2004-10-11[n年前へ]
■国内発売・家庭用ビデオゲーム機究極年表(1975〜2004)
国内発売・家庭用ビデオゲーム機究極年表(1975〜2004). from マイコンのページ
The Dot Eaters - Classic Video Game Historyも良い感じ。そういえば、「テレビゲームとデジタル科学展」は今日で終了した。先週、北千住へ行く前に見に行ったが、「ワクワクする感じ」も「プロジェクトXのように思わず涙が出てしまいそうな懐かしい感じ」もさほど受けなかった。特設展でなく、通常の「体験コーナー」の方が遙かに面白かったのは少し残念。「子どもから中高年まで、すべての人が楽しめるに違いない」と思っていたのだけれど…。
とはいえ、スペースインベーダーの作者西角氏が書いた手書きのフローチャートを見たのは面白かったかも。その時は、思わず頭の中で中島みゆきが流れたかも。もう少し、ワクワクさせたり、しみじみさせたりして欲しかったかも。
2004-12-09[n年前へ]
■頭と性格と体力
寺田寅彦の「科学者とあたま」を読むと、やはり藤原正彦を思い出す。危険な曲がり角や○×を志す人の性格条件/プログラミングと体力というような話だが、このエッセイを読んだことがない人は一読してみるのも面白いかも。知らない人は少ないと思うが念のために書くと、数学者である藤原正彦は父が「銀嶺の人」を書いた新田次郎であり(気象庁勤務時代に富士山レーダー建設に携わり、プロジェクトX 第一回の主人公にもなっている)、母が「流れる星は生きている」を書いた藤原ていである。
2006-05-27[n年前へ]
■プロジェクトX風プレゼン
疲れて頭が回らなくなってきたので、気分転換に「プロジェクトX風プレゼン・テンプレートファイル」を作ってみる。プレゼン中盤までは比較的ありがちなストーリーだと思うのだが、中盤から後半は普通は無理だろうなぁ。むしろ、序盤よりもっと悲惨なのが一般的だろうなぁ。テレビに出てくる「最後にはちゃんとわかってくれる人たち」ばかりでもないだろうし…。
2010-02-16[n年前へ]
■「コンドーム」開発秘話に涙しろ (初出:2006年08月11日)
昼休みに外を散歩していると、ゴム風船のようなものが落ちていました。男性のアレにつけるゴム風船、つまりは、コンドームが落ちていたのです。箱根の山中というロマンチック?な場所柄、そんなグッズが転がっていることもよくあります。
ダッチワイフの下半身部分だけが転がっていたこともありますが(最初は死体かと思ってビックリした)、さすがにゴム人形と対面したのは一度だけです。
コンドームと言えば、コンドームの代名詞ともなっているオカモト株式会社(オカモトコンドーム)が自社WEBサイトに掲載している「世界最高品質のコンドーム開発秘話~40ミクロンの壁を突破せよ!~」は必見です(2010年現在では、下記の本でしか読むことはできません)。「栄光なき挑戦者たち~NHKには絶対できないもうひとつのプロジェクトX~」という本に収録もされている文章で、一見"プロジェクトX"のパロディに見えるタイトルです。しかし、内容はパロディどころか、本家"プロジェクトX"を遥かに超えていて、ちょっと眺め始めた途端、
という第一章から、初めてコンドームを吉原の遊廓に持っていったときのことだった。それを見て、吉原のお姐さんはウンザリした表情でこう言った。「使えば、オソソ(陰部)が傷つく。使わなければ梅毒で鼻がもげる。さてさて、どっちを選ぶべきか。ま、どっちを選んでも地獄だわねえ」
という最終章まで、とても真剣に読んでしまうだろうと思います。今日、世界に冠たる日本の製造業は、中国やインドなどの猛追で喘いでいる。トップメーカーは相次いで外国に生産拠点を移し、産業の空洞化も懸念されている。文部科学省は日本人の創造性を高めようと、「ゆとり教育」を導入した。
会社は、そこで働く者すべてのもの。経営者も従業員より偉い存在ではない。ただ社長は企業の方向性を考える役割を与えられているだけ。
そういえば、以前八方尾根スキー場で「ポシェットの落とし物が届きました。男性向けのデザインで、はオカモトさんが中に入っています。心当たりの方は、案内所までお越し下さい」というアナウンスを聞いたことがあります。
「ポシェットに人が入ってるの?」と誰もが一瞬首を傾げた後、「あぁ!(コンドームか!)」と周りで失笑・爆笑が起こりました。まさに、「考えオチ」です。オカモトさんの持ち主は、あの後どうしたんでしょうか。