2011-02-06[n年前へ]
■街で見かけた「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」
「街を流れる川に架かる7つの橋を、一筆書き状にすべて渡り、(どこでも良いから)スタート地点に戻ってくることができるか?」というのは、オイラーが解いた「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」です。ケーニヒスベルクというのは、今はカリーニングラードと呼ばれるバルト海沿いにあるロシアの街です。
この「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」は、私たちの住む街にも、実はたくさんあったりするものです。たとえば、今日頂いた「街で見かけたケーニヒスベルクの橋渡り問題」が下の写真です。看板に描かれた川と、その川にかかる橋群は、まさに「ケーニヒスベルクの問題」です。「鉄道専用らしき橋を渡ることができるとしたら」とか「鉄道専用橋は渡ることができないとしたら」という風に、条件を変えながら眺めてみても面白そうな、そんな「ケーニヒスベルクの看板」に見えます。
あなたの街にも、きっと「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」がどこかに隠れているはずです。今日頂いた「ケーニヒスベルクの問題」看板のように、あなたが見つけた、そんな風景(写真)「理系の散歩道」をお裾分けして頂けたら、心からうれしく思います。
2013-09-22[n年前へ]
■玉川上水や野火止用水周りの「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」
「川で隔てられた土地を、一筆書き状にすべて渡り、そしてスタート地点に戻ってくることができるか?」という「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」は、普段眺める街の中にもたくさん溢れています。…というわけで、今日見た「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」は、西武新宿線花小金井駅の南口で見かけた、玉川上水や野火止用水周りの橋渡り問題です。
橋が無数にあって、最短でもハーフマラソン分の距離を走らないといけない…という、超ハードな「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」が今日見た景色です。