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2001-08-04[n年前へ]

11人いる! 

 三原順の単行本を探しに行って、本屋で文庫本を買った。あと、糸井重里の新書も。

2004-01-02[n年前へ]

11人いる! 

 偶然、少し前にいくつかのキーワードとそれにまつわるエトセトラを眺めながら、ふと「11人いる!」を思い出していました。

宇宙大学への入学のための最終試験は、見ず知らずの(しかも文化背景の全く違う色々な星から集まった)10人が集まって一定期間を同じ宇宙船で過ごすというものだった。そして、試験会場の宇宙船へ着いてみると、10人のハズが1人増えていた!閉ざされた場所での集団生活、その中に入りこんできた異分子によって広がる…(略)
宇宙はつねに変化に満ちている概念が通用しない場合もある常に異端の11人目が存在するようなものだ

2008-05-28[n年前へ]

『専門家11人に「経済学」を聞く! 』と『11人いる!』 

 私個人の感覚としては、『理系サラリーマン専門家11人に「経済学」を聞く!』の「11人に聞く!」というタイトルは、萩尾望都のSF漫画「11人いる!」の暗黙的なパロディです。

 小島寛之先生に、「10人の経済学者がいれば、11個の経済学説がある」という話を聞きました。その時、ふと「11人いる!」を思い出しました。あの話は「ロケットに乗ったのは10人のはずなのに、なぜか11人いる!」という話でした。「11人いる!」の結末は、「宇宙では思ってもいないことが起きる。必ず想定外のことが起きる。そんな時にどうするかが宇宙では重要だ」という感じだったように思います。

 宇宙大学への入学のための試験会場の宇宙船へ着いてみると、10人のハズが1人増えていた!

 そんなことを、玄田有史先生に話を聞いた時にも、感じました。上の言葉の「宇宙」を「人生」に置き直したら、玄田先生が語る言葉に近いように感じたのです。あえて書いてしまえば、それは、「人生では思ってもいないことが起きる。必ず想定外のことが人生では起きる。 そんな時にどうするかを知ることが、本来の人生教育だ」というような具合です。

 というわけで、経済学者が「11人いる!」と気づいた時に、何だかちょっと面白く・そして何故か当然のようにも感じたのです。

 宇宙はつねに変化に満ちている概念が通用しない場合もある常に異端の11人目が存在するようなものだ。



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