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2010-11-11[n年前へ]

「ひとりよがりの書法をとらないでもらいたい」 

 岩城 宏之 「楽譜の風景 (岩波新書) 」から。

 演奏者という人間を媒体とした曲を書く以上、ひとりよがりの書法をとらないでもらいたい。うまく演奏家という動物を使うべきである。自分の表現したいことを、能率良く、無駄なく演奏家に伝える方法を常に考えてほしい。見やすい、わかりやすい方法で書いた方が自分のために得なのだ。

 ほとんどすべての場合、ありとあらゆるコード記法、ありとあらゆる記述法に、このアドバイスは当てはまるのだろうか、と思ったりするのです。



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