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2010-10-21[n年前へ]

「関連Amazonタグ」と「関連プロダクト」 

 このページには、「関連Amazonタグ」と「関連プロダクト」を表示する広告を貼付けています。ブタさん貯金箱にその広告収入を入れ、ブタさんがお腹いっぱいになったらサーバマシンを入れ替える、という具合に使っています。

 右に貼付けたのは、今の瞬間に表示されていた「関連Amazonタグ」です。多少の違いはありますが、「関連プロダクト」の方も同じような内容が表示されています。画像処理や信号処理キーワードが並ぶ中、少し趣が異なるキーワードがたまに顔を出す、という具合です。

 他のBlogなどの場合には、一体、どんなキーワードが表示されているものでしょうか。そういったBlogに書いてあることをじっくり読むことはあっても、広告用キーワード自体をじっくりと眺めたことは、なかったような気がします。内容自体を楽しんだ後、同時に表示されている広告キーワードを眺めてみるのも面白いかもしれません。

「関連Amazonタグ」と「関連プロダクト」






2011-05-22[n年前へ]

「童貞喪失機会問題」と「ページランク (PageRank) 」 

 「異性間(時には同性間の)評価」ということを主題にした「恋と童貞 2号」の「童貞喪失機会問題に関する試論」を読みながら感じたのは、「結局、これはページランク (PageRank) が対象とする問題とよく似ている」ということでした。

 女性の評価対象は、大きく分けて二つある。当該男性からの情報発信と当該男性の評判である。…当該男性の評判は、個々人の当該男性に対する評価の集合であると感柄れる。つまり評価は、入れ子構造となっていることが想定される。

岩城僚介「童貞喪失機会問題に関する試論」

 任意のページに対して「興味ある、と思えるか・欲しいと考えられるか」を決めるページランク(PageRank)アルゴリズムは、任意の人に対して「興味を感じられるか」という量を算出しようとする「童貞喪失機会問題」と同様の問題を抱えるように思えます。

 「興味あるページ」が人次第・状況次第でそれぞれ違うように、「興味ある相手」も人・状況次第で違ます。だから、人・状況次第で情報(ページ)や人の重要さは異なるのに、それを「同じものさし」で計ろうとすると無理が生じます。だから、たとえばソーシャルブックマークサイトを(必ずしも平均的な好みでない人が)眺めたとき「欲しいと思える情報がなかなか見つからない」と感じたりします。

 Facebook や Twitterが人を繋げようとするアルゴリズムを試行錯誤していたりする中で、重要さや価値というものが「人次第・状況次第で違う」ということに対応したアルゴリズムはいつ当たり前のものとして登場するのでしょうか。



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