2006-09-01[n年前へ]
■乳房検診シミュレータ etc.
「着用式乳房検診シミュレータ」「本当の私はもっと美人…!?」「チョットイヤ〜なデンソーの考え方」などが今日の「n年前へ」
デンソーのタイ子会社では組み立て工程の従業員として、あえて身長155㌢前後の女性を採用しているそうです。ほぼ同じ身長の従業員をそろえることで、生産効率の無駄を省こうという考えです。
■鉱石「波動エネルギー」の豊胸ブラと男性機能回復リング
台湾発の『鉱石から発生する波動エネルギーで乳腺の発達を促進し、理想のバストラインを手に入れることができる!』というバイオ・ブラ。コハク・メノウ・水晶・ヒスイなどから発される1秒間に29万9千回振動する「波動エネルギー」って…。
これを信じる女性がいるんだろうか?…と思ったけれど、「波動エネルギー」といえば、「驚異の拡散波動エネルギーが産み出される、驚異的パワーの画期的な次世代男性機能回復リング」なんていうものもあった。夜の波動砲という感じなんだろうか。
2006-09-02[n年前へ]
■音楽伝承・最良のキャリア教育
「かえるの合唱の謎・・・チャイコフスキー・小ロシアを巡って」「(USB接続の四つ折キーボード)Stowaway XT Portable Keyboard for USB」「3つのヒント」「川瀬巴水」
キャリアとは、轍(わだち)のことだ。轍が繋がり、そこに道が出来る。ただ、どんな道にせよ、共通するのは、途中で必ず迷うということだ。どちらに進んで行けば良いのか、わからない時がきっとあるだろう。
わかりやすい情報を提供しようと努力するのが悪いとは思わない。けれど、大学教育で本当に大切なのは、わからないということへのタフネスを身につけることに精力を注ぐことだと私は思う。それが、最良のキャリア教育であると、私は信じている。
2006-09-03[n年前へ]
■若年男性は微乳好き!? (中年≠巨乳好き)
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に男女別・年齢別の「理想のプロポーション」〜若年男性は微乳好き!?〜を書きました。ちなみに、男・女間の「理想のプロポーション数値」はこのグラフのようになりました(書き入れ忘れましたが、縦軸の単位はcmです)。
(下半身から太る現実を前にして)理想が現実に引き寄せられている…なんていう原因が思いつきます。
中年男性が巨乳好きだと考えるよりは、やはり若年男性が微乳きだと考える方が自然に思えます。
■「デジタル逆さめがね」
「デジタル逆さめがねを作ってみた。」「Sex in Video Games」「性交時における女性の喘ぎ声と “感じているふり(演技)”に関する研究」「(いつの間にか20年前の曲になっていた)なんだったんだ?!7Day's」
/DL
2006-09-04[n年前へ]
2006-09-05[n年前へ]
2006-09-06[n年前へ]
■西村経済学教授へのインタビューまとめ板書
先日行った、西村和雄 京都大学経済研究所教授へのインタビューの「まとめ」板書です。「選択と未来」「イノベーションのジレンマ」「(16才の頃)知っておきたかったこと」など、なかなか興味深い話が登場しています。
経済学インタビューは「全6回」ということで始まりました。全6回のうち、すでに3回文が公開されています。後は、すでにインタビューが終わっている第4回"感情で動いてる"友野先生、今回の第5回 西村和雄先生の次となる回でインタビュー自体を終えることになります(さらにもう一回だけ、まとめの回があります)。第2シーズンなんていうものもあったら良いな、と個人的には望んでいたりしますが、とりあえず、第6回目のインタビューはラストになるわけです。というわけで、最後は「希望学」の東大社会学研究所 玄田先生に話を聞きに行きたい、と思っています。
2006-09-07[n年前へ]
■「apple」「飲食店」「風俗店」
今日のn年前へは「appleのビデオ機能」や「飲食店」と「風俗店」の境界線などです。
2006-09-08[n年前へ]
■コンビニ廉価本 from hirax.net
先週末に「コンビニに並べる廉価本」の原稿校正をしていました。右の写真は、そのコンビニ本の「表紙候補」たちです(この中には採用版は入っていません)。特色を1色だけ使うために、それぞれ右上に貼り付けてあるDIC(大日本インキ化学工業)の色見本を参考に、どの色を使うかどうかを決めるわけですね。
■「会社は誰のものか」と「効率重視」
経済学インタビューをしていく中で、何回か「会社は誰のものなのでしょうか?」という質問をしました。いくつもの答えを聞きながら、私は「会社は株主のものなのかなぁ…」と感じていたのです。しかし、GRAPHICATION(グラフィケーション) No.146「特集:企業社会は今」を読み、その感覚や認識が変化したのです。
それは、その特集中にあった、佐藤俊樹氏の「会社人間をこえて」や奥村宏氏の「もっと株式会社について考えよう」などを読んだからです。
もし自分の犬が他人を噛んだら、所有者は相手の被害を償わなければならない。自分のものである以上、管理する責任があるからだ。所有するというのは、そういうことでもある。 ところが、会社法人が誰かに被害をあたえても、株主には賠償責任はない。…責任はとらないが自分のもの、なんて虫のいい話は資本主義の世界にはない。
佐藤俊樹 「会社人間をこえて」
会社が株主のものなら、公害事件などさまざまな不祥事の責任は株主がとるべきなのに、誰もとっていないでしょう?…株主は、会社が倒産すれば株がただの紙切れになるだけで、それ以上の責任は持たされていないんです。 だから、会社が株主のものだという議論は矛盾しているわけです。 株式会社制度がスタートしたとき一番問題になったのは、会社が潰れたとき誰が責任をとるのかということです。この「自分のものである以上、管理する責任があるからだ。所有するというのは、そういうことでもある」といった言葉などを読みながら、「会社は株主のもの」という納得がしづらくなった…というわけです。
奥村宏「もっと株式会社について考えよう」
ところで、経済学インタビューをするきっかけ自体がGRAPHICATION(グラフィケーション) の「特集:働き方を考える」中で書かれていた、「この世は不公平なものだが、それぞれが努力すればそれに見合ったものをみんなが得られるようになる社会をどうすれば実現できるだろう?ということを愚直なまでに考えるのが経済学だ」という石川経夫の言葉でした。前にも書きましたが、この雑誌は無料で購読することができます。また、購読申し込みをするとバックナンバーも送られてきたりしますから、購読していないという人は定期購読申し込みをしてみるのも良いと思います。実に質の高い記事を無料で読むことができる、という希少な雑誌です。
2006-09-09[n年前へ]
■G.ポリア著「いかにして問題をとくか」
G.ポリア著(柿内賢信訳)「いかにして問題をとくか」を読みました。数学の問題などを解く・答えを決定するために「どのように考えたら」よいかが、実例を示しながら簡潔に書かれていて、なかなか面白く読めました。そこで、そこに書かれていたことを、スライド1枚に(私なりの解釈で)まとめ直し、ここに貼り付けておきます。
読みながら、「わからないことは何なのか?」がちゃんとわかれば、つまり、「求めたいものを他の言葉で説明すること」ができさえすれば、問題を解くことは(多くの場合)できるのかもしれない、と思ったのです。
■ようやく納得「ヒューリスティクス」
「いかにして問題をとくか」を読んで、ようやく「ヒューリスティクス(発見的論法)」というものの意味がわかった気になりました。
この本は、発見的(heuristic)と呼ばれる研究に基づくものである。
論証的論法: AならばBであるとき、Bでなかった → Aは間違いである"経済は「感情」で動いている"友野典男 明治大学教授にお話を聞いた時、「ヒューリスティクス」という言葉が頻出しました。けれど、原稿にする際には、「ヒューリスティクス」という言葉は出さないことにしました。なぜかというと、インタビュー時および記事作成時に「ヒューリスティクス」という言葉を他の言葉で言い換えることができなかったからです。意味をはっきりさせられない言葉を使うのはちょっと…と感じ、「ヒューリスティクス」を削ってしまいました。だから、今の時点でインタビューと記事書きをやり直せば違う感じの言葉&話になったかもしれない、と少し残念に思いました。
発見的論法: AならばBであるとき、Bだった →Aは正しいらしい
ところで、次の「発見的(heuristic)」に関する60年前の言葉もなかなか面白いです。
この種の研究は今日ではあまり流行らないが、その過去は長いものであり、幾分かの将来性があるものといえよう。
"How to Solve It" George Polya@1945
2006-09-10[n年前へ]
■「希望と轍(わだち)」
from n年前へ.
思うに希望とは、もともと、あるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは、地上の道のようなものである。もともと、地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
■「これも経済学だ!」
中島隆信 著「これも経済学だ!」(ちくま新書)を読んだ。「これも経済学だ!」というタイトルが適切な第1章から第3章までは正直つまらなかった。あくまで、私の好みからすれば、実につまらない本だった。しかし、第4章・第5章は(私にとって)本当に濃く・素晴らしく良い本だった。第3章までの印象でゴミ箱に放ってしまわなくて、本当に良かった。
第4章・第5章を私が勝手に題するなら、「これが経済学だ!」だ。違うのは、「も」であるか「が」であるかだけだが、その1文字の違いがとても大きい。少なくとも、私という(経済学に疎い)読者からすると、文章の「本気」具合が違うように思える。第4章「世の中に『弱者』はいない」第5章「経済学は懐の深い学問」は本当に読んで良かった。
時代とともに弱者は変化していくため、ある時期に特定のグループに所属する人たちを弱者と認定しても、将来そうでなくなることがある。 第4章 世の中に『弱者』はいないその第4章・第5章における明らかなまでの文章の本気具合が腑に落ちたのは、この上までの文章を書き、今さっきamazonで(他の本に対する)書評を読んでからだ。第4章に対して非常に多くの参考文献が挙げられている理由・過程が、それでようやく(ほんの少し)理解できたような気がする。
経済学はどのような人間の行動もありのままに受け入れてくれる。なぜなら、人間の行動に合理性があるということが経済学の考え方の基本にあるからだ。 第5章 「経済学は懐の深い学問」
■livedoor Reader の動作がヘン
そういえば、livedoor Reader でこのページが見れない。いや、見れないわけではなくて、livedoor Reader上では、このページの最終更新日が17日前になっている。なぜだろう?結局、pingを送って更新させたが、10日分くらいの更新内容が反映されていないことになる。…そんなページが他にもたくさんあったりしたら、イヤンな感じだ。うーん。
2006-09-11[n年前へ]
2006-09-12[n年前へ]
■経済学インタビューの最終回は希望学
経済学インタビューの最終回は、東京大学社会科学研究所 「希望学プロジェクト」で知られる玄田有史 東大助教授にインタビューをさせて頂くことに決まりました。ありきたりかもしれませんが、経済学インタビューの最終回はつまり「希望」がテーマです。これまでの「満足」「価値」「魅力」「選択肢」「感情」「技術革新」といったことを聞いてきたつもりですが、その最後はやはり、「希望」です。
キャリアとは、轍(わだち)のことだ。轍が繋がり、そこに道が出来る。ただ、どんな道にせよ、共通するのは、途中で必ず迷うということだ。どちらに進んで行けば良いのか、わからない時がきっとあるだろう。大切なのは、わからないということへのタフネスを身につけることに精力を注ぐことだと私は思う。それが、最良のキャリア教育であると、私は信じている。 「3つ」のヒント 玄田ラジオ
思うに希望とは、もともと、あるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは、地上の道のようなものである。もともと、地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。 魯迅 竹内好 訳「故郷」
2006-09-13[n年前へ]
■「お金をたくさん持っている人が幸せですか?」
『行動経済学 経済は「感情」で動いている』の著者であり、行動経済学を研究されている明治大学情報コミュニケーション学部の友野典男教授にインタビューした記事が公開されました。題して、「お金をたくさん持っている人が幸せですか?」です。
「エンジニアの周りに女性が“少数”しかいない」ことを平林さんは懸念していますが、「少ない選択肢から自分で選ぶと満足感が高い」ことがわかったのでした。つまり、エンジニアは案外幸せをつかみやすいのかも。経済学って役に立ちますね!
2006-09-14[n年前へ]
■「文書を作ることができない症候群」
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女 に「文書を作ることができない症候群」を書きました。「"論理的に話を組み立て、適度な量・構成としてまとめる"ことをまずできるようになりたい!」と書いているくらいなので、「駄文の中のまさに駄文」を書いてみました。
2006-09-15[n年前へ]
■「ルートを外して、色んなものを眺めてみたい」
「ルートを外して、色んなものを眺めてみたい」 from n年前へ.
青春18切符のポスターに書かれた小さな式は、「旅は人を18歳の頃の気分にさせる。そして、それこそが - 人の根底- にあるものなのだ」という力強い言葉だと勝手に想像してみたのです。
■伊豆
30年前のアルバムを見る。先月眺めた景色と同じ景色を、その中に見た。30年前のいつかの「今日」に父や母が眺めた景色を、先月の「今日」眺めていたのだろうか。
2006-09-16[n年前へ]
■誰かが眺める景色
from n年前へ.
あなたは決められたある日のある瞬間、写真を一枚撮ります。あなたの知らない人も、世界のどこかで同じ瞬間に写真を撮っています。そんなたくさんの写真を集めて眺める企画です。 「写真瞬間コレクション」
同じ場所で同じ映画を見ても、必ず違う部分を見ているのと似ている。われわれは他人とまったく同じものを見ることができない。残念だが。 「お笑いパソコン日誌」
■どこか遠くで誰かが聴いてる音楽を聴く
他の国、U.S.AやU.K.以外の国の音楽を楽しめるのは、とても嬉しい。自分が生活している国とは別の、自分が生活することができない場所の音楽や文化を眺めることができるのは、切なくもあるけど、それでも、とても嬉しい。貼り付けてある音楽は、メキシコのPopデュオ Luの"Sera""Grita""DuElE"。
2006-09-20[n年前へ]
■「広重とゴッホ」「昨日と今日」
from n年前へ.
広重「名所江戸百景 大はし阿たけの夕立」から、三十年の時を経て、ゴッホが"Bridge in the Rain (after Hiroshige)"を 描く。その二枚の絵を同時に眺めることができる動画を作ってみた。 三十年の時間の違いも、江戸とパリの遠い距離も、モーフィングのアニメーションGIFではほんの一秒になる。
カムチャツカの若者がきりんの夢をみているときメキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
2006-09-22[n年前へ]
■Conscious Decision Making
西村和雄 教授にインタビューしたとき、「将来の選択肢は増やすべきだ」「選択肢が多いほど、人は満足し幸せになれる」という話を聞きました。それは、「選択肢が多いということは、人を必ずしも幸せにしないんじゃないか」という友野典男 教授の言葉とは正反対の言葉に聞こえます。この二つの言葉が頭の中をずっとグルグル回っているのです。
相反する選択肢が増えたとしても、選ぶことができる選択肢は一つです。それなのに、選択肢が増えるということは、「選べない選択肢」が増えてしまうということに思えてもしまいます。そんなことを20代前半のアメリカ人と話した時の板書が、今日見た景色です。「"Present"に生きていて、"Past"も"Future"も考えないようにしている」という彼が書いた板書が、今日見た景色です。
■「不幸との距離」「何かを書く理由」
鴻上尚史の「“祖国なき独立戦争”を楽しむために―ドン・キホーテのピアス〈10〉 (ドン・キホーテのピアス (10)) 」から。 from n年前へ.
問題は、その不幸な出来事を、ちゃんと距離を持って突き放せるかどうか、だけです。…不幸との距離は、書いていくことで生まれることが多いです。それは、日記と似ています。眠れない夜、日記を書くことで、かろうじて今日起こった出来事を整理できるのです。で、あんまり不幸だと、日記にさえ書けないのは、作品と同じです。 鴻上尚史 「「“祖国なき独立戦争”を楽しむために―ドン・キホーテのピアス〈10〉 (ドン・キホーテのピアス (10)) 」
2006-09-23[n年前へ]
■続:便器の中の角氷の秘密
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「続:便器の中の角氷の秘密 〜 大きな便は複数扱い 〜 」を書きました。
Youtubeなどを眺めたり、他国のページを眺めたりしていると、いろんな国の言葉を覚えたいなぁ…とつくづく思う今日この頃です。
2006-09-25[n年前へ]
■hirax.net@コンビニストア
技術評論社から出版された「史上最強科学のムダ知識」のコスト削減(カラーページや北朝鮮ネタ削減)&原稿修正し直しバージョンが、今度はコンビニストアで販売されます。今週辺りからローソンから店頭発売され、その後セブンイレブンなどに展開する…ということらしいです。それにしても、技術評論社の本もコンビニストアに並ぶ時代なんですねぇ…。
■「私たち自身」@みんなの意見
from n年前へ.
(私たちのイメージの中の)「テレビニュース」という言葉は、「私たち自身」という言葉と入れ替えることができるに違いない。
「テレビニュース」が世の中に与える影響は?
-> 悪い
「テレビニュース」は信用できる
-> No
「テレビニュース」はあなたの人生にとって
なくてはならないものですか?
-> Yes
2006-09-26[n年前へ]
■「夢」と「希望」
from n年前へ.
なぜ、日本人や韓国人は、他人に「将来の夢」を聞いたり、自分の夢を語ったりできるんでしょう?夢って、もっと具体的に考えるものではないんでしょうか?
夢と希望って何だろう?と思い、新明解をひく。すると、「夢」は「実現するかどうか判らないが、やりたいと思っていた事柄」で、「希望」は「よりよい状態を期待し、その実現を願うこと」となっていた。 「実現」と「期待」の違いなんだろか?それとも、「よりよい状態」が重要なんだろうか。
■「希望の希」は「希ガスの希」…?
先日、品川で「希望学」玄田有史教授への質問事項を考えていました。疲れていたせいか「世界は希望に満ち溢れていますよね(笑)」と言える気分でもなく、…しかし同時に「インタビューイが掲げるキャッチフレーズを否定する気分もちょっとねぇ…」と思いながら、言葉に詰まりながら編集者に私はこんな話をしていました。「希望の"希"って希ガスの"希"ですよね」「なんだか、"望みが叶う可能性が少ないことが希望だ"っていう気がしません?」「何だかどこかの実験室のチャンバーの中でしか見つけることができないようなものに思えません?」
希望とは、文字通りに読めば、希(まれ)にしか叶わない望みである
玄田有史 『希望学』
希:まれ・少ない・薄い(例:希少・希ガス・希薄)
希:乞い願う (例:希望・希求)
『新明解国語辞典』
2006-09-28[n年前へ]
■「綺麗なフォントレンダリング」と「想定ユーザ」
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「綺麗なフォントレンダリング」と「想定ユーザ」を書きました。スラッシュドットの「gdi++.dll」に関する記事を読んで、ふと感じたことを書いてみました。記事の冒頭に書いたように「この手の技術を嫌いというわけではない」というのも本当です。むしろ、「好き」と言っても良いかもしれません。ただ、下の引用文のように考えていることも、また本当です。
この手の技術は「想定ユーザが広くない場合に有効な技術で、一般的に使える技術ではない」というように捉えています。つまり、「想定ユーザを広く考えるような会社」であれば、容易には出しえない(出すべきでない)技術だと考えています。
2006-09-29[n年前へ]
■「今すぐ」って言ったら「今すぐ」なのに…!?
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「今すぐ」って言ったら「今すぐ」なのに…!? 〜 JRの券売機のインターフェース 〜 を書きました。それにしても…やっぱり(これからどんなものが生まれるのだろう?と考えると)「ワクワク楽しい気持ち」になりますね。
"ユーザー・インターフェースの神様(Japanese)"増井俊之さんにちなんで、今日は「ユーザー・インターフェースに関する愚痴」を書いてみることにします。