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2011-10-10[n年前へ]

初恋相手までの距離は30cm 

 あなたの初恋の相手はどんな人でしょうか。…たとえば、初恋相手の名字はどんな名前でしょうか?

 私の初恋相手は名字が「は行」で始まる人でした。それが一体どういうことかというと、学校の教室には五十音順で男女の机が並べられ・2つの机ごとにくっつけられていて、名字が「は」行で始まる「”ひ”らばやし」くんは、隣の人(机を並べている人)を好きになったのでした。実に単純です。

 世界は広く、数十億人の人たちが地球の上で暮らしています。世界も・地球も広大です。しかし、こと「初恋相手までの距離」となると、実は意外に狭いのではないでしょうか?たとえば、私のような「机を隣り合わせた相手に生まれて初めての恋をする」といった単純明快近視眼的な人だって多いのではないかと思います。

 なにしろ、人気マンガ「タッチ」の主人公兄弟たちだって、幼なじみのお隣さん(浅倉南ちゃん)が初恋の相手でした。…そんなマンガの主人公たちそと同じように、向こう三軒両隣な「ご近所さんのお隣さん」が初恋相手だという人も、無視できない数いるのではないか、と想像します。

 初恋相手の名前を思い浮かべてみれば、「五十音で同じ行(列?)だったりする人の比率が有意に高い」のではないでしょうか?たとえば、あなたとあなたの初恋相手を思い浮かべると、実は五十音が近かったり=出席番号順が近かったり、あるいは、身長順が近かったりするということもあるかもしれません。 五十音順とか、身長順とか、(平安時代なら)いろは順とか…そんな「ルール」に従った距離が近い辺りで初恋が生まれていたりすることもあるのではないでしょうか。

 今日立てた仮説は、「日本では、自分の名字と初恋相手の名字の五十音には(田舎の名字比率を考慮しても)相関がある」というものです。それは、初恋相手までの距離は意外なほどに手近かであるという「初恋相手までの距離は30cmの法則」です。(…その30cmが無限に遠かったりするんですけど、ね)



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