2009-09-17[n年前へ]
■さよなら・レンタル・サーバ
9月末で、hirax.net用のレンタル・サーバを解約します。といっても、すでに先月半ばから自前サーバにDNSは移行させていましたので、実際にはすでにサーバ移行がされている状態です。
ある程度不安定でも構わない(時折落ちていても構わない)WEBサーバは自前サーバで運用し、安定でないと困るメールサーバはGoogle Appsを使い(MXレコードをGoogle Appsのものに変え)、hirax.netを動かしています。
昨日、『レンタルサーバを「捨てる技術」』という記事を読みました。
ここのところ、レンタルサーバや自宅サーバはつくづく「レガシー」だよなと思うようになりました。我々は普段、何の気なしにレンタルサーバや自宅サーバにデータをロックインしていますが、そのたびに次から次へと提供される新しいサービスを利用する機会を無意識に失っていっているのではないか、こうしたサーバに支払う対価以上に機会の喪失という対価を支払っているのではないか、そんな疑念が頭をもたげてきたのです。まだ、今の段階では、「レガシーな自宅サーバ」を捨てることはできそうにありません。けれど、とりあえず「レンタル・サーバ」は捨てました。・・・とはいえ、それが一歩前進なのか、実は後退だったりするのかはよくわかりません。
「サーバ買ったり借りたりしたら負けかなと思う」
さて、「ある程度不安定でも構わない(時折落ちていても構わない)」と思っていたWEBサーバですが、想像以上に不安定になりました。そこで、今日はhttpdの監視&再起動プログラムをRubyで書き、動かし始めました。明日からはもう少し安定してくれると良いなと思いつつ、これまで長年サーバとして動いてくれたレンタル・サーバ・マシンに感謝する今日この頃です。
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