2011-11-03[n年前へ]
■水流が増すチャオプラヤ川を攻める「バンコクの渡し船」が「峠の走り屋」並に凄い!!
洪水被害がなかなかおさまらないタイのチャオプラヤ川は、通常は、バンコク近辺では時速2km程度で流れていますが、今は川の流れは時速6km程度と(結構驚くほど)速くなっています。
そのチャオプラヤ川の両岸を往復している渡し船(クロスリバーボート)が、はたから眺めるならエキサイティングに、もしも自分が乗るなら実にスリリングな感じで、川面をグリグリと「攻め気味」に運行しています。
下の動画は、まるで峠道を車で攻めるローリング族が、愛車を横に滑らせつつカーブを走り抜けていくかのように、水が溢れるバンコクのチャオプラヤ川で、船を横に倒しながら橋桁の鼻先を通り抜けていく、バンコクの攻める「渡し船」です。(上の画像は10倍強の「早回し」をした動画で、下の動画”1分10秒辺りからご覧下さい”は通常速度で下流側から撮影したものです)
今の時期にバンコクに行く人がいたならば、チャオプラヤ川の「”ローリング”渡し船」に乗ってみるのはいかがでしょう。50年に一度?の川の流れが速い今しかできない「コース取り」を楽しむことができす。
渡し船(クロスリバーボート)は、BTS「サパーン・タクシン」駅のすぐ横から乗ることができて、往復しても約10円ナリ、今一番推しの超お勧めエンターテイメントです。
2012-10-08[n年前へ]
■バンコク Bang Kachao(バーンガチャオ)へ自転車に乗って行ってみよう
バンコクを航空写真で眺めると、バンコク中心部から南東部に巨大な自然が広がっていることに気づきます。右の写真はバンコク中心部の航空写真ですが、右下(南東)部分に広く「みどり」が広がっていることがわかります。
その場所、数十年昔から緑保全が行われている領域、チャオプラヤ川に四方を囲まれたBang Kachao(バーンガチャオ)と呼ばれる場所に自転車を持って行ってみました。
Bang Kachao(バーンガチャオ)へ行くのに一番楽な(簡単過ぎるくらいの)方法は、バンコク中心部から地下鉄に乗って数駅のKhlong Toei駅で降り、RAMA Ⅳ通りからNA RANONG通りを経て、SUNTHON KOSA通りからKasen Rat通りに入り船着き場(突き当たりの港の右、セブンイレブン・寺院を右に見つつその先にあります)から渡し船に乗るという行き方です。この道のりで横断歩道を活用すると「道を横断する必要すらない」というお気楽・超安全コースです。自転車で走れば、(Khlong Toei駅から船着き場まで)実質10分弱くらいのアプローチ・コースです。
渡し船は”人+自転車”で20バーツで、人が普通に活動するような時間帯にならいつでも船着き場から、「向こう岸に行きたい」と言えば(意思表示すれば)船に乗って川を渡ることができるのです。しかも、この船が極限まで水面への近さを感じさせてくれる小さいボートで、この船に乗ってチャオプラヤを渡るということだけでも、かなり魅力を感じさせてくれます。
また、Bang Kachao側の船着き場にはレンタサイクル(確か1時間50バーツで・1日100~200バーツくらいだったと思います)もあるので、他の乗り物に乗って船着き場まで行き・船に乗って川を渡ってから、自転車を借りて乗るのも良いかもしれません。
そして、山手線に囲まれた領域と同じくらいの面積の「緑の領域」は、樹木に覆われ水面上を縦横無尽に走る木製の道や、森の中を真っ直ぐ伸びる舗装道路が走っていて、ゆっくり走るような自転車の乗って散策すると、なんだかとても素敵です。