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2015-05-04[n年前へ]

高さ35cm以下の小便器を保証しようとする日本は「世界一の小便バリアフリー王国」かもしれない。 

 高さ35cm以下の小便器を保証しようとする日本は「世界一の小便バリアフリー王国」かもしれない を書きました。

 日本は実に低身長男性(の小便)に優しいバリアフリー国家です。なぜかというと、日本では、かつては「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる 特定建築物の建築の促進に関する法律(ハートビル法)」により、そして現在では「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)」により、小便受け口の高さが 35cm以下(低リップ)の壁備え付け小便器を少なくとも建物にひとつ以上・できれば各階にひとつ以上備え付けるようにすることが、( 多数の人が利用する建物では少なくとも努力義務として、また大規模であれば義務として)定められているからです。
 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令(平成十八年十二月八日政令第三百七十九号)

第十四条  不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用する便所を設ける場合には、そのうち一以上(男子用及び女子用の区別があるときは、それぞれ一以上)は、次に掲げるものでなければならない。

2  不特定かつ多数の者が利用し、又は主として高齢者、障害者等が利用する男子用小便器のある便所を設ける場合には、そのうち一以上に、床置式の小便器、壁掛式の小便器(受け口の高さが三十五センチメートル以下のものに限る。)その他これらに類する小便器を一以上設けなければならない。

高さ35cm以下の小便器を保証しようとする日本は「世界一の小便バリアフリー王国」かもしれない。








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