2009-03-11[n年前へ]
■未来のシナリオ
「未来のたね ― これからの科学、これからの人間 」(とその紹介文)より。
著者は現在我々が享受している科学の力について、例を挙げながら易しく解説するとともに、科学の発展の可能性と、それによって未来の地球に何が起こるのかを具体的にイメージさせてくれる。そして、よりよい未来をつくるために今の我々に何ができるのかを考えさせてくれる。
本書が優れているのは、一見難しそうに見える科学の話を、科学嫌いの人でも楽しく読める物語にしている点だ。未来を担う子どもたちはもちろん、大人にもぜひとも読んでほしい。科学と未来を身近に感じ、自分の生活を見つめ直すきっかけを与えてくれる、楽しくてためになる1冊だ。(いわむらちえこ)
正確な未来予測というものはありえない。ぼくは…なにかのできごとが、歴史を根本的に変えてしまう可能性を物語っている。未来への道は無数にある。そのうちのたった一本の道だけが、結果として人類の未来になる。
「未来のたね ― これからの科学、これからの人間 」
(未来の知性が新しく発見する)発見(あるいは気づき)こそが、ぼくたちの未来をつぎつぎに変えていくんだ。それは、きみもきっとわかっていると思う。
「未来のたね ― これからの科学、これからの人間 」
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