い方が一番正しいとわかったのは、ずいぶん大人になってから。
 この実直な言葉を「小学一年生」に向けて投げかける生真面目な意思・誠実さと、そして無茶な不器用こそが西原理恵子の魅力です。

 二十世紀が終わり、もうすぐ次の二十一世紀が始まろうとする西暦2000年に、西原理恵子が小学一年生に向けて書いた文章は次の言葉で締めくくられます。

 私は、できる子の気持ちはわからないけど、できない子の気持ちはよくわかるので、できない子をできないまま育てるのは、きっと人よりうまいと思う。

 十年くらい前に、インターネットというメディアで何かを書こうとする時の心得として「見抜く目を最高にもった人を想定読者にするのが、このメディアを続けていくための秘訣でもあります」という言葉を、ある人から頂きました。

 その言葉は、とても腑に落ちる言葉であると同時に、完全に消化するまでにはとても時間がかかるだろう、そして、他の誰かにもお裾分けしたいと思う言葉です。

 誰かに何か伝える時、あなたはどんなことを考えますか?

2012-09-22[n年前へ]

「読む人の力をいつでも信じています」  share on Tumblr 

 『「読む人の力を信じる」という秘訣 』から。

 ずっと頭の中に残っている言葉のこれまた一つが、下の言葉です。言葉を書く上で、可能な限り他人(自分以外の人や未来の自分)に伝わるように的確に書く、というのは当たり前のことです。しかし、その当たり前のことをもちろん承知の上で、この秘訣をいつも頭の中に浮かべています。
 わたしは、読む人の力をいつでも信じています。そうでなかったら一行も書けません。また、見抜く目を最高に持った人を想定読者にするのが、このメディアを続けていくための秘訣でもあります。

「からーふぃくしょん」



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