2000-09-10[n年前へ]
■目の周辺部の方がちらつきに敏感?
興味を惹かれるので調べてみる。from F & F掲示板。(リンク)
■直噴エンジンとメッサーシュミット
三菱のGDIエンジンの広告ではあたかも同社が世界ではじめて開発に成功したように表現しているのは、都合の悪いことは隠し自分を偉そうに見せる悪しき伝統の一例だ、と。直噴エンジンそのものは実は三菱が最初では無く、もともとはメッサーシュミットというドイツの戦闘機用エンジンで、その後、メルセデスがレース用で使用していた。「欠陥・自動車業界」高齋 正 論創社を読んでみるかな、と。 from 朝日新聞、と、プリウスのある光景。(リンク)
■「鳥のたたきが如何に素晴らしいか」
についての英語のレポートを書かなきゃいけないのだけれど、初めと真ん中とオチが上手くまとまりません。
■BELIEVE IT OR NOT
今日の写経。Believe it or not,I'm walking on air.(リンク)
2001-09-10[n年前へ]
■今日の書評
今日の朝日新聞夕刊。萩原博子、中沢孝夫、童門冬ニの三氏の書評。中沢氏の文章に納得し、童門氏の文章を思わず鼻でフフンと笑う。ちなみに、題材は「ファーストフードが世界を食いつくす」「ニッポンのコメ」「プロジェクトXリーダーたちの言葉」
「学資が安いという理由で東京大学工学部に入学」とか「男が惚れる男」なんて言葉が出てくるのでびっくりだ。お金があったらどの大学に入りたかったのだろうか。女が惚れるのとどう格が違うのだろうか。 by 中沢孝夫。
■今日見た景色 「台風は間近」
夜九時時過ぎ。勤務先の駐車場で。台風は間近。(リンク)
2002-09-10[n年前へ]
■いちにのリサーチ
とても単純なのだけれど、サイコーに面白い。「オッパイ星人」でクリック率99%、「スクール水着」でクリック率98%、「ヤング率」でクリック率85%なのである。これはつまり、今時の「ヤング率」を調べる大学生は、ほぼ確実に「ヤング率」との出会いがすなわち「オッパイ星人」との出会いなのである。うひひ。
from お笑いパソコン日誌(リンク)
2003-09-10[n年前へ]
■しかし、それはそうと…
「よりによって物理と鬱病のスレッドで物理の相談に答えることになるとは・・・」という言葉が少しほのぼの。
2004-09-10[n年前へ]
■「男と美女と旅に出る」三つのニュース
Tech総研で「男と美女と旅に出る」 三つのニュースが公開されています。このニュース中で、『「男の立ちション」は「的外れ」』に関しては、
> 大正時代くらいまでは、(女性が和装していたころは)
> 女性の「立ちション」も珍しくなかったらしいですね。
> たしか太宰の「斜陽」オープニングシーンが有名かと。
> 私は、やったことないのですが、お辞儀するようにして後ろに
> 飛ばすらしいです。
>
> ただし女らしいしぐさなのかというとそうではなくて、
> 野性的というかなんというか、やっぱり「男らしいしぐさ」
> なのでしょうね。
という情報もTech総研編集部内部から…。
うぅ。美女は「立ちション」なんかしちゃ、ダメだぁ。いや、違った「美女」でなくても何でなくても、「立ちション」は男の専売特許にしたい今日この頃だぁ…。
■「コーラの科学とナニワのおかん」
10月10日発行予定の大阪市立科学館 月会誌「うちゅう」に「コーラの科学とナニワのおかん」を書きました。大阪近辺で大阪市立科学館に行くような方がいらっしゃれば、大阪土産に買ってみるのも良いかもしれません。すでに月会誌「うちゅう」の読者の方には、お目汚しすみません。先にゴメンと謝っておきます。
■エッシャー風味のポスター集
エッシャー風味のポスター集. from B面
■「希望」=「地上の道」
思うに希望とは、もともとあるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。魯迅 竹内好 訳「故郷」 from 情熱日誌35
■エクスプローラ拡張Grep MiGrep
シェルエクステンションでエクスプローラにGrep機能追加。テキストファイルや、MS-WORD,MS-EXCELファイル内の文字列検索も可能。外部プログラム追加でさらなるフォーマット追加も。from 公開メモ帳(RandomNote)
2005-09-10[n年前へ]
■「ブラジャー大戦争」と「日本人と中国人の体型の違い」
Tech総研ブログに「ブラジャー大戦争」と「日本人と中国人の体型の違い」を書きました。「ブラ戦争」や「Bカップ騒動」という文字に目を惹かれる人は、読んでみると面白いかも…?
そういえば、この記事の挿絵に使った「科学のブラジャー」と言えば、先日実際に試作してみたわけです。…それにまつわる記憶は(面白い経験でもあったのですが)なかったことにしたい今日この頃です。
■30ルクスより明るいトイレは夜眠れなくなる!?
「飲食店」と「風俗店」の境界線に、「トイレの明るさが30ルクス以上の明るさだと、夜中にトイレに起きたときの覚醒度が高くなり、再度の入眠に時間がかかる」なんていう研究結果がコメントで紹介されています。確かに、夜ふとトイレへ行くとすごく明るく感じ、眠れなくなることがあります。…時間帯によって明るさを適切に変える照明器具って、色々便利そうですね。
車載テレビやカーナビの画面は「周囲光の明るさ」に応じた「適切な明るさ」に自動調整されることが多いわけですが、あんな感じの照明が多いと便利でしょうね。もしかしたら、東急ハンズや王様のアイデアに行けば、売っていそうな気もしますね。
2006-09-10[n年前へ]
■「希望と轍(わだち)」
from n年前へ.
思うに希望とは、もともと、あるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは、地上の道のようなものである。もともと、地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
■「これも経済学だ!」
中島隆信 著「これも経済学だ!」(ちくま新書)を読んだ。「これも経済学だ!」というタイトルが適切な第1章から第3章までは正直つまらなかった。あくまで、私の好みからすれば、実につまらない本だった。しかし、第4章・第5章は(私にとって)本当に濃く・素晴らしく良い本だった。第3章までの印象でゴミ箱に放ってしまわなくて、本当に良かった。
第4章・第5章を私が勝手に題するなら、「これが経済学だ!」だ。違うのは、「も」であるか「が」であるかだけだが、その1文字の違いがとても大きい。少なくとも、私という(経済学に疎い)読者からすると、文章の「本気」具合が違うように思える。第4章「世の中に『弱者』はいない」第5章「経済学は懐の深い学問」は本当に読んで良かった。
時代とともに弱者は変化していくため、ある時期に特定のグループに所属する人たちを弱者と認定しても、将来そうでなくなることがある。 第4章 世の中に『弱者』はいないその第4章・第5章における明らかなまでの文章の本気具合が腑に落ちたのは、この上までの文章を書き、今さっきamazonで(他の本に対する)書評を読んでからだ。第4章に対して非常に多くの参考文献が挙げられている理由・過程が、それでようやく(ほんの少し)理解できたような気がする。
経済学はどのような人間の行動もありのままに受け入れてくれる。なぜなら、人間の行動に合理性があるということが経済学の考え方の基本にあるからだ。 第5章 「経済学は懐の深い学問」
■livedoor Reader の動作がヘン
そういえば、livedoor Reader でこのページが見れない。いや、見れないわけではなくて、livedoor Reader上では、このページの最終更新日が17日前になっている。なぜだろう?結局、pingを送って更新させたが、10日分くらいの更新内容が反映されていないことになる。…そんなページが他にもたくさんあったりしたら、イヤンな感じだ。うーん。
2007-09-10[n年前へ]
■Railsと線路
「科学技術が世間に浸透するには20年かかる」と坂村健が言っていた。コンピュータもインターネットも、どんなものも人々の生活に広まるには20年かかる、と言っていた。
時代とともに弱者は変化していくため、ある時期に特定のグループに所属する人たちを弱者と認定しても、将来そうでなくなることがある。Ruby on Railsを触り始めて半年経った。「Railsって面白いですね」と言ったら、「そういえば一昨年くらいにRailsが流行りましたね」と言われたりもして、そんな言葉を背中の汗と共に聞きつつ、Railsを、楽しくいじってきた。
Rails をいじっていて、"Rest of us"として「良いな」と思ったのが、「簡単に遊べて、簡単に沼の深みに足を踏み出して行ける」という感じだった。もう少し言い換えると、「そこまでの筋道を全部ちゃんと作ってくれる」という感じだ。
たとえば、Rails で気楽にコードを書くと、JavaScriptまで本当に簡単に生成してくれる。JavaScript に対する苦手心に満ちあふれていた私にも、Rails はJavaScriptのコードを優しくちゃんと生成してくれる。
経済学はどのような人間の行動もありのままに受け入れてくれる。なぜなら、人間の行動に合理性があるということが経済学の考え方の基本にあるからだ。けれど、Rails のヘルパーやRJSが作ってくれるコードは、やりたいことには少しだけ足りない。やりたいことはできなかったりする。その「少しだけ足りないお手本のコード」に少しだけ付け足しをすると、やりたいことができるようになる。そして、少しだけJavaScriptへの苦手心とキライ心が減って、ヘルパーに頼る量が減っていく。
同じように、とても簡単に使うことができるActiveRecordは、SQLの世界へ近づく「少し足りない良いお手本」だ。
あの日描いた未来とは何か少し違ってるけどRails というレールは、Edgeな人たちだけでなくて、"Rest of us"な私たちにもいいのかも、とふと思う。最初の「レール」は敷いてもらった方が楽な私たちにこそ良いのかな、と思う。
思うに希望とは、もともと、あるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは、地上の道のようなものである。もともと、地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
2008-09-10[n年前へ]
■エルビス・プレスリーが「11人いる!?」
アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)がモチーフに使った"Elvis"を高速でパタパタ切り替える動画のようなものを以前見たことがあります。動画といっても滑らかなものではなくて、拙いパラパラマンがのような、動いているエルビスが幾重にも重なり合うようなものでした。だからこそ、その何人もの違う瞬間のエルビスが重なり会うようすが、見ていてとても楽しかったように思います。色々な表層的なイメージだけがただ重なっていくようすに、ただただ興味を惹かれた感じでした。
長い時間をかけて、アンディ・ウォーホルの"Elvis 11 times"を見ました。2m×10mくらいの大きさの"Elvis 11 times"を眺めると、エルビス・プレスリーが少なくとも11人並んでいます。「少なくとも」というのは、見る方向で違うエルビスが見えてくるので、「11人」というような風に正確に数えることは難しかったのです。
どういうことかというと、エルビスを描き出す模様がついた編み目が重なっていて、その立体構造が「見え方」に指向性を持たせているのです。背景となる銀色と模様を作る黒色とが見る方向次第で、互いに色が逆転して見えたりするのです。立体構造のために、黒色が銀色に隠蔽され見え方が変わったり、視点位置によって鏡面反射光の強度が黒色部分より銀色部分の方が弱く、黒色と銀色の見え方が反転して見えたりするのです。そのため、同じ場所でも見る方向によって違うエルビスが見えてきます。だから、大雑把に言うと「エルビスが11人いる」のですが、そこには実はもっと多くのエルビスが描かれていて、見る方向によって違う姿のエルビスたちが見えるのです。レンチキュラーレンズを貼り付けた立体写真のように、見る方向によって見える画像が違ってくるのです。
"Elvis 11 times" はどこから見るかによってその姿を変えるのです。人がどんな場所に立ってどこを見るかによって、違った姿が見えるのです。だから、単純な2次元には収まらない"Elvis 11 times"は、単純に一枚の写真に写し取ることはできないわけです。写真のシャッターを押したとして、そこに写る映像は、本物とはひどく異なる姿になってしまうわけです。そんなことがとても面白くて、"Elvis 11 times"をとても時間をかけて眺めてみたのです。
2009-09-10[n年前へ]
■「はてなスタイルシートを使えるJSLocalWiki」の動作画面例
「はてなスタイルシートを使えるJSLocalWiki」をダウンロードできるようにしたので、その動作画面、つまりCSSスタイルシートを切り替えた際の、JSLocalWiki改造版の動作画面をいくつか並べてみました。
並べて眺め、その時の「自分の好み・気分に合ったもの」を選んで使えば、小まめにWikiに記録をしてみようか、という気分になれそうに思えます。
そして、CSSを入れ替えたりしているうちに、JSLocalWikiにも手を入れ、動作も自分好みに変えていくようになったりするかもしれませんね。
2010-09-10[n年前へ]
■「無限」に足しあわされた「有限の世界」
「無限個の数字を足し合わせていった結果(和)が、意外なほどに小さな有限の数になる」ことを不思議だと感じない人は多いと思います。たとえば、A4サイズの紙を半分に折って、その半分をさらに折って、その半分をさらに折って・・・と、無限に折り続けても、その紙片の総和はたかだかA4サイズに過ぎません。「無限の個数を足し合わせても有限の大きさにしかならないこと」も別に不思議ではないし、「有限の大きさのものを切り分けて、無限の個数のものをつくることができる」のも、当たり前田のクラッカーだ、という感じ方です。
そういう人であっても、その「内容」次第で、第一印象でその内容を「自然」と感じるか「不思議」と感じるかは違うのではないでしょうか。たとえば、「アキレスと亀」のパラドクスを不思議だと感じる人もいます。その一方で、「無限個の時間を足し合わせた結果は、無限になることもあれば、有限になることもある。そして、この例の場合には和は有限になる」と自然に思う人であれば、この「アキレスと亀」の話には、特に興味を持たずに終わるかもしれません。
あるいは、「地点Aから地点Bへ移動するためには、まず地点Aと地点Bの中間地点Cに到達しなければならない。さらにCからBへ移動するためには、その中間地点を経なければならない。・・・ということを延々考えてみるならば、地点Aから地点Bまで移動するには無限の点を通過しなければならず、有限の時間で移動することは不可能である」という「内容」を、自然に納得し・あたまをひねってしまう人もいるでしょうし、その一方で、そのロジックを聞いて頭を左右に振る人も多そうです。
もしかしたら、初項a0,公比rの無限等比級数(等比数列の和)は「初項/(1-公比)」なのだから…と、いつでも、どんな問題に対しても常に同じような感覚を持つ人もいるかもしれません。
ところで、こんな問題ならどうでしょう。「手元にボールがあり、このボールは、衝突のたびに運動エネルギーの半分を失います。ためしに、手の高さ、1mの高さから、そのボールを落としてみることにします。すると、そのボールは地面に衝突し、運動エネルギーの半分を失い、50cmの高さまで到達したのちに、また地面にぶつかり(さらに運動エネルギーの半分を失い)・・・ということを考えるとき、そのボールは無限時間運動を続けるか、それとも、有限時間内に停止するか?」という問題です。
先ほどの式で示される有限時間でボールの運動エネルギーは消えてなくなると即答する人もいそうですし、もしかしたら、ボールの運動エネルギーは無限時間後までゼロになるわけがない、だからいつまでもボールは動き続けるに決まっていると断言する人もいそうです。
「無限」「有限」というものほど、感覚を裏切るものはないのかもしれません。私たちの世界はまさに「無限」だとも言えるかもしれませんし、それこそ「有限」だと感じることも多いかもしれません。無限の可能性もあることも真実ですし、それと同時に、その世界には有限の時間しかないことも、これまた事実です。
「無限」のはずの「有限の世界」を目の前にして、あなたはどんなことを考えるでしょうか?「無限」と「有限」とパラドクスを読んで、あなたの連想することは一体どんなことでしょうか。
2012-09-10[n年前へ]
■「神秘の中国海軍潜水艦」や「量子通信衛星」「日本女性のイメージ」
今週の「網博週報」ネタ も面白い。「神秘の中国海軍潜水艦」や「中国、2015年をめどに量子通信衛星の打ち上げを目指す」「外国人から見た日本女性のイメージ」など、楽しめる記事がてんこもり*。
*てんこ盛り(天こ盛り、てんこもり)とは、食器などに食べ物を堆く(うずたかく、盛り上がって高く)盛ること。また、その様子、その盛ったもの。山盛り、てこもりと同義。転じて(よくプラスイメージの)ものが豊富にある様子を「〜がてんこ盛り」と言ったりする。食べ物を普通より多く盛ることは大盛りという
スラッシュドットの「過去最長143kmでの量子テレポーテーション実験に成功、衛星通信も視野に」といった記事を読んだら、「中国なんか、再来年の2015には量子通信衛星の打ち上げ目指してるだぜ!?ワイルドだろ~!?」と言ってみよう!
2013-09-10[n年前へ]
■Yahoo!雨雲ズームレーダの天気情報を取得してみよう!?
東京近辺の降雨状況情報提供サイトの定番と言えば、「東京あめっしゅ」です。細かな地域毎・時間毎に降雨変化を知る事ができて、その推移を眺めることもできて、実に便利です。…そんな東京あめっしゅよりも、Yahoo!雨雲ズームレーダの方が良い・面白い、という話を聞いたので、早速使ってみることにしました。
Yahoo! デベロッパーネットワークトップ > YOLP(地図) > 気象情報API から、アプリケーションIDを登録した上で、気象情報APIのリクエストURLに「気象情報を知りたい緯度・経度」を投げると、過去・現在・未来(予報)の気象情報が返されます。たとえば、Mathematicaでこんなコードを書くと、気象情報が入ったXMLを得ることができて、
data = Import[ "http://weather.olp.yahooapis.jp/v1/place?coordinates=hoge, "XML"]そのXMLをパースすると、たとえば下のような(横軸が時間=分、縦軸が降雨量を示した)降雨量推移・予測グラフを描くことができます。5〜10分刻みの(過去の)降雨量推移や、あるいは未来の予報を知ることができるなら、日々刻々の私たちの判断も、それに応じて(ほんの少しだけ)最適化されていくかもしれないですね。
2014-09-10[n年前へ]
■特殊カメラ撮影で、ルノワール描く「ルグラン嬢」の鮮やかな色や表面で反射する光のさまを眺めてみよう!?
最近、自動回転する偏光フィルタが備え付けられた自作カメラを持ち歩いて、物体の表面内部から染み出る色と表面で反射する光を振り分ける(一風変わった)写真を撮っています。今日は、その変なカメラで、自作米国フィラデルフィア美術館に飾られている絵画群を撮影してみました。
下に並べた画像は、ルノワールの「ルグラン嬢の肖像("Portrait of Mademoiselle Legrand")」を、撮影画像例(偏光フィルタが回転してる際に撮影された20枚程度の画像群の1枚です)・内部拡散色画像例・表面反射画像例色・合成画像例(自動回転偏光フィルタ付きカメラ手持ち撮影による)です。
油絵具の表面で数パーセントから数十パーセントも反射する照明光の映り込みを取り除いた 内部拡散色を眺めた画像は、色鮮やかな(描いた画家ですら眺めることがなかったかもしれない)色を映していて、とても綺麗に見えるものです。そして、表面で反射する光の量が多い箇所は、油絵の具を多く塗り重ねた箇所(色)であったりして、キャンバスの凹凸や筆のマチエールを、少し想像させたりします。
というわけで、今日は、ルノワールが描く柔らかく丸みを帯びた女の子の油絵を、自動回転する偏光フィルタが備え付けられた自作カメラで撮影・解析してみました。