2009-09-01[n年前へ]
■哲学をすること
永井均「マンガは哲学する (岩波現代文庫)」の「あとがき」から。
世の中にすでに公認されている問題に置いて一方の側に立ってしまいがちな人は、それがどのような問題で、どちらの側に立つのであれ、哲学をすることはまず不可能である。
哲学は、他にだれもその存在を感知しない新たな問題をひとりで感知し、だれも知らない対立の一方の側にひとりで立ってひとりで闘うことだからである。
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永井均「マンガは哲学する (岩波現代文庫)」の「あとがき」から。
世の中にすでに公認されている問題に置いて一方の側に立ってしまいがちな人は、それがどのような問題で、どちらの側に立つのであれ、哲学をすることはまず不可能である。
哲学は、他にだれもその存在を感知しない新たな問題をひとりで感知し、だれも知らない対立の一方の側にひとりで立ってひとりで闘うことだからである。