2010-05-14[n年前へ]
■アイルビーバック(10)
夜遅く、猥雑で笑えて、毒があって苦い番組をやっていて、その味が魅力的で毎週見るようになった。それが、TRICKだった。主演の仲間由紀恵は惹かれ、その仲間由紀恵を「微乳ネタ」でからかう前原一輝演じる刑事「石原」からも目が離せなかった。
夜遅く、警部補 矢部謙三のエンドロールで、野際陽子の上を流れていく「前原一輝」の名前を見ながら、石原刑事を見る。矢部謙三の後で動きまわる、前原一輝演じる刑事「石原」を眺める。
「兄(あに)ぃ、兄(あに)ぃ」
「ついてくんなって言うとんやろ」
エンドロールに流れるそれぞれの名前には、TRICKに関わった年数が、書かれている。あぁ、TRICKを一番最初に観たときから、もう十年が経っているのか。
「先輩~、そろそろ、矢部さんのもとに帰ってきて下さいよぉ」
「わしは、みんなの思い出ん中で生きれれば
それでええんじゃよぉ」
「グッドラック、じゃけぇ」
TORIKU (youtube)
2017-05-30[n年前へ]
■機械学習による姿勢推定openposeで「妄撮カメラ iOS版(ネイティブアプリ)」を作ってみる!?
10日くらい前、機械学習により画像に写る人体の姿勢を推定するアルゴリズム(コード)のopenposeを使い、画像に写る人の衣服を妄想的に脱がす画像処理ソフトを作ってみました(ディープラーニングによる姿勢推定openposeで「男子の夢な(衣服の下を透視する)妄撮カメラ」を作ってみよう!?)。そして、先週末は、そのソフトをiPhoneから自由自在に使うことができるように(カメラを備えたクライアントiPhone側と機械学習や画像処理を行うサーバ側双方の)Pythonコードを書いてみました(ディープラーニング姿勢推定openposeで「妄撮カメラ iOS版」を作ってみる!?)。
書いたPythonコードはここに置いておきます。下記2ファイルのうち、前者がサーバ側ファイルで、後者がiOSアプリたるPythonistaコードです。前者は jupyter notebook ファイルなので、jupyterからコードを実行すると、8080ポートでopenposeを使った妄撮(姿勢推定・類似姿勢検索・画像合成)サービスが起動します。そして、後者がiOS上で動くPython(Pythonista)で実装した、妄撮サーバ機能を使うことができるカメラアプリコードです。
- boysCamera.ipynb.20170530
- boysCamera.py.20170530
とはいえ、これだけでは先週末に書いたコードをアップロードしただけ…ということになってしまうので、今日はPythonistaコードをiOS用ネイティブアプリケーションにする方法についても書いておきます。
まずは、Pythonista用のXcodeプロジェクトをダウンロードします。そして、プロジェクト中の main.py に自分が書いたiOS用Python(Pythonista)コードを貼り付けます。そして、Xcodeでプロジェクトをビルドした上で、ビルドされたアプリケーションをiOSデバイスに転送すると、iOSデバイス上でネイティブアプリケーションとして妄撮カメラを使うことができるようになります。
…というわけで、ネイティブにビルドした妄撮カメラアプリケーションを使って、中二男子大好きな妄想撮影をしてみたようすが、下に貼り付けた動画です。深夜ドラマだった懐かしの「トリック」主人公の姿さえ、透撮できてしまうことに驚きます。
試してみると強烈に実感しますが、現実世界と妄想世界を(中二男子的に)重ね合わせる「妄撮カメラ」アプリケーションは、実に強烈なMR/ARアプリケーションです。…こうしたアプリケーション、ライセンス的に誰もが使用可能なデータベースやソフトウェアコードを書けば、(中二男子に限って言えば)世界を変えるキラーアプリケーションになるかも!と思ったり思わなかったりします。