2011-04-13[n年前へ]
■お手軽「地震検知器」を作ってみよう!?
東日本では地震が続いています。地震があまりに頻繁に起き続けると、「今世界が揺れているように感じるのは、地震のせいなのか、それともめまいのせいなのか?」といったことがわからなくなります。揺れに鈍感になる一方で、その逆に、小さな揺れをも敏感に感じ取る気持ちが育ってきますし、さらに船酔いのような変なめまいも続き、これは一体地震なのか・それともめまいなのか?と悩んでしまうのです。
そんな時には、「地震検知器」を作るのがお勧めです。身の回りにある輪ゴムやヒモを切り、その先にクリップなどの重りになるものを取り付けて、さらに周りの空気流の影響を受けないように(たとえばエアコンや送風機といった空調の影響)、その重り付きのヒモ(ゴム)をペットボトルの中に(フタを閉めるときにヒモの先を挟むなどして)ぶらさげるのです。
この地震計は、こんな風に動きます。「地震」がもし起きたなら、揺れるペットボトルに対して「中の重り」はそれまでと同じ動きをしようとしますから、ペットボトルに対して中の「ヒモ&重り」が相対的に揺れ動きます。それに対して、あなたが「めまい」を感じたとしても、ペットボトルの中の重りはそのめまいと全く関係がないわけで、ペットボトルの中のヒモや重りはピクリともしないハズ…というわけで、「地震」と「めまい」の区別がつくわけです。余震酔いに悩む人は、ダマされたと思って簡単お手軽工作をしてみるのも、お勧めかと思います。
せっかく「地震計」を作るなら、お手本写真のようにあなたがデザインした「ラベル」でも作って・貼ってみれば、なんと、あなただけのおしゃれな地震計を手に入れることができます。
透明なペットボトルとヒモ(のようなもの)と重りになるものを探して・手に入れ、紙に「地震計」とでもラクガキしてペットボトルに貼り付けてみれば、あなただけのデスクトップ地震計のできあがり、です。 余震が続く中「めまいと地震」を区別しかねているのなら、息抜きにこんな工作をしてみれば、少し楽しくなるかもしれません。