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2011-03-12[n年前へ]

コンビニMFPが提供する「緊急情報」や「ハザード・マップ」 

 地震などで通常の交通手段が動かなくなり、テクテク町中を歩く時、都会のオアシスともなる存在のひとつがコンビニエンス・ストアだろう。トイレもあるし、食べ物も(種類を選ばなければ)あったりする。実に心強い存在だ。

 「情報」も張り出されていたりすると、非常時のコンビニエンス・ストアはもっと便利な存在になりそうだ。たとえば、セブンイレブンなどにはネットに接続されたマルチ・ファンクション・プリンタ(MFP)が設置されている。そのシステムを使って、交通機関運行情報や注意情報などをサーバーからの指示で自動印刷し、各コンビニはその「情報が書かれた紙」を店の外に張り出しておけば良いのである。

 一度印刷してしまえば、電光掲示板と違い電気も必要ないし、通常の設備を流用するだけだから、必要なコストもほとんどない。コンビニの場所に応じてカスタマイズされた情報を付加しておけば、たとえば、その辺りの地図や「お勧めの代替経路」でも追加してあると、さらに便利そうだ。線路沿いの道が意外にわかりにくい地域も多いから、道や次のコンビニ(オアシス)がわかるとばれば、不安も少しは軽減されるかもしれない。

 欲を言えば、A4サイズ1枚程度で良いから、オンデマンドの(その地域周辺にカスタマイズされた)ハザードマップ(ドキュメント)を印刷・配布していたりすると良さそうだ。



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