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2014-05-29[n年前へ]

「はやぶさ2と日本の宇宙開発」 

 春頃、JAXAのさまざまな方々にお話を伺う機会がありました。その時に伺ったお話の一部を、眺めることができるようになりました

 たとえば、つくばのJAXA(旧NASDA)で日本のロケット開発に携わり続けた中村参与、長らく日本の固体燃料ロケットであるμロケット(旧ISAS)の開発を行っていた的川先生、次世代赤外線天文衛星スピカの中川先生…そういった先生が話された言葉を、少し眺めてみると、とても興味深いと思います。

 こうした本にしては少し変じゃない?と些細な違和感を感じさせる部分、こうしたムック書籍には全くもって不要に思える部分を、そここそを楽しんで頂ければ幸いです。

 米デルタ・ロケット技術が使われたN-1ロケットから、純国産技術で作られたH-Ⅱロケットを経て、こうのとりを打ち上げる最新のH-ⅡBロケットに至るまで、すべての成功は失敗に支えられている。

JAXA 中村参与
 H-IIBロケットのプロジェクトマネージャだった中村富久氏のお話を伺う機会があった。正直に、とても心動かされ・学ぶことが多かった。氏の手帳の最終頁には、「H−2A6号機失敗の教訓」という調査部会の報告が見返し続けるために貼られてた。

7:29 PM - 14 Apr 2014
 未来の日本のために、未来を作り出していくこどもたちのために、こどもに科学を「教える」ではなく「感じ取らせる」ことがとても大切だと思う。

糸川研究室の最後の大学院生でもあるJAXA的川名誉教授
 中身がわからない「ブラックボックス」が好きでなく、自分でコントロールしたい欲望がある。いかに目的に合い(特化し)・簡単に実現するかを、自分なりに追求している。座右の銘は、千利休の「人の行く、裏に道あり花の山。いずれを行くも、散る前に行け」

次世代赤外線天文衛星スピカの中川教授。



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