2010-01-22[n年前へ]
■Tera TermをRuby(や他の言語から)強引に操作する方法
「Tera Termマクロ活用入門(2):リモートマシンを自在に操作する」を読んだ。ちょうど、Tera Term のマクロ機能の使い方や、どのように使われているかを知りたかったところだったので、とても参考になった。
「Tera Term」はWindows 向けのターミナルエミュレータとして有名だが、マクロ機能を利用することでネットワーク経由でサーバーやネットワーク機器を自動制御するためのツールとしても利用できる。今回は、ネットワーク経由でLinuxサーバーを制御したり、Windowsのバッチファイルと連携させて使用する例を紹介しよう。
Tera Termの自動制御というと、「アプリケーション間を繋ぐRubyスクリプトを作るには?」で行ったテクニックを使っても、Tera Termを自動制御することができる。多量のテキストデータを高速にやりとりするような用途には使うことができないが、そうでない場合には、「アプリケーション間を繋ぐRubyスクリプトを作るには?」で書いた方法でRuby(や他の言語からも同様に)Tera Termを操作することができる。
Tera Termから、ログファイルを吐き出すようにしておいて(Fileメニュー→Logメニュー)、その内容を随時外部スクリプトから読み込んで、Tera Termを操作してやれば良い、という手順である。そうすれば、Tera Termの送受信内容に応じた動作をRuby(や他の言語)を使って行わせることができる。つまり、Tera termのマクロを自分が使い慣れているスクリプト言語などを使って書くことができる、というわけである。
「Tera Termのマクロではできそうにないこと」がある時には、そんな強引な外部言語を使った、強引マイウェイなTera Term操作(マクロ)テクニックもある。
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