2010-02-23[n年前へ]
■特許抵触検証のために(CPUの)X線透視や内部コード解析をしてみよう!?
「コピー品」から。
某自動車メーカのT社は某電機メーカのT社にECU用のCPUを作らせた。表向きはオリジナルCPUで、8ビット、同期バスでROMを内蔵していた。私はある自動車メーカの依頼でそのECUを解析する事になった。まずはCPUを調べる。X線で透視してI/O端子の当たりを付け、外部ROMモードがある事をつかむ。
何故解析をするのかというと、一つは特許の問題だ。制御アルゴリズムなどの特許は、実際のコードを見ないとハッキリ解らない場合がある。ギリギリ特許に抵触しないように設計するためには相手のECUの中身を見る必要があるという事だ。
現在でも同様の解析がコスト的に可能かどうかはわからないが、(検証性を問われがちな)制御アルゴリズムの特許を書こうとする人には、とても興味深く・楽しめる話かもしれない。
2010-08-11[n年前へ]
■「自動車アセスメント」で「車の安全性」を眺めよう!?
自動車選びをしようとする時、「この車じゃなきゃダメだ」という強い思いがない場合には、独立行政法人自動車事故対策機構が行っている「実車衝突試験に基づく車種別衝突安全性評価」の結果、つまり、いわゆる「自動車アセスメント」の結果(試験結果一覧表・最新分)を眺めてみると良いかもしれません。
たとえば、衝突時に車に乗っている人にかかる頸部せん断荷重【kN】や、頸部引張荷重【kN】や、頸部伸展モーメント【Nm】…車種毎(ごと)のそんなさまざまな数値を眺めたり、
さらに、グラフを作って眺めてみると、結構ハマります。たとえば、下に張り付けたグラフは、2009年度の衝突安全性能試験結果一覧表から作った、車種毎(ごと)の「胸部変位【mm】」と「頸部 伸展モーメント【Nm】」を示しています。
もちろん、自動車アセスメントにはいろんな数値が入っていますから、数値に惹かれるタイプの人ならば、他の色んな数値もあわせて眺め・比べてみたくなるのではないか、と思います。そして、その数値が有意なものなのか、そうでないのか、あるいは、その数値の違いを生み出しているのは車のどんな違いなのかに思いを巡らせてみたくなるかもしれません。
ちなみに、下に示した「胸部変位【mm】」も「頸部 伸展モーメント【Nm】」も、数値が小さい方が「乗員へのショックが小さい」ということになります。
2012-05-13[n年前へ]
■高速道路を突っ走る(定員4人の)三輪車が実在する!?
学生の可能性を可能にするポータルサイト ワンダーノーツに『 高速道路を突っ走る(定員4人の)三輪車が実在する!?』を書きました。
高速道路を突っ走る(定員4人の)三輪車は実在します。 タイの街を縦横無尽に(しかも結構高速に)走り回るトゥクトゥクに乗り、オープンエアーな風を受けつつ、日本の街を走ってみるのはいかがでしょう?