2010-10-01[n年前へ]
■海外版SIMロックフリーiPhone4をセットアップする
ふと、海外版のSimロックフリーiPhone4を買ってしまいました。買ったは良いのですが、まずは(初回起動時に)何でもいいからSIMカードを差し・アクティベーションをしてやらなければなりません。そこで、とりあえず、使っていないSIMカードをmicro SIMカードのサイズにハサミでチョキチョキ切って、iPhone4のアクティベーションをさせることにしました。
さっそく、SimカードをマイクロSIMカードの大きさに切りぬくための型紙(PDF)をダウンロードし、印刷した型紙の上にSIM両面テープで貼り付けます。そして、切るライン部分に包丁を強く押し当ててSimカードに「切り取り線」を形作った後に、ハサミでチョキチョキ切ってマイクロSIMカード・サイズにしてやります。
上の手順はとても単純なので、あっという間に「マイクロSIMカード」はできあがり、iPhone4にもピッタリ収まり、一発完動しました。カード切り取りの位置合わせと切り抜き作業を単純に行うことができるという、(切り取ったマイクロSIMカードをSIMカード・サイズに戻すことができるアタッチメント付きの)Micro SIM カッターもありますが、プリンターを持っている人であれば、ハサミでチョキチョキ切った方が簡単・確実なような気もします。プリンターがなくても、型紙PDFをUSBメモリなどに入れてセブン・イレブンに行けば、セブン・イレブンに置いてあるマルチ・コピー機を使って(1枚10円で)PDFを出力することもできます。また、SIMカードの素材・構造を考えると、ハサミで切った方が実は精度も出るし・確実に切ることができるような気もします。
さて、とりあえずアクティベーションはさせましたが、やはりiPhone4を普通に使うためのSIMカードも入手したくなります。そこで、オンラインで限定販売されている1ヶ月(30日)使い放題で税込2,980円ナリのb-microSIM BM-U300-1MMを買ってみることにしました。ニーキュッパという価格なら、気楽に「とりあえず使ってみる」ことができますし、使い心地が良さそうであれば、6ヶ月使い放題パッケージ(1万3400円) (Amazonで買う方が提供元サイトで買うよりもとてもオトクです)を買ってみるなり、継続パックを購入するなりしても良さそうです。さてさて、使い心地は一体どんな具合なのでしょうか。
2011-11-08[n年前へ]
■無料で配ってるtrue moveのSIMカードをiPhone4/3GSで使ってみた
チェンマイの空港の荷物受け取り場で、タイの通信業者のtrue moveが「無料Simカード」を配っていました。 「10MBまでの3G通信が無料だよ、それ以上使う時には、セブンイレブンなどでチャージしてね」というSimカードです。 もちろん、普通に電話をしたりSMSを送受信することも可能なSimです。「これは、便利そう」というわけで、早速使ってみることにしました。
私が開発用に使っているiPhoneは香港版のiPhone4なので、SIMロックはされておらず、自由にSIMカードを入れ替え・使うことができます。 しかし、iPhone 4ということは、使うことができるのは”マイクロSIMカード”です。 つまり、配っていた無料SIMカードとは大きさが異なります。
そこで、文具セットからハサミと安全ピンとカッターを取り出し、Simカットのオペ(手術)をしてみることにしました。 道具の説明をしておくと、安全ピンはSIMカードを取り出すために使い、カッターは切断線の目印=マーキングをするために使い、そして、ハサミはもちろんSimカードを切るため、に使います。
ちなみに、このtrue moveのSIM カードは、SIMの(引っ込んでいる部分)を結ぶようにカットすると、ちょうどマイクロSIMの大きさになります。 というわけで、そんな”目印”を頼りに線を引いた上で、ハサミでチョキチョキとSimカードを切ると、いともたやすくSIMカット手術が終わりました。
早速、カットしたSimを iPhone4 に差し込むと、右上にアンテナマークが立ち並ぶ横に”TRUE”と表示され、ネットワークに接続されました。ただし、iOS5 ではAPNなどの設定画面が表示されなかったので、iPhone構成ユーティリティでAPN/ユーザ名/パスワードを設定したプロファイルを作成し、iPhoneにインストールするとネットワーク接続できるようになり、"TRUE"の横に"3G"と表示されます。
また、(実は何枚も!?もらっていたSIMカードを)同じく開発用のiPhone3GSにも挿した上で、右手に持ったiPhone4から左手に持ったiPhone3GSへと(SIMカードにはもちろん電話番号が付いていますから)電話を掛けてみると、これも(使うことができる回数・長さの上限はすぐにきそうですが)普通に繋がり・右手と左手の間で通話をすることもできました。
というわけで、true move の無料SIMカード、これは結構使えそうです。そしてまた、 安全ピンとハサミは、いつも持ち歩いておくと便利です。 …お裁縫セットをいつでも持ち歩くヤツ、それは「お裁縫男子」ではなく、単なるオタク男である可能性も高いかもしれません。