2004-09-13[n年前へ]
■ 硝子(しょうこ)のストーリー
硝子(しょうこ)のストーリー.「あなたの知らない硝子がいます」
硝子(しょうこ)は友人の千香から、「硝子って透明って感じ。時々、いるかいないかわからなくなる」と言われる。心の中で、「私はちゃんといるよ」と呟く。」
2008-12-12[n年前へ]
■「サングラス」と「サーモグラフィ」
温度分布を映し出す「サーモグラフィ/サーモカメラ」を作って、色んなものを撮影してみたいとよく思います。電子機器の発熱分布を見てみたいとも思いますし、ふだん眺めている景色を温度分布として眺めてみたいとも思います。あるいは、目の前にいる人の顔を温度分布として眺めてみたいなと、ふと思ったりすることがあります。
赤面した人の顔をサーモカメラで眺めてみたら、自分の目で眺めるのと同じように、やはり熱を発しているように見えるのだろうかとか、そんなことをふと考えたりします。
サーモカメラが映し出す人の顔を眺めていると、メガネをかけた人たちがみなサングラスをかけているように見えることに気がつかされました。サーモカメラが温度推定に用いる遠赤外線をプラスチックやガラスはほとんど透過させないので、サーモカメラでメガネをかけた人の顔を撮影すると、メガネの部部分がサングラスさながらに暗く映るのです。だから、メガネをかけた人をサーモカメラで写すと、みなサングラスをかけているように見えます。
もしも、メガネをかけて赤面した人をサーモカメラで撮影してみたら、サングラスを掛けた赤いタコのように見えるのかもしれません。温度分布を映し出す「サーモグラフィ/サーモカメラ」を作って、色んなものを撮影してみたいとよく思います。
2012-04-25[n年前へ]
■割れたiPhoneディスプレイに「セルラ・オートマトンの芸術」を見る!?
街中で、iPhone4を落とした。左手をスルリと抜けだし、クルリクルリと回転しつつ、iPhone4は空中にダイブした。無重力状態を十分堪能した後、iPhoneはコンクリートの上に見事に画面を這いつくばらせるように着地して、ガラスが割れた。
その割れ目を眺めてみると、これが雪崩や砂の割れ目実験結果のようで、何というか実に美しい。直線的に伸びる亀裂の途中から、新たな亀裂が伸びていく。その亀裂は、綺麗に二等辺三角形を描き、全体として絶妙なピラミッド模様を形作っている。…セルラ・オートマトンが描き出す「進展模様」をも連想させ、科学美術館のようで、これは実に美しい。
iPhoneが、コンクリートの上にぶつかった瞬間、一体、どんな応力が生じ、どんな破壊の進展があったのだろうか?