2011-11-08[n年前へ]
■無料で配ってるtrue moveのSIMカードをiPhone4/3GSで使ってみた
チェンマイの空港の荷物受け取り場で、タイの通信業者のtrue moveが「無料Simカード」を配っていました。 「10MBまでの3G通信が無料だよ、それ以上使う時には、セブンイレブンなどでチャージしてね」というSimカードです。 もちろん、普通に電話をしたりSMSを送受信することも可能なSimです。「これは、便利そう」というわけで、早速使ってみることにしました。
私が開発用に使っているiPhoneは香港版のiPhone4なので、SIMロックはされておらず、自由にSIMカードを入れ替え・使うことができます。 しかし、iPhone 4ということは、使うことができるのは”マイクロSIMカード”です。 つまり、配っていた無料SIMカードとは大きさが異なります。
そこで、文具セットからハサミと安全ピンとカッターを取り出し、Simカットのオペ(手術)をしてみることにしました。 道具の説明をしておくと、安全ピンはSIMカードを取り出すために使い、カッターは切断線の目印=マーキングをするために使い、そして、ハサミはもちろんSimカードを切るため、に使います。
ちなみに、このtrue moveのSIM カードは、SIMの(引っ込んでいる部分)を結ぶようにカットすると、ちょうどマイクロSIMの大きさになります。 というわけで、そんな”目印”を頼りに線を引いた上で、ハサミでチョキチョキとSimカードを切ると、いともたやすくSIMカット手術が終わりました。
早速、カットしたSimを iPhone4 に差し込むと、右上にアンテナマークが立ち並ぶ横に”TRUE”と表示され、ネットワークに接続されました。ただし、iOS5 ではAPNなどの設定画面が表示されなかったので、iPhone構成ユーティリティでAPN/ユーザ名/パスワードを設定したプロファイルを作成し、iPhoneにインストールするとネットワーク接続できるようになり、"TRUE"の横に"3G"と表示されます。
また、(実は何枚も!?もらっていたSIMカードを)同じく開発用のiPhone3GSにも挿した上で、右手に持ったiPhone4から左手に持ったiPhone3GSへと(SIMカードにはもちろん電話番号が付いていますから)電話を掛けてみると、これも(使うことができる回数・長さの上限はすぐにきそうですが)普通に繋がり・右手と左手の間で通話をすることもできました。
というわけで、true move の無料SIMカード、これは結構使えそうです。そしてまた、 安全ピンとハサミは、いつも持ち歩いておくと便利です。 …お裁縫セットをいつでも持ち歩くヤツ、それは「お裁縫男子」ではなく、単なるオタク男である可能性も高いかもしれません。