2009-07-21[n年前へ]
■宇宙から地球を眺める「ひまわり」が写す月影と雲の川
7/22の日食時を、宇宙から人工衛星「ひまわり」が撮影した動画・画像が不思議に気持ち良い。特に、動画で時系列的に眺めていると、太陽に照らされた地球の上を動く雲や、あるいは、太陽と月が描き出す「月の影」が地球表面を動いていくようすを眺めていると、「精巧で科学の粋を詰め込んだ地球儀」を見つめているような心地になる。
月の影は、もちろん幻想的だ。その月の影の中は、一瞬のうちに夕焼けから夜の闇、そして朝焼けの瞬間を迎えているのかと思うと、とても不思議な気持ちになる。
そして、月の影だけでなく、東南アジアから日本列島を過ぎ、アリューシャン列島から遥かアラスカの方まで雲が流れ過ぎていくさまも、実に小気味良く見える。その雲の流れは、あるで、小さな川の流れのようだ。
…と、そんな感想だけを書き連ねていても今一つつまらない。そこで、少し見にくい「月の影(静止画)」を、もう少し見やすいように加工処理してみた。それが、右上の画像だ。日本列島を覆うほどの「月影」が実に不思議だ。
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